武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

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2010年
10月08日

東急武蔵小杉駅の10両編成対応ホーム延伸工事

hatsushimo.gif

現在、東急武蔵小杉駅において、10両編成対応のためのホーム
拡張工事
が行われています。

■東急電鉄 東横線渋谷~横浜間改良工事
http://www.tokyu.co.jp/railway/railway/east/pr/sby_ykhm.html

事業全体については上記ウェブページに記載がありますが、東横
線では2012年度を目標に東京メトロ副都心線との相互直通運転を
予定
しています。
現在東横線は8両編成で運行していますが、東京メトロ副都心線
(東武東上線・西武池袋線直通)からの直通運転として、10両編成
の優等列車の運行を予定しています。
この直通運転のために東横線も10両編成に対応する必要があり、
10両編成が停車する特急・通勤特急・急行停車駅についてホーム
の延伸
を進めているわけです。

■東急武蔵小杉駅ガード下のホーム延伸工事
東急武蔵小杉駅ガード下のホーム延伸工事

しかしながら、直通運行開始が2012年度ということもあり、駅を利用
されている方にとっては、これまでのところホームの延伸工事をして
いるような印象はあまりない
のではないでしょうか。
パッと見でわかるところでは、以前より東急武蔵小杉駅北側のガード
が壁で覆われ、工事が行われています。

■ホーム延伸工事の予定表
ホーム延伸工事の予定表

■軌道階平面図
軌道階平面図

このガード下には、ホーム延伸工事の予定表が掲示されており、
工事の図面と、直近のスケジュールを確認することができます。

■ホーム北端
ホーム北端

先ほどのガード下の真上が、ちょうどこのホーム北端(新丸子側)
なっていまして、この先が延伸部分となります。

■ホーム延伸部分
ホーム延伸部分

■新設されたホームの土台
新設されたホームの土台

ホームの北端から前方を見てみると、ホームの延伸部分が確認
できます。足元には新設された高架線の土台も見えますが、これが
ガード下で工事をしていたものではないかと思います。

しかし、ホームの先端は結構狭くなるようですね。自由が丘駅の
10両編成対応もホームの先端は狭くなっていますが、ホームの
幅を維持しようとするとかなり手のかかる工事になってしまうように
思います。
このあたりは、スペースの問題でやむを得ないということなので
しょうね。

東横線の急行以上停車駅において、ホーム拡張工事はこれから
まだまだ続きますが、東急武蔵小杉駅では、今後2層の駅ビルも
建設
されることになります。
ホーム拡張と駅ビル工事が平行して進められることとなり、「完成
した新・武蔵小杉駅」となるまでは駅全体が工事続きとなりそう
です。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
2009/1/13エントリ 東京急行電鉄、武蔵小杉駅ビルへ動く
2009/10/22エントリ 東急武蔵小杉駅に駅ビル建設、西街区再開発
ビルと一体開発へ

2010/3/16エントリ 武蔵小杉駅南口地区西街区の工事説明会
2010/7/30エントリ 東急武蔵小杉駅ビル計画が公示、2012年12月に
西街区再開発ビルと同時期完成へ

2010/8/20エントリ 東急武蔵小杉駅ビルの図面:駅上商業施設が
2層構造に

2010/9/16エントリ 川崎市議会より:東急武蔵小杉駅ビルと東西街区の
接続計画

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