「第3回関東労災病院 病院祭」レポート:手術室見学から医師・薬剤師体験まで多彩に開催
【Reporter:はつしも】
本日、「第3回関東労災病院 病院祭」が開催されました。
今回は「第1回」以来2年ぶりに参加してまいりましたので、レポートしたいと思います。
なお本取材は、関東労災病院の協力をいただいております。
■関東労災病院
■「病院祭」の入口
「関東労災病院 病院祭」は、同病院の地域に向けた取り組みです。
2012年に第1回が開催されてから1年に1回継続的に開催されており、病院を一般開放してさまざまな催しが行われています。
病院祭で毎回人気を博しているのが、「病院見学ツアー」です。
まずはこのツアーからご紹介していきましょう。
■「病院見学ツアー」(1)ヘリポート
■ヘリポートから見た武蔵小杉の高層ビル群
見学ツアーで最初に向かったのが、ヘリポートです。
病棟は9階建てですが、屋上に出てからさらに階段をのぼっていきますので、11階建てくらいの高さはありそうです。
緊急時など、このヘリポートが使われる可能性があります。
周囲を見渡すと、武蔵小杉の高層ビル群や元住吉駅、中原平和公園、新川崎などがよく見えました。
■「病院見学ツアー」(2)手術室
■手術台
続いて見学したのは、手術室です。
手術台は電気毛布で暖かくなっているほか、素材なども床ずれを防ぐため、たいへん心地よい質感になっています。
■手術道具
■使い捨てのメスなど刃物類
この見学ツアーでは、手術台のほか、手術で使用する道具なども自由に触ることができました。
メスなど刃物類は、銀色がキラリと輝くイメージが強いですが、現在はディスポーザブル(使い捨て)になっているのだそうです。
■手術室の時計
手術室の壁面には、埋め込みで時計が設置されています。
左右には麻酔時間と、手術時間が表示されるようになっています。
手術時間は長いものでは丸1日かかることもあるということです。
■「病院見学ツアー」(3)免震構造
見学ツアーで最後に回ったのが、地下の免震構造です。
写真は1枚目がダンパー、2枚目が積層ゴムです。
これにより、縦揺れ・横揺れを吸収するしくみになっています。
関東労災病院は、当然ながら災害に対して強靭でなければなりません。
2011年3月11日の東日本大震災においても、同病院が被害を受けることはありませんでした。
また同病院は免震構造のほか、自家発電等の設備も有しています。
■さまざまな体験企画
さて、「関東労災病院 病院祭」では、見学ツアーだけでなく、1階においてさまざまな体験企画が開催されています。
■医師体験 超音波診察
まずこちらは、医師体験です。
白衣を着て、超音波での診察のほか、AED講習、診察室での記念撮影ができました。
■薬剤師体験
続いて薬剤師体験をご紹介しましょう。
最初にもらった処方箋に従って、薬をそろえていきます。
■処方されたお菓子
処方は勿論本物の薬ではありませんで、ひとつはお菓子でした。
薬袋にきちんと内容物などを記入したうえで、処方に従ってお菓子を入れます。このお菓子は体験終了後にもらえるようになっていました。
■もうひとつの処方、インスタントコーヒー
もうひとつの処方は、インスタントコーヒーでした。
処方に従って、インスタントコーヒーとグラニュー糖を計測して機械に入れていきます。
■機械に投入
■薬包が出てきました
良く混ぜたインスタントコーヒーを機械に入れると、ほどなくして薬包が出てきました。
実際には粉末状の薬を投入すると、このように回数を分けて使えるように出てくるわけですね。
これはグラニュー糖入りのインスタントコーヒーとして、持ち帰って飲むことができました。
このように、薬剤師さんのお仕事を楽しみながら理解できるようになっていましたので、良い企画と思いました。
■杖・車椅子・リハビリ体験
■車椅子で、斜面をのぼる
またこちらは、杖・車椅子・リハビリ体験のほか、自助具・介護用品の展示が行われていました。
実際に車いすに乗ってみると、少しの斜面でもたいへんなことがわかります。
■健康チェック
会場入口近くで人気を集めていたのが、健康チェックです。
ここでは血圧測定・血糖値測定・骨密度測定・血管年齢測定ができます。
■塩分チェック濃度体験
この会場では、塩分濃度チェック体験などもできました。
病院にお世話にならないように、健康を損なわない生活習慣が大切ですね。
■病院祭コンサート
12時からは、ロビーで病院祭コンサートも開催されました。
普段は病院の中は静かですから、普段はなかなか見られない光景ですね。
■関東労災病院のノベルティ
今回の病院ツアーでは、関東労災病院のロゴ入りノベルティもいくつかいただけました。
写真はマグネット付きクリップと付箋で、このほか2色ボールペンもありました。
またこのほか、お子さん向けにはお菓子袋もプレゼントされていました。
「関東労災病院 病院祭」では、全体を通して関東労災病院の方は皆さんご親切でしたし、地域への理解促進や健康情報の発信などのために、一生懸命取り組まれていたかと思います。
私も普段は病院に行くことはあまりないのですが、個人的にもためになる内容が多く、何よりも楽しく参加することができました。
来年以降も継続的に開催されるようですので、また告知させていただきたいと思います。
【関連リンク】
関東労災病院 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:生活情報:病院
2009/1/8エントリ 関東労災病院の新棟
2009/5/25エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(前編)
2009/5/26エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(後編)
2012/12/5エントリ 関東労災病院が2012年12月9日(日)に病院見学会を初開催
2012/12/9エントリ 関東労災病院の病院見学会レポート:屋上パノラマと多彩な催しで初開催
2013/10/3エントリ 「第2回関東労災病院 病院祭」が2013年10月27日(日)開催
2014/10/27エントリ 「第3回関東労災病院 病院祭」が2014年11月8日(土)開催、病院見学ツアー当日枠あり
本日、「第3回関東労災病院 病院祭」が開催されました。
今回は「第1回」以来2年ぶりに参加してまいりましたので、レポートしたいと思います。
なお本取材は、関東労災病院の協力をいただいております。
■関東労災病院
■「病院祭」の入口
「関東労災病院 病院祭」は、同病院の地域に向けた取り組みです。
2012年に第1回が開催されてから1年に1回継続的に開催されており、病院を一般開放してさまざまな催しが行われています。
病院祭で毎回人気を博しているのが、「病院見学ツアー」です。
まずはこのツアーからご紹介していきましょう。
■「病院見学ツアー」(1)ヘリポート
■ヘリポートから見た武蔵小杉の高層ビル群
見学ツアーで最初に向かったのが、ヘリポートです。
病棟は9階建てですが、屋上に出てからさらに階段をのぼっていきますので、11階建てくらいの高さはありそうです。
緊急時など、このヘリポートが使われる可能性があります。
周囲を見渡すと、武蔵小杉の高層ビル群や元住吉駅、中原平和公園、新川崎などがよく見えました。
■「病院見学ツアー」(2)手術室
■手術台
続いて見学したのは、手術室です。
手術台は電気毛布で暖かくなっているほか、素材なども床ずれを防ぐため、たいへん心地よい質感になっています。
■手術道具
■使い捨てのメスなど刃物類
この見学ツアーでは、手術台のほか、手術で使用する道具なども自由に触ることができました。
メスなど刃物類は、銀色がキラリと輝くイメージが強いですが、現在はディスポーザブル(使い捨て)になっているのだそうです。
■手術室の時計
手術室の壁面には、埋め込みで時計が設置されています。
左右には麻酔時間と、手術時間が表示されるようになっています。
手術時間は長いものでは丸1日かかることもあるということです。
■「病院見学ツアー」(3)免震構造
見学ツアーで最後に回ったのが、地下の免震構造です。
写真は1枚目がダンパー、2枚目が積層ゴムです。
これにより、縦揺れ・横揺れを吸収するしくみになっています。
関東労災病院は、当然ながら災害に対して強靭でなければなりません。
2011年3月11日の東日本大震災においても、同病院が被害を受けることはありませんでした。
また同病院は免震構造のほか、自家発電等の設備も有しています。
■さまざまな体験企画
さて、「関東労災病院 病院祭」では、見学ツアーだけでなく、1階においてさまざまな体験企画が開催されています。
■医師体験 超音波診察
まずこちらは、医師体験です。
白衣を着て、超音波での診察のほか、AED講習、診察室での記念撮影ができました。
■薬剤師体験
続いて薬剤師体験をご紹介しましょう。
最初にもらった処方箋に従って、薬をそろえていきます。
■処方されたお菓子
処方は勿論本物の薬ではありませんで、ひとつはお菓子でした。
薬袋にきちんと内容物などを記入したうえで、処方に従ってお菓子を入れます。このお菓子は体験終了後にもらえるようになっていました。
■もうひとつの処方、インスタントコーヒー
もうひとつの処方は、インスタントコーヒーでした。
処方に従って、インスタントコーヒーとグラニュー糖を計測して機械に入れていきます。
■機械に投入
■薬包が出てきました
良く混ぜたインスタントコーヒーを機械に入れると、ほどなくして薬包が出てきました。
実際には粉末状の薬を投入すると、このように回数を分けて使えるように出てくるわけですね。
これはグラニュー糖入りのインスタントコーヒーとして、持ち帰って飲むことができました。
このように、薬剤師さんのお仕事を楽しみながら理解できるようになっていましたので、良い企画と思いました。
■杖・車椅子・リハビリ体験
■車椅子で、斜面をのぼる
またこちらは、杖・車椅子・リハビリ体験のほか、自助具・介護用品の展示が行われていました。
実際に車いすに乗ってみると、少しの斜面でもたいへんなことがわかります。
■健康チェック
会場入口近くで人気を集めていたのが、健康チェックです。
ここでは血圧測定・血糖値測定・骨密度測定・血管年齢測定ができます。
■塩分チェック濃度体験
この会場では、塩分濃度チェック体験などもできました。
病院にお世話にならないように、健康を損なわない生活習慣が大切ですね。
■病院祭コンサート
12時からは、ロビーで病院祭コンサートも開催されました。
普段は病院の中は静かですから、普段はなかなか見られない光景ですね。
■関東労災病院のノベルティ
今回の病院ツアーでは、関東労災病院のロゴ入りノベルティもいくつかいただけました。
写真はマグネット付きクリップと付箋で、このほか2色ボールペンもありました。
またこのほか、お子さん向けにはお菓子袋もプレゼントされていました。
「関東労災病院 病院祭」では、全体を通して関東労災病院の方は皆さんご親切でしたし、地域への理解促進や健康情報の発信などのために、一生懸命取り組まれていたかと思います。
私も普段は病院に行くことはあまりないのですが、個人的にもためになる内容が多く、何よりも楽しく参加することができました。
来年以降も継続的に開催されるようですので、また告知させていただきたいと思います。
【関連リンク】
関東労災病院 公式ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:生活情報:病院
2009/1/8エントリ 関東労災病院の新棟
2009/5/25エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(前編)
2009/5/26エントリ 武蔵小杉で出産する:関東労災病院(後編)
2012/12/5エントリ 関東労災病院が2012年12月9日(日)に病院見学会を初開催
2012/12/9エントリ 関東労災病院の病院見学会レポート:屋上パノラマと多彩な催しで初開催
2013/10/3エントリ 「第2回関東労災病院 病院祭」が2013年10月27日(日)開催
2014/10/27エントリ 「第3回関東労災病院 病院祭」が2014年11月8日(土)開催、病院見学ツアー当日枠あり