東急武蔵小杉駅ビルへの階段およびエスカレーター設置工事を2012年1月10日着手へ
2012年1月10日より、東急武蔵小杉駅ビルとホームを接続する
階段およびエスカレーターの設置工事が始まることになりました。
先日より、駅構内に告知が掲示されています。
■駅ビルへの階段及びエスカレーター設置工事のお知らせ
これまでのエントリでお伝えしてきた通り、東急武蔵小杉のホーム
上部には2層の駅ビルが建設されます。
駅ビルには新たな改札が設置され、武蔵小杉駅のホームから
直接駅ビルに入ることができるようになります。
■階段及びエスカレーターの設置図
現地の告知には、階段及びエスカレーターの設置図が示されて
います。
設置場所はホームの新丸子寄りで、10両編成対応のための
ホーム延伸工事が行われていたエリアに近接しています。
この図面を見る限りエスカレーターは上り下り両方向、階段も
併設されています。ホームが先端部に向かって細くなっている
場所でもあり、これを設置することによってホームのスペースが
かなり狭くなるのがわかります。
10両編成化が前提とはいえ、ラッシュ時の乗客の流れが
悪くならないか、少々心配な点もあります。
■イメージパースに描かれた階段およびエスカレーター
すでに公表されている東急武蔵小杉駅ビルのイメージパースでは、
上記の点線で囲んだ部分が今回の施工部分にあたります。
ホームから、2層の駅ビルの1層目に入ることができます。
駅ビルは隣接する西街区・エクラスタワー武蔵小杉の商業施設、
東街区・パークシティ武蔵小杉ザ・グランドウイングタワーの商業
施設にも接続されます。
つまり、両方の商業施設からも東急武蔵小杉駅にダイレクトに
行けるようになり、駅周辺の一体的な導線が確立されるわけですね。
■階段およびエスカレーター設置予定地の現況
工事は1月10日から開始予定ですので、現在はご覧の通りまだ
何も作業は始まっていません。ただ、今後いずれかの段階で
仮囲いが設置され、ホームの一部が使用できなくなるものと思い
ます。
工事の完了は駅ビルが完成する2013年3年までとなっています
ので、まだ1年あまりの期間、工事が続くことになります。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区B地区
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