武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2014年
09月12日

中原市民館市民自主企画事業「親と子の絵本で知る障がいと病気」が2014年10月4日(土)、18日(土)開催

 

中原市民館の市民自主企画事業「親と子の絵本で知る障がいと病気」が、2014年10月4日(土)および18日(土)に開催されます。
2回連続の講座により、「子供にどのようにして障がいや病気を教えるか」をグループワークをまじえて考えていくものです。
 
本講座は事前申し込みが必要であり、9月20日(土)まで受け付けています。

■川崎市報道発表資料 中原市民館市民自主企画事業「親と子の絵本で知る障がいと病気」の参加者を募集します
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/nakahara/0000060762.html

■「親と子の絵本で知る障がいと病気」の開催概要
第1回 第2回
日時 10月4日(土)14:00~16:00 10月18日(土)14:00~16:00
会場 中原市民館 第3・第4会議室
アクセス
中原図書館 多目的室
アクセス
講師 静岡県立こども病院医学図書室
わくわくぶんこ司書 塚田薫代氏
川崎市立井田病院 医師 西智弘氏
対象 小学校4 年生から中学生までの子どもとその保護者20組
※第1回は保護者対象・第2回は親子対象
参加料 無料
申込 <締め切り>
9 月20 日(土)締切(はがきの場合当日消印有効)
<申し込み先>
(1)はがき
〒211-0004 川崎市中原区新丸子東3-1100-12
中原市民館 「親と子の絵本で知る障がいと病気」講座担当
(2)電話 044-433-7773
(3)FAX 044-430-0132
(4)メール 88nakasi@city.kawasaki.jp
<記載事項>
講座名・住所・参加者氏名・お子さんの年齢・電話番号
<備考>
※応募多数の場合は中原区在住の方優先で抽選です。
※人数に余裕がある場合は、締切後も受け付けます。
※申し込みの際の氏名、住所、電話番号等は川崎市個人情報保護条例に基づき、事業執行の目的に限り使用されます。
主催 川崎市教育委員会
企画運営 かわさき医療情報ネットワーク
問合わせ 中原市民館 電話:044-433-7773 Fax:044-430-0132

本講座は、子どものうちから障害や病気について正しい知識を持ち、いのちの大切さを理解することや、みんなが安心して暮らせるまちについて考えることを目的としています。
その方法論のひとつとして、今回は「絵本の読み聞かせ」を取り上げ、グループワークなどもまじえつつ理解を深めていきます。

全2回の講座のうち、「第1回」は保護者を対象とし、「子どもにどのようにして障害や病気を教えるか」について講義を受けたのちに、読み聞かせをする絵本を選ぶ作業をします。
「第2回」は親子参加で絵本の読み聞かせを行ったうえで、グループワークにより障害や病気、いのちの大切さについて親子で学んでいくプログラムとなっています。

■さくや姫プロジェクト 司書であり、医療者である責任。病と向き合う親子の心を、本で支える。塚田薫代
http://sakuyahime.jp/?post_type=sakuyahime&p=962

「第1回」の講師は、静岡県立こども病院医学図書室の「わくわく文庫」司書、塚田薫代さんです。
病院の医学図書室は医学書などを揃え、主な利用者は医学関係者ですが、患者さんのご家族も利用できます。病院内で生活するお子さんも当然いることから、医学図書室の中に子ども向けの本を揃えようと立ち上げられたのが「わくわく文庫」です。

「わくわく文庫」には子どもたちにわかりやすく病気を伝える本や、明るい本、楽しい本などが寄贈により多数集まっています。
これらの本を最適に利用者の皆さんに提供するのが、司書である塚田さんのお仕事です。

子どもたちへの障害や病気の伝え方、そのための絵本選びは、まさに塚田さんの豊富な経験が活きるのではないでしょうか。

■「第2回」講師 川崎市立井田病院医師 西智弘さん


「第2回」の講師は、川崎市立井田病院医師の西智弘さんです。
西さんの活動についてはこれまでにもいくつかご紹介しておりますので、エントリ末尾の関連リンクをご参照くださいませ。

「第2回」では、医師である西さんに読み聞かせボランティアの方も加わり、グループワークで理解を深めたうえで実際に絵本の読み聞かせを行います。

■「マイノリティを分離ではなく自然な混ざり合いを」
「マイノリティを分離ではなく自然な混ざり合いを」
※NPO法人ピープルデザイン研究所のリリースより。今回の講座とは直接的な関係はありません。

本サイトでは、2014/8/2エントリにおいて川崎市と包括協定を結んだ「NPO法人ピープルデザイン研究所」をご紹介しました。
同法人は須藤シンジさんを代表理事として、健常者も障害者も、あらゆる方が当たり前のように混じり合える「心のバリアフリー」を実現すべく活動しています。

そこでも指摘されていたように、現在の日本の社会は「健常者」「障害者」がハッキリと分かれて生活するような構造になっています。
それが当たり前という固定観念が形成される前に子どものうちから理解を深めていくことは、本講座の案内にもあるように大人になってからも大きな力になるものと思います。

本講座は事前申込が必要ですので、どうぞお早めにお申込ください。
第1回は中原市民館、第2回は中原図書館と会場が異なりますので、その点もご注意くださいね。

■「第1回」(10月4日)会場の中原市民館
「第1回」(10月4日)会場の中原市民館

■「第2回」(10月18日)会場の中原図書館6階多目的室
「第2回」(10月18日)会場の中原図書館6階多目的室

【関連リンク】
NPO法人ピープルデザイン研究所 ウェブサイト
西智弘先生ブログ かわさきOncology&Palliative Care
西智弘先生Twitter @tonishi0610
2013/5/11エントリ 井田病院において2013年6月29日に「病院レストランを考えよう!ワークショップ」が開催、5月12日朝9時より事前登録開始
2013/7/8エントリ 井田病院の「病院レストランを考えよう!ワークショップ」開催レポート
2013/7/15エントリ 「idacafe」で「モトスミ がん哲学カフェ」が2013年7月20日(土)スタート
2013/12/8エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会・井田病院 西智弘先生の健康相談開催レポート
2014/6/7エントリ 井田病院レストラン「ポールライト」の「からだにおいしい定食」
2014/6/15エントリ 武蔵小杉駅前通り商店街のもちつき大会にコスギフェスタ協力、スパイダーマン登場、西智弘さんの健康相談・絵本読み聞かせが盛況
2014/8/2エントリ 読書会「こすぎナイトキャンパス」第50回開催、川崎市と包括協定のピープルデザイン研究所・須藤シンジさんが参加

Comment(1)