横須賀線武蔵小杉駅正規連絡通路のはつり作業と掘削作業
横須賀線武蔵小杉駅の正規連絡通路の工事が続いていますが、
そのうち、連絡通路とホームを接続するエスカレーターの設置に
あたっての「はつり作業」が完了し、掘削作業に移行しています。
■横須賀線武蔵小杉駅ホームの工事中エスカレーター
正規連絡通路の工事については2010/5/6エントリでも取り上げま
したが、これが完成するとホーム北端のエスカレーターで南武線
への連絡通路と行き来が可能となります。
これによって乗り換えにあたっての南武線との距離が100m短縮
されるもので、現在よりも利便性が向上することになります。
■従来の掲示 「はつり作業中」
この工事進捗については、ホーム側の工事現場外壁の掲示で確認
することができます。これは開業直後のもので、「はつり作業中」と
いう文字が見えますね。
「はつり作業」とは何かしら、ということで調べてみると、「建設工事
現場においてコンクリートを削って穴を開ける、重機を伴わない作業
のこと」だそうです。
既存の設備製品を建造物に設置する際に、大体の場合は設備製品
に合わせてコンクリートを削ることになるようです。つまり、今回の
工事においては、エスカレーターに合わせてホーム下のコンクリー
トを削っていた、ということですね。
■2010年6月23日の掲示 「はつり作業中」が抹消
そして、これは2010年6月23日に撮影したものですが、以前からの
「はつり作業中」の文字がテープで抹消されていました。この時点に
おいて、「はつり作業」が完了していたようです。
■2010年6月25日の掲示 「掘削作業中」
そしてその2日後、6月25日には掲示が完全に新しいものに差し替
えられ、「掘削作業中」となりました。
■掘削によりホームと連絡通路のトンネルが開通
工事中の部分を上から覗いてみると、一部ではありますが、もう
下の連絡通路とつながるトンネルが開通していました。
写真でも、トンネルの下に地上からの自然光が当たっているのが
確認できます。
ここを現在鋭意掘削中ということで、所定のスペースが確保できた
のちに通路の外壁やエスカレーターの設置工事が進められていく
のでしょう。
これまでにもお伝えしておりますとおり、この連絡通路の完成は
2011年3月頃とされております。工事期間は9ヶ月ほどを残して
おり、まだまだ多くの工事手順が残されているものと思います。
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