東京機械製作所「新丸子社宅」の分譲棟解体
東京機械製作所新丸子社宅の解体工事が進み、西側の分譲棟の
建物解体が着手されました。
■東京機械製作所新丸子社宅
東京機械製作所新丸子社宅は、東急武蔵小杉駅の東側、駅前
ロータリー予定地に面した場所にあります。
写真右手の賃貸棟(東棟)はすでに建物の姿が見えなくなり、
左手の分譲棟(西棟)の解体が始められています。
写真奥には、北口の武蔵小杉タワープレイスの姿が見えます。
■解体が進む分譲棟(西棟)
前回の2011/12/8エントリでは工事が休止しているタイミングでしたが、
今回はまさにバリバリと重機で建物を崩しているところでした。
粉塵が飛散しないようホースで放水を続けながら、建物が解体されて
います。
■騒音・振動の表示
前回エントリでもご紹介したように、現地の仮囲いの部分には
騒音・振動の数値が表示されるようになっています。前回、解体
作業が休止しているタイミングでの数値と比較すると、以下の
ようになります。
解体作業休止時: 騒音 54dB 振動47dB
解体作業実行時: 騒音 74dB 振動57dB
現地での撮影時、建物を崩す音がかなり大きいなという実感は
ありましたが、測定数値もやはり休止時に比べて大きくなって
いることがわかります。
こういった騒音・震度などの周辺への影響は、条例等に従って
基準内に収めることが義務付けられています。
■川崎市環境対策部 騒音・振動 建設・解体工事をされるみなさまへ
http://www.city.kawasaki.jp/30/30souon/home/
kensetu/kensetu_0.htm
あくまでも体感ですが、解体時の騒音はバリバリと建物を崩して
いるときが一番大きいように思います。
この作業自体は比較的短期間に終わりますので、建物の姿が
見えなくなって瓦礫の搬出作業になると、もう少し落ち着くのでは
ないでしょうか。
【関連リンク】
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