「JR武蔵小杉駅北口駐輪場」が本日2014年1月15日新規オープン
本日、2014年1月15日に「JR武蔵小杉駅北口駐輪場」がオープンしました。
本駐輪場は125台収容・24時間営業・一時利用専用であり、10時間ごとに100円が課金されます。
■「JR武蔵小杉駅北口駐輪場」
本駐輪場が設置されたのは、JR武蔵小杉駅の北口を出て3分ほど東側に歩いた線路沿いにあります。
ここはかつては「森山ビル」がありましたが、JR武蔵小杉駅の連絡通路にエスカレーター・エレベーターを設置するバリアフリー化工事のために立ち退きとなりました。2013年7月28日のバリアフリー化工事完了後、森山ビルの敷地の一部が残りまして、半年近く遊休地のままになっていったところです。
本駐輪場は、その森山ビル跡地を活用して日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社が整備したものです。
■「JR武蔵小杉駅北口駐輪場」の看板
■「JR武蔵小杉駅北口駐輪場」の設備
本駐輪場は機械式で、ラックに入庫したのち、出庫時に精算機で料金を支払うことになります。
10時間ごとに100円ですから、通勤・通学利用ですと1日100円~200円になるでしょう。
■「JR武蔵小杉駅北口駐輪場」の告知
本駐輪場は、武蔵小杉駅北口からは徒歩3分程度と比較的近い距離にあります。
また、すぐ西側には南武線の地下をくぐる人道地下通路もあり、東口の再開発地区にアクセスすることも可能です。
ただ、ここは通常ではあまり通りかからない場所ですので、駐輪場がオープンしたということ自体、現時点ご存知の方はかなり少ないものと思われます。
当然ながらオープン初日の本日は、利用者も少なかったようです。
(※本エントリの写真は本日早朝、オープン前に撮影したものです)
駐輪場の導線を考えると、上丸子周辺地区から自転車で武蔵小杉駅北口にアクセスする場合、自転車をすぐに停められて途中に信号等もなく、便利そうです。
これまで、北口地区の東急線東側には駐輪場がありませんでしたので、知名度が上がってくれば利用者も増えてくるのではないでしょうか。
一応南武線のホームからも駐輪場の一部が見えますので、ホームからお気づきになる方もいらっしゃるかもしれません。
■余裕のある東口地下「武蔵小杉駅周辺自転車等駐車場第5施設」
武蔵小杉駅周辺では、かねてから放置自転車が地域の課題となっていました。
順番待ちの駐輪場がある一方で、東口ロータリー地下の駐輪場では定期利用・一時利用ともに余裕が残されているなど、現在では全体のバランスも指摘されているところです。
利用率の低い東口地下駐輪場では料金値下げなどの対策が取られており、不足している地域にあっては、限られたスペースを活用した駐輪場の整備が進められてきていますが、なかなか一朝一夕には解決できない問題ですね。
「JR武蔵小杉駅北口駐輪場」のオープンにあたり、まずは存在が広く認知されていけばと思います。
■武蔵小杉駅周辺・南武線以北の駐輪場マップ
【関連リンク】
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