小杉町3丁目中央地区の再開発ビル着工、野村不動産・相鉄不動産がプレスリリース
小杉町3丁目中央地区第一種市街地再開発事業の施設建築物建設
工事が着工になっています。これを受けて、2011年8月4日付で野村
不動産及び相鉄不動産よりプレスリリースが出ました。
■野村不動産プレスリリース 小杉町3丁目中央地区第一種市街地
再開発事業が着工
http://www.nomura-re-hd.co.jp/news/pdf/20110804.pdf
■小杉町3丁目中央地区のイメージパース
プレスリリースの内容の大半は、これまでに出ている情報の範囲内
なのですが、タワーマンション棟の特徴と、事業スケジュールが新た
に公表されています。
■タワーマンション棟の主な特徴(※予定。プレスリリースよりの引用
であり、本ブログの所見ではありません)
1.住宅、商業・業務施設、保育園からなる複合開発
2.3 重のセキュリティチェックや24 時間有人管理などを採用した
セキュリティ体制
3. 充実した共用施設、コンシェルジュサービス
・2 層吹抜けのエントランスホールの設置、フロントカウンターにて
「コンシェルジュサービス」を提供
・ 「スカイラウンジ」や「ゲストルーム」、「フィットネスルーム」などの
充実した共用施設を設置
・ 各階に24 時間ゴミステーションを設置。
4. 永住品質の追求、スケルトン・インフィル設計
・ 制震構造設計を採用
・ ディスポーザー、ハイサッシ、サーモバス、タンクレストイレ、二重床・
二重天井などの最新設備と快適な住空間を実現
・ 将来の間取り変更に対応しやすい、スケルトン・インフィル設計
■事業スケジュール
2011年5月 建設工事着工
2015年春 施設建築物建設工事完了(予定)
2015年度 事業完了
既存の建物解体工事と再開発ビルの建設工事の境目が外見上は
判然としなかったのですが、5月にはすでに建設工事が着工になって
いたのですね。
■解体が進んだ小杉町3丁目中央地区
現在の小杉町3丁目中央地区では、解体工事がほとんど完了し、
建物の姿がもう見えなくなっています。
写真右手に見えるのは、再開発事業の範囲外となるユニオンビル
です。
■小杉町3丁目中央地区とNTT東日本川崎北支局
建物は解体されましたが、この時はまだ瓦礫が一部残っており、
重機によって撤去が進められていました。
ここは従来は中原市民館があったところですが、解体で視界が
開けたことにより、西側にあるNTT東日本川崎北支局の電波塔が
見えるようになりました。
これは、ちょっと新鮮な光景ですね。
あと3年も経てばまたビルの建設が進捗して、ここからは見えなく
なるのでしょうし、今だけ見ることができる風景です。
再開発ビルの完成は2015年春、その後道路工事等が行われて
事業が完全に終了するのが2015年度=2016年3月まで、という
ことになります。
これから約4年半もの長い道のりになりますが、引き続き街並み
の移り変わりを追っていきたいと思います。
※ ※ ※
また、2011/7/26エントリでお伝えしたように、中央地区に隣接
した駅寄りの小杉町3丁目東地区においても、商業施設とタワー
マンションが建設される計画となっています。
■小杉町3丁目中央地区再開発イメージパース
■タワーマンションと低層部商業施設の接続部
こちらは2017年度=2018年3月までに施設建築物を完成させる
目標(都市計画決定や権利変換計画の承認がこれからであり、
さらに遅れる可能性もあり)となっていますので、さらにもう少し後の
話ですね。
現在再開発ビルが建ちあがりつつある武蔵小杉駅南口地区西街区
(エクラスタワー武蔵小杉)に続いてこれら2つの再開発事業が完成
すると、武蔵小杉駅の西側市街地の姿も大きく変貌することになり
ます。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉3丁目地区
2007/10/19エントリ 小杉町3丁目中央地区計画公表!
2007/10/21エントリ 小杉町3丁目中央地区イメージパース
2007/10/24エントリ 小杉町3丁目中央地区フロア構成
2008/7/1エントリ 小杉町3丁目東地区再開発始動
2008/9/15エントリ 旧中原消防署の跡地利用と小杉3丁目中央地区
2008/10/21エントリ 小杉町3丁目中央地区再開発が本組合に移行へ
2009/3/5エントリ 小杉町3丁目中央地区再開発を清水建設・野村
不動産・相鉄不動産に委託
2011/6/6エントリ 小杉町3丁目中央地区の解体進捗とエコジョーズ採用
2011/6/8エントリ 小杉町3丁目中央地区の最新イメージパース
2011/6/18エントリ 小杉町3丁目中央地区:中原市民館の解体状況
2011/7/26エントリ 小杉町3丁目東地区で商業・公共公益施設と
タワーマンションを建設へ