武蔵小杉駅南口地区東街区の駐輪場が移転へ
武蔵小杉駅南口地区東街区第一種市街地再開発事業の進捗に
伴い、地区内の駐輪場が移転することになりました。
■武蔵小杉駅南口地区東街区の駐輪場
東街区では、以前より中小企業婦人会館に隣接して駐輪場が整備
されていました。
このうち中小企業婦人会館南側のバイク置場が先行して2011年
3月に閉鎖となっており、上記写真の右手に移転しています。
このバイク置場は再開発地区の道路沿いで当面の工事には干渉
しないためか、上記写真の位置で当面存続することになります。
しかし、写真奥に見える自転車駐輪場については再開発ビルの建設
工事に干渉するため、地区内のより北側に移転することになりました。
■駐輪場移転の告知
■駐輪場移転先マップ
現地では、駐輪場移転の告知が掲示されています。
これによると、2011年4月15日が移転予定日であり、場所は東街区
の北側、将来的な駅前ロータリーの予定地となっていました。
■移転先駐輪場の入口
新しい駐輪場は、都市計画道路 武蔵小杉駅南口線の突き当たり
が入口となります。ここは工事車両も出入りすることになりますので、
誘導員が設置されて安全をはかるようです。
■駐輪場予定地
駐輪場はL字型になっていまして、入口(上記写真の左手奥)から
木の辺り(右手奥)に突き当たり、そこから写真手前に90度曲がって
伸びてくる形になります。
前掲の図面を見る限り、収容力は従来よりも大きくなるのではない
か、と思います。
駐輪場の移転まで2週間程度ですが、現在のところこれといって
工事は行われていません。大がかりな工事は行わず、現状の旧・
駐車場のアスファルトを活かして自転車を並べるだけではないで
しょうか。
(誘導用のラインくらいは引くのではないかと思いますが)
さて、何故このような形で駐輪場を退避させるかというと、再開発
工事の手順としてはロータリーが一番最後になっているためです。
東街区の再開発に当たっては、南側のタワーマンションから着工し、
続いて4階建て商業施設、最後にロータリーという手順で工事を進
めていくことになります。
ロータリーも含めて一度に工事ができれば良いのですが、作業
ヤードや車両ルート確保など、施工上の物理的な制約等により
難しい部分があり、このように順次やりくりしながら工事せざるを
得ないようです。
東街区の再開発事業は、2011/4/1エントリでも取り上げたように
竹中工務店が施工を行います。再開発ビルが着工されるということ
はいずれタワーマンションの販売も行われると思いますので、
その段階ではまたさまざまな情報が出てくるのではないでしょうか。
■武蔵小杉駅南口地区東街区のイメージパース
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