NEC玉川事業場の7・8号館解体完了
2011/6/3エントリで取り上げたNEC玉川事業場の7・8号館の解体が
完了し、更地の状態になりました。
■NEC玉川事業場7・8号館の跡地
現地では、ご覧の通り仮囲いも撤去され、地上からでも跡地がよく
見えるようになっています。
撮影地点の背面にはNEC玉川ルネッサンスシティがあり、写真
右手奥には新幹線・横須賀線の線路が通っています。
■奥に見えるナイスシティアリーナ武蔵小杉エアリーコート
奥に見える高い建物は、ナイスシティアリーナ武蔵小杉エアリー
コートです。
完成予定は2011年11月下旬となっているようで、そろそろ工事も
大詰めですね。
■敷地中央の道路
解体された敷地には、まっすぐな道路が南北に走っています。
奥右手にはNECレッドロケッツ玉川アリーナがあります。
突き当たりの公道を右折すると、御幸踏切で横須賀線の線路を
横断することになります。
■7・8号館跡地前の並木とソリューションセンター
この7・8号館跡地沿いには、ご覧のような並木が残されています。
写真奥に見えるのがNEC玉川ソリューションセンターです。
■7・8号館跡地周辺マップ
この周辺をマップで見てみると、上記のようになります。
先行して旧建物が解体された用地にはNEC玉川ルネサンスシティ、
NEC玉川ソリューションセンターが建てられています。
さらには2010年3月には横須賀線武蔵小杉駅が開業しており、
NECグループの拠点としては利便性も高まっているところですね。
7・8号館は1937年に建てられたものがそのまま残っていたのだ
そうですが、それから74年が経過し、周辺の環境も大きく変わっ
ています。
駅前の大規模用地として、このまま遊休地とすることは経営効率
も良くないですから、いずれ何らか活用されるのではないか、と
想像するところです。
■大規模再開発が行われる富士通川崎工場
折しも、2011/9/16エントリで取り上げたように、富士通が武蔵中原の
川崎工場において大規模な再開発事業を行うことが明らかになって
います。
この富士通の事業では、本館と一部の建物を除く一連の既存建築
物を解体する計画となっており、川崎工場は一大転換点を迎える
ことになります。
中原区を代表するNEC、富士通の両拠点はいずれも70年以上の
歴史を有しており、時期的にも設備更新の時期にきているので
しょうね。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区 D地区
2009/10/8エントリ NEC玉川ソリューションセンター建設中
NECレッドロケッツ
2010/1/2エントリ NEC玉川ルネッサンスシティの玉川稲荷神社
2010/6/27エントリ NEC玉川ソリューションセンター竣工
2010/10/25エントリ 横須賀線武蔵小杉駅改札口外にNEC玉川
事業場専用出入口設置
2010/11/11エントリ 横須賀線武蔵小杉駅改札前のNEC玉川
事業場専用出入口供用開始
2011/6/3エントリ NEC玉川事業場の7・8号館解体工事