川崎市バス60周年記念号
先日、横須賀線武蔵小杉駅ロータリーに「川崎市バス60周年記念号」
が停車していました。これは、川崎市バスが1950年12月15日に営業
を開始してから60周年が経過したことを記念して、一部の区間で運行
されているものです。
■川崎市バス 60周年記念ページ
http://www.city.kawasaki.jp/82/82service/home/60th/index.htm
■川崎市バス60周年記念号
川崎市バス60周年記念号はラッピングバスとなっていまして、一見
して通常の市バスとデザインが違うことがわかります。
■「川崎市バス60周年記念号」
■「60年分のありがとう」
見慣れないカラーリングに注意を引かれてバス側面を見てみると、
「川崎市バス60周年記念号」と書かれているほか、ノルフィンが
おじきをしている絵には「60年分のありがとう」とあります。
■川崎市バス 60周年ラッピングバス
http://www.city.kawasaki.jp/82/82service/home/60th/
wrapping/index.htm
川崎市バスのサイトを参照すると、この記念号は以下のような運行
となっています。
○運行期間:2010年12月1日から概ね2年間
○運行車両数:2両
○運行系統:
川05系統川崎駅東口~四谷下町~東扇島循環
川63系統川崎駅西口~井田小学校~新城駅
私が撮影した記念号は「横須賀線小杉駅停留所」を終点として
乗客を降ろしたのちにロータリーに停車しているのですが、
この停留所には上記の2系統は乗り入れていません。
上記のサイトで告知をして以降、運行系統を変えたり拡大したり
しているのではないでしょうか。
川崎市バスのサイトによると、市バスは貸切用を含めて329両の
車両で運行されており、そのうちの2両というと結構レアですね。
1960年に市バスが営業をスタートしたのは「浜町三丁目~新丸子
駅間」がはじまりすので、この中原区は「川崎市バス発祥の地」
ともいえます。
この60年で中原区も大きく発展してきましたが、それに重なるように
市バスも路線を全市域に拡大し、地域の足としての役割を果たして
きたわけです。
■通常の川崎市バス
【関連リンク】
2010/8/23エントリ 横須賀線武蔵小杉駅発着の川崎市営バスが
利用低迷
2010/8/28エントリ 川崎市営バスのシートの模様