JR武蔵小杉駅北口の路上喫煙・ポイ捨て禁止キャンペーンと、過料徴収への動き
JR武蔵小杉駅北口において、川崎市環境局による路上喫煙・ポイ
捨て禁止のキャンペーン活動が実施されていました。
■川崎市ウェブサイト ストップ!路上喫煙
http://www.city.kawasaki.jp/rojoukituenn/rojyoukituen.htm
■川崎市ウェブサイト ポイ捨て禁止条例
http://www.city.kawasaki.jp/30/30genryo/home/poi/poi.htm
■「路上喫煙・ポイ捨て禁止」ののぼり
武蔵小杉駅周辺は、路上喫煙およびポイ捨て禁止の重点区域に
指定されています。いずれも重点区域は同一範囲が指定されて
いまして、この北口ロータリーは当然範囲内に指定されるとともに、
指定喫煙所も設置されています。
しかしながら路上喫煙もポイ捨てもなくなる気配はありませんで、
この日は啓発活動として「路上喫煙・ポイ捨て禁止」ののぼりが
立てられるとともに、環境局の皆さんによるごみ拾いが行われて
いました。
■環境局の皆さんによるごみ拾い
路上喫煙とポイ捨て禁止はセットでの啓発活動になっていますが、
厳密には路上喫煙は市民・こども局、ポイ捨ては環境局と川崎
市における管轄が異なります。
今回は、環境局の皆さんによるごみ拾いが活動のメインになって
いたようで、4,5人で黙々とごみを拾っていらっしゃいました。
ロータリーの地面や、道端の植栽の中など、いたるところにごみが
ポイ捨てされていまして、写真はそれらをトングで拾い集めている
ところです。
ごみはタバコの吸殻だけでなく、空き缶や紙袋など、さまざまな
ものが回収されていました。
※ ※ ※
ところで、川崎市では重点区域内での路上喫煙・ポイ捨てに対して
過料(罰金)を定めているものの、条例施行から現在に至るまで
一度も過料を課したことがありませんでした。
条例の実効性を疑問視する声が強まる中、現在開催中の川崎市
議会定例会において、今秋よりの過料聴収、指導員の体制変更
などを市民・こども局長が表明し、カナロコなどが報じています。
■カナロコ 過料徴収を秋から本腰、路上喫煙防止で市が方針
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1107040049/
上記の動きは、市民側からすると「ようやく…」という話なのですが、
川崎市の路上喫煙問題に関しては、下記ブログが継続的に記事を
まとめていらっしゃいますので、こちらもご参照ください。
■たいにー・すちゃらかのーと 川崎市のマナー問題(5)
~やる気のなさを公然と認めた、川崎市の路上喫煙防止条例
http://wankuma.seesaa.net/article/174411020.html
上記で指摘されているように、指導員がそもそも過料を徴収する
ための書類すら携行していないのでは、足元を見られる部分も
あったでしょう。
今秋より悪質な案件については注意に留まらず過料の聴収が実施
されることで、どのような効果が見られるか、注目されるところです。
ただ、罰を与えることによって矯正をする前に、マナー、モラルの
範囲で改善が出来れば一番良いのは勿論のことですね。
2011/4/23エントリでは中原郵便局の駅周辺清掃活動もご紹介しま
したが、ポイ捨てをされる方に、ごみ拾いをされている姿がどう映っ
たでしょうか。
現実的に難しいのかもしれませんが、少しでも感じるとことがあれ
ば・・・、と思います。
■ロータリーに並んだのぼり
【関連リンク】
2009/3/22エントリ 武蔵小杉のタバコのマナー
2009/4/24エントリ am/pm武蔵小杉駅前店オープン
2009/7/21エントリ am/pm武蔵小杉駅前店の郵便ポスト
2010/8/4エントリ am/pm武蔵小杉駅前店の灰皿撤去と駐輪問題
2010/12/31エントリ 武蔵小杉駅の指定喫煙場所が移動
2011/4/23エントリ 中原郵便局の武蔵小杉駅周辺の清掃活動
2011/5/13エントリ パークシティ武蔵小杉のam/pm前の禁煙化と中原
市民館裏手の喫煙所設置