東京機械製作所「新丸子社宅」の解体完了
新丸子東3丁目地区の東京機械製作所社宅の建物躯体の解体が
完了し、すでに建物の姿は見えなくなりました。
今後瓦礫の搬出作業が行われ、更地化したのちにオフィスビルの
建設工事が始まることになります。
■東京機械製作所「新丸子社宅」解体跡地
東京機械製作所の「新丸子社宅」は、東急武蔵小杉駅の東側に
ありました。分譲棟、賃貸棟の2棟が並んでいましたが、現在では
いずれも解体されています。
■解体跡地(分譲棟)
■解体跡地(賃貸棟)
解体跡地では、後に着手された駅寄りの分譲棟の方に、まだ瓦礫が
残されています。重機もまだ4機が稼働中で、瓦礫を集めて搬出
する作業が続けられています。
■再開発用地の俯瞰
この「新丸子東3丁目地区A地区」の用地は東西に細長い形状を
していますが、今回の開発計画では、空地率40.3%、緑化率18%
以上が確保されています。
敷地びっちりにオフィスビルを建設するのではなく、ロータリーに
面して多少のオープンスペースも創出されるようです。
■東京機械製作所プレスリリース 社宅跡地の再開発についての
お知らせ(PDF)
http://www.tks-net.co.jp/ir/news110526.pdf
東京機械製作所の以前のプレスリリースにおいては、オフィス
ビルの完成は2013年6月とされていました。
これからさらに1年半完成までは時間を要することになりますが、
そのころにはエクラスタワー武蔵小杉と東急武蔵小杉駅ビルが
完成しています。
東急武蔵小杉駅に大規模商業施設が先行してオープンしている
わけで、駅の賑わいも今とは大分違ったものになっていること
でしょうね。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:新丸子東3丁目地区
2011/5/14エントリ 東京機械製作所が新丸子東3丁目地区の社宅
跡地にオフィスビルを計画
2011/5/27エントリ 東京機械製作所が社宅跡地のオフィスビル開発
をリリース、店舗併設で2013年6月完成へ
2011/6/16エントリ 東京機械製作所のオフィスビルは高さ56m、
東急設計コンサルタントが設計を受託
2011/11/17エントリ 東京機械製作所が小杉御殿町の「新生寮」など
固定資産を売却
2011/11/19エントリ 東京機械製作所の「新丸子社宅」が解体開始
2011/12/8エントリ 東京機械製作所「新丸子社宅」の東棟解体
2011/12/21エントリ 東京機械製作所「新丸子社宅」の解体完了