武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

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2013年
05月11日

井田病院において2013年6月29日に「病院レストランを考えよう!ワークショップ」が開催、5月12日朝9時より事前登録開始

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2013年6月29日(土)に、川崎市立井田病院において「病院レストランを考えよう!ワークショップ」が開催されます。
本ワークショップは、同病院医師の西智弘さんを発起人とした「レストランサポートプロジェクト」が主催し、患者さんや地域の皆様と病院のレストランの意義や役割を見つめ直して、皆さんにとって「あったらいいな」と思えるレストランの姿を検討するものです。

本ワークショップは定員40名の事前登録制で、ウェブによる受付が明日5月12日(日)9:00からスタートします。

■「病院レストランを考えよう!ワークショップ」事前登録ページ
http://kokucheese.com/event/index/85090/

■「病院レストランを考えよう!ワークショップ」開催概要
▼日時:2013年6月29日(土) 9:00~11:30 
▼会場:川崎市立井田病院 新棟2階 会議室
    (神奈川県川崎市中原区井田2-27-1) 【交通アクセス】
▼目的: 
①病院レストランとは何か?をもう一度考え直し、病院利用者にとって望ましいレストランの姿を検討する。
②「待合室から医療を変えようプロジェクト※」の理念を、病院レストランをテーマに具体化させる。
▼対象: 病院利用者を中心に、病院レストランに興味のある方 (定員:40名、先着順)
▼内容:
プロジェクトの概要、病院レストランの現況などについての講演後、「病院にこんなレストランがあったらいいな」というテーマでワークショップ(講義のように座ってお話しを聞くだけではなく参加者同士でテーマについて議論をしながら答えを探っていく集まり)を行います。
▼主催:レストランサポートプロジェクト 
   (発起人:川崎市立井田病院かわさき総合ケアセンター 西智弘)
▼後援:待合室から医療を変えようプロジェクト
※待合室から医療を変えようプロジェクト:待合室をひとつの重要な医療資源と考え、それを有効利用することで医療の改革につなげようという活動。2013年3月に公開シンポジウムが開かれ、その後多くのメディアで取り上げられている。主催は、東京大学公共政策大学院 医療政策教育・研究ユニットにおける自主的社会活動である医療政策実践コミュニティ(Health Policy Action Community;略称 H-PAC)。


「病院レストランを考えよう!ワークショップ」

■川崎市立井田病院
井田病院の新病棟(1号棟)

病院に求められる要素とは、もちろん質の高い医療行為そのものであることは間違いありません。
しかしながら、医療サービス全体を見たとき、初めて来院した際の適切なガイダンスや待合室、レストランなど、利用者がストレスなく利用するためには大切な要素がたくさんあります。

体調が悪くて病院に行ったけれども案内は不親切、長時間の待合室は居心地が悪く、質の高い診療を受けた後に入った病院レストランの質が低かった、というとき、利用者は果たして満足できているでしょうか。

本ワークショップは、その中の「病院レストラン」をテーマに設定したものです。

       ※       ※       ※

さて、前掲のワークショップ事前登録ページでも紹介されているように、最近は病院内にレストランなどを設置するところが増えてきました。2012年5月1日に開院した井田病院の新棟においても、1階にドトール、2階にレストランが設置されています。

■1階ロビーのドトール
1階ロビーのドトール

■2階のレストラン「ポールライト」
2階のレストラン「ポールライト」

ワークショップのヒントに、今回は2階のレストラン「ポールライト」を覗いてみましょう。

■「ポールライト」の店内
「ポールライト」の店内

「ポールライト」の店内は井田病院の南側ガラス面に面し、明るい雰囲気になっています。
客席にはクロスがかかり、来客数が多い場合には写真奥のパーテーションを取り外し、席数を増やすこともできます。

■「ポールライト」のメニュー見本
「ポールライト」のメニュー見本

■モーニングセット
モーニングセット

■モーニングセットの紅茶
モーニングセットの紅茶

レストランですから、提供される食事がおいしいかどうかは、当然重要な要素ですね。
一流シェフの名店のような「極上の味」までを求める方は少ないかと思いますが、普通においしいと思える食事は期待したいところです。

■「ポールライト」の手洗い場
手洗い所

「ポールライト」の入口には、手洗い場が設置されていました。ハンドソープと消毒液が用意されています。
病院は通常の施設にもまして清潔に保たれていると思いますが、こういった設備もニーズが高いのではないでしょうか。

■お持ち帰り弁当の案内
お持ち帰り弁当の案内

また入口には、「お持ち帰り弁当始めました」という看板も出ていました。唐揚げ弁当、ハンバーグ弁当、のり弁当、豚生姜焼弁当が390円、ステーキ弁当が450円です。

病院は待ち時間も長いですし、お買い物や料理をする時間がなくなってお弁当が便利な場合もあるかもしれません。「ポールライト」では最初はお弁当はやっていなかったようですが、ニーズに対応して始めたようです。

このように、井田病院のレストラン「ポールライト」を少し見ただけでも、いくつか病院レストランとして考えられるポイントがあるように思います。実際に自分自身や家族が通院・入院して利用してみると、さらにいろいろと見えてくる部分、「こうだったら良いのに」と感じる部分も出てくるのではないでしょうか。

理想の病院レストランはなかなかないと思いますが、なければ地域の利用者目線で具体的に検討してみよう…というのが、今回の「病院レストランを考えよう!ワークショップ」です。

発起人である、井田病院の西智弘さんは、たいへん熱意ある方です。普通に医師としての仕事だけをしていても、誰に責められるわけでもありません。病院全体をより良くしようという思いからこのようなプロジェクトをご自身の意思で立ち上げているわけですから、頭が下がります。
本サイトとしてもそのご活動に賛同し、ご紹介することといたしました。

■川崎市立井田病院 マップ
川崎市立井田病院 マップ

【関連リンク】
川崎市立井田病院 売店・レストラン
2012/5/1エントリ 井田山(3)井田病院の新棟が本日開院

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