上丸子跨線橋下に捨てられた、ニワトリとウサギたち
綱島街道と南武沿線道路が交差する「上丸子跨線橋」下の緑地に、ニワトリやウサギがいることが一部で話題になっています。
これらは誰かが捨ててしまった動物たちのようで、近隣の動物医療センター(アニマルメディカルセンター)が当座の飼育管理を行っています。
■上丸子跨線橋下のニワトリ
上丸子跨線橋下の緑地については、これまでも本ブログで何度か取り上げてきました。綱島街道と新幹線高架の間の細長いスペースが地域ボランティアが世話をする花壇になっていまして、2010/10/7エントリ、2010/10/26エントリでは花壇の花や実を、2012/8/17エントリでは栗の木が生えていることをご紹介いたしました。
上記写真は花壇の南武沿線道路に面した部分ですが・・・、確かにニワトリの姿が見えます。
■ニワトリとタマゴ
ちょうどこのとき、花壇にはニワトリが産んだと思われるタマゴがありました。ニワトリは花壇を元気そうに歩き回って、たまに鳴き声も出していました。
昨年からこの周辺では「ニワトリの鳴き声がする」という話が出ていまして、その存在が噂になっていました。
■ウサギとニワトリ(@nisha_ksgさん提供)
また、ここにはニワトリだけでなく、ウサギも生息しています。
私は目撃していないのですが、上記写真は @nisha_ksg さんからご提供いただいたものです。
■「動物を捨てないでください」
■「飼主募集」
現地にはご覧のような立て看板が設置されています。
これを参照すると、跨線橋下の動物たちは捨てられたものであること、当面の管理は近隣の動物病院である動物医療センター(アニマルメディカルセンター)が行っていること、飼い主を募集していることがわかりました。
■アニマルメディカルセンター ウェブサイト
http://www.amc-japan.com/index.html
■ニワトリのえさと水
上丸子跨線橋から緑地を見下ろしてみると、ニワトリのえさ(らしきもの)と、容器に入った水があることが確認できました。これがおそらく、動物救急医療センターの方が用意されているものかと思います。
■上丸子跨線橋と新幹線高架(中央奥が動物救急医療センター)
ここは綱島街道(上丸子跨線橋)と新幹線・横須賀線高架に挟まれ、下には南武線と南武沿線道路が横切るという、複数の道路と線路が交差する場所にあたります。
小動物が過ごすに適した場所とはいえませんが、箱庭のような緑地帯があることから、どなたかがここに動物たちを捨ててしまったのでしょう。
多摩川にも多くの外来魚などが捨てられ、「タマゾン川」などと呼ばれる問題になっていますけれども、動物を飼う以上は責任をもつこと、これは本サイトが申し上げるまでもないことですね。
ニワトリの飼い主を見つけるのはなかなか難しいと思いますが、何らか解決の方法があればと思います。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:その他関連情報 綱島街道拡幅
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2010/10/7エントリ 上丸子跨線橋に咲く花
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