平成25年度「かわさきボランティア・市民活動フェア」開催レポート
2014年1月25日に、かわさき市民活動センター・中原市民館において「かわさきボランティア・市民活動フェア」が開催されました。
■かわさき市民活動センター 「かわさきボランティア・市民活動フェア」
http://www2.kawasaki-shiminkatsudo.or.jp/volunt/kouza-event/fair
■「かわさきボランティア・市民活動フェア」Facebookページ
http://www.facebook.com/kawasaki.shiminkatsudo.fair
本イベントは、公益財団法人かわさき市民活動センター主催による市民向けイベントです。毎年川崎市内の各種ボランティア団体等が参加し、各団体の発表・活動体験などが行われています。
市民がボランティア活動に加わるきっかけとしてもらうとともに、団体同士の交流もはかることでボランティア活動を活性化していくことを目的としています。
■「かわさきボランティア・市民活動フェア」会場マップ
パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー1階・2階は、かわさき市民活動センターと中原市民館の複合施設になっています。本イベントはかわさき市民活動センターの主催ですが、会場は中原市民館も含めた建物全体を使って行われました。
■「かわさきボランティア・市民活動フェア」のプログラム(一部)
<体験しよう>
・みんなで体操/共遊レク球技
・二胡を弾こう!
・マジックハンドで二ヶ領用水のごみを取り除く
・落語と落語体験
・国際語エスペラント語 ミニ講座
<作ってみよう>
・ナイフを使わない簡単竹とんぼ作り
・かわさき折り紙プロジェクト
・エコぞうり教室
・いろいろな科学工作
・料理教室(事前申込制)
・くるみボタンを作ろう!
<見てみよう・聞いてみよう>
・映画「戦場のうた」
・DVD「母親たちの反核運動」「ノーモア原発」
・高齢者支援システム実演
・環境紙芝居と歌/心の健康!素晴らしい歌声の世界
・ミニ講座「冬の節電・省エネ」「ごみの分別と減量」
・パソコンなんでも相談室
・子どもをサイバー犯罪から守るためには
・腹話術/ガンプレイアクション
<販売コーナー>
・東日本大震災支援活動 ~手作り品販売~
・東北物産展(被災地支援)
・市内福祉作業所自主製品販売
・市民活動団体によるフリーマーケット
・地元野菜販売
<市民活動パネル展示>
<生涯学習・市民活動相談コーナー>
<市民活動映像紹介コーナー>
■販売コーナー
今回、主に訪れてみたのは販売コーナーです。ここでは、市内のボランティア団体によるチャリティー販売、東日本大震災被災地の物産や手作り品の販売などが行われていました。
■「夢工房@Musashikosugi」のチャリティー販売
販売コーナーの中で、「コスギフェスタ2012」「2013」にも出店していた、「夢工房@Musashikosugi」がチャリティー販売を行っていました。
「夢工房@Musashikosugi」は、武蔵小杉再開発地区にお住まいの方を中心としたボランティアグループです。かねてから、メンバーの皆さんによる手芸品のチャリティー販売を継続的に行っています。
■「夢工房@Musashikosugi」のチャリティーご案内
毎回寄付を行う先は異なりまして、今回は宮城県の「東日本大震災みやぎこども育英基金」への寄付を行うものとなっていました。
お話をお伺いすると、「何よりも皆さんが楽しんで活動している」ということで、毎回20万円ほどが寄付できているそうです。
活動を持続的なものにしていくためには、やはりモチベーションが大切なポイントですね。
■「おと絵がたり」のストラップ
続いてこちらは、同じく販売コーナーに出店していた「おと絵がたり」のストラップです。
「ブレーメンの音楽隊」の猫の絵が描かれています。
■「おと絵がたり」ウェブサイト
http://www.cl.bb4u.ne.jp/~otoe-net/
「おと絵がたり」は、オリジナルの影絵をスクリーンや壁に映し、歌や楽器を合わせ視聴覚で楽しむ昔話です。
小学校における読み聞かせのボランティア活動の中で生まれ、これまでに活動の幅を広げてきました。
ストラップに描かれているような独特の世界観の影絵が魅力で、中原区の地域イベントなどでも上演されています。
今回はグッズ販売によるPR活動で、本イベントに出店していました。
■「かわさき折紙プロジェクト」
■ピアノ演奏
■市民活動パネル展示
その他、とても紹介しきれませんが、本イベントでは数多くのボランティア団体が参加していました。
いずれも堅苦しいものではなく、参加型でお子さんも楽しめる企画が多かったように思います。
ボランティアなどの「市民活動団体」というと何だかちょっと敷居が高いような気がしてしまうのですが、意義のある活動を楽しんで継続していらっしゃるグループが地元に多数存在します。
本イベントでさまざまな活動にふれることで、そういった活動を知るだけでも良いと思いますし、また関心を持ったグループに参加していくようなきっかけになることもあるかもしれません。
本イベントの源流は1983年に開催された「第1回ボランティア交流集会」であり、それから30年の間に発展して現在の「かわさきボランティア・市民活動フェア」につながっています。
活動は継続していくことに大きな意味がありますし、逆に言えば長く継続できているものには、やはり何らかの価値があろうかと思います。
■かわさき市民活動センター・中原市民館
【関連リンク】
2012/10/19エントリ 「コスギフェスタ2012」出店紹介(1)「夢工房@Musashikosugi」の手芸編み物チャリティー販売
2012/10/27エントリ 「コスギフェスタ2012」開催レポート
2013/1/23エントリ 「かわさきボランティア・市民活動フェア」が2013年1月26日(土)開催、「夢工房@Musashikosugi」がチャリティバザー実施
2013/10/27エントリ 「コスギフェスタ2013」開催レポート