東急武蔵小杉駅の10両編成対応ホーム延伸工事
現在、東急武蔵小杉駅において、10両編成対応のためのホーム
拡張工事が行われています。
■東急電鉄 東横線渋谷~横浜間改良工事
http://www.tokyu.co.jp/railway/railway/east/pr/sby_ykhm.html
事業全体については上記ウェブページに記載がありますが、東横
線では2012年度を目標に東京メトロ副都心線との相互直通運転を
予定しています。
現在東横線は8両編成で運行していますが、東京メトロ副都心線
(東武東上線・西武池袋線直通)からの直通運転として、10両編成
の優等列車の運行を予定しています。
この直通運転のために東横線も10両編成に対応する必要があり、
10両編成が停車する特急・通勤特急・急行停車駅についてホーム
の延伸を進めているわけです。
■東急武蔵小杉駅ガード下のホーム延伸工事
しかしながら、直通運行開始が2012年度ということもあり、駅を利用
されている方にとっては、これまでのところホームの延伸工事をして
いるような印象はあまりないのではないでしょうか。
パッと見でわかるところでは、以前より東急武蔵小杉駅北側のガード
下が壁で覆われ、工事が行われています。
■ホーム延伸工事の予定表
■軌道階平面図
このガード下には、ホーム延伸工事の予定表が掲示されており、
工事の図面と、直近のスケジュールを確認することができます。
■ホーム北端
先ほどのガード下の真上が、ちょうどこのホーム北端(新丸子側)に
なっていまして、この先が延伸部分となります。
■ホーム延伸部分
■新設されたホームの土台
ホームの北端から前方を見てみると、ホームの延伸部分が確認
できます。足元には新設された高架線の土台も見えますが、これが
ガード下で工事をしていたものではないかと思います。
しかし、ホームの先端は結構狭くなるようですね。自由が丘駅の
10両編成対応もホームの先端は狭くなっていますが、ホームの
幅を維持しようとするとかなり手のかかる工事になってしまうように
思います。
このあたりは、スペースの問題でやむを得ないということなので
しょうね。
東横線の急行以上停車駅において、ホーム拡張工事はこれから
まだまだ続きますが、東急武蔵小杉駅では、今後2層の駅ビルも
建設されることになります。
ホーム拡張と駅ビル工事が平行して進められることとなり、「完成
した新・武蔵小杉駅」となるまでは駅全体が工事続きとなりそう
です。
【関連リンク】
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