東京機械製作所跡地の大型複合商業施設に大型スーパーとシネコン入居へ
東京機械製作所玉川製造所第二工場の住友不動産への売却が昨日
決議されたことを受けて、第一工場跡地の大型複合商業施設に関しての
記事が出ています。
■カナロコ 武蔵小杉駅にエリア最大規模の商業施設誕生へ、
12年夏の着工で14年末完成/川崎
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1011250004/
大半はすでに明らかになっている情報ですが、大型複合商業施設に
関して、下記のような計画であることがが報じられています。
・大型スーパーなどの生活利便施設のほか、幅広い飲食・物販店舗
を取り揃えたモール型ショッピングモールとする
・シネマコンプレックスなどのサービス関連も充実
・2011年5月にも施設内容を固める
シネコンについては2009/8/6エントリでも取り上げておりますし、
最近の大型複合商業施設ではほぼお決まりのようなところがあり
ます。
話としては以前から出ていたわけですが、今回は神奈川新聞が
東京機械製作所に取材を行った記事と見られ、施設内容を固める
のは来年5月としながらも、ほぼ確実な状況と見て良いのではない
でしょうか。
■東京機械製作所玉川製造所(写真中央が第一工場)
■東京機械製作所玉川製造所再開発計画の敷地計画
シネコンができれば周辺地域の皆さんが平日の仕事帰りに気軽に
映画を観たりすることができるようになりますし、ある程度の距離
からでも「休日に他地域から武蔵小杉にやってくる」ということが
(買い物も含め)普通の光景になってきます。
一方、大型スーパーについても以前から話が出ていましたが、これ
で再開発地区側にフーディアム、デリド、東京機械跡地、武蔵小杉駅
南口地区西街区と4店舗が新たにオープンして競合することになり
ますね。
これは、なかなかの激戦区という気がいたします。
■フーディアム武蔵小杉
■デリド武蔵小杉店
■武蔵小杉駅南口地区西街区・エクラスタワー建設予定地
こうして見ると武蔵小杉再開発による商業施設のキーテナントは、
ほとんどがスーパーマーケットで占められることになりますので、
正直バランスとしてはどうなのか、とは思います。
ただ、東京機械製作所は大型「複合」商業施設ですので、その
名の通り数多くのテナントが入居するかたちになります。今回の
記事にあるように幅広いテナントが入ることを楽しみに、計画の
進捗を待ちたいと思います。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区(大規模工場
跡地地区)
2009/8/6エントリ 武蔵小杉のシネコン計画とロータリー延期情報
2010/7/22エントリ 東京機械製作所跡地に11万㎡商業施設と
57階タワーマンションを建設、2015年度完成へ
2010/7/23エントリ 追補:東京機械製作所跡地商業施設は2014年度
完成、2015年度に全体完成
2010/8/2エントリ 東京機械製作所跡地再開発・大型複合商業施設と
高層マンションの詳細情報
2010/9/2エントリ 東京機械製作所玉川製造所再開発に係る
条例環境影響評価方法書説明会
2010/10/24エントリ 東京機械製作所が玉川製造所第二工場
用地を住友不動産に売却を決議、2011年3月23日引渡しへ