サライ通り商店街「土倉文具」の閉店とフロンターレ招き猫
昨年、サライ通り商店街の「土倉文具」でフロンターレ招き猫が置い
てあったのが目に留まり、ずっと気になっていました。
そうこうしているうちに、2011年5月8日をもってこの土倉文具は閉店
してしまうことになりまして、この機会に街の記録としてエントリして
おこうと思います。
■土倉文具
土倉文具は、サライ通りのセブンイレブンの斜向かいにあるお店
で、ご覧のとおり昔ながらの文具店です。ガラス張りで外側がショ
ーウィンドウのようになっているのですが、そこに大小の招き猫が
並んでいました。
■フロンターレ招き猫
大中小3体の招き猫のうち、真ん中がフロンターレ招き猫となって
います。招き猫がサッカーボールを足元に、フロンターレのユニ
フォームを着ています。
サッカーボールには「大入」と書いてありますね。
■川崎フロンターレ公式サイト 1ショット日記 招き猫
http://www.frontale.co.jp/f_spot/1shot_diary/2007/shot_006.html
フロンターレの公式サイトを参照すると、全く同じ招き猫が掲載
されています。
1998年に製作されたもので背番号は生まれ年の98番、本拠地で
ある等々力陸上競技場が大入りになることを祈願したものだそう
です。
1998年というと、フロンターレはまだJFL所属であり、準優勝をした
年でした。残念ながらその年のJ1参入決定戦は敗れましたが、
翌1999年からJ2昇格、2000年には悲願のJ1昇格(このときは1年で
陥落してしまいますが)を果たしています。
Jリーグ準会員となったのが1997年ですから、まさにフロンターレの
発展のはじまりの時期に作られたものですね。
押しも押されぬ強豪クラブとなった現在に比べれば、当時の等々
力の集客はまだまだ少なかったでしょうし、等々力をフロンターレ
ブルーで埋め尽くしたいという願いをこめて、この「フロンターレ
招き猫」が製作されたものと思います。
現在では、残念ながら土倉文具のショーウィンドウからその姿は
見えなくなってしまったのですが、ここを通るたびに招き猫のことを
思い出していました。
■土倉文具閉店のお知らせ
この土倉文具は長年営業を続けてきましたが、エントリ冒頭でも
申しあげました通り、5月8日をもって閉店してしまうそうです。
4月25日から5月8日まで閉店売出しとのことですので、文具を
お求めの方はお買い得品があるかもしれません。
先日土倉文具を訪問した際は、「幽遊白書」のカンペンケースが
新品で売っていたり、かなり年代物が揃っていました。
「幽遊白書」とは、1990年~1994年にかけて週刊少年ジャンプで
連載していた漫画ですので、もう20年近く前のキャラクターグッズ
ではないかと思います。
それにしても、サライ通り商店街では先日オムライスの「絵夢」、
中華料理の「富士美軒」も閉店となっており、昔から営業されてい
たお店の閉店が相次いでいますね。
【関連リンク】
川崎フロンターレ 公式ウェブサイト
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