パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー近接「旧F地区」に店舗付きマンションが着工、2016年2月完成へ
【Reporter:はつしも】
パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー裏手の旧「小杉駅南部地区F地区」の住宅地に、6階建ての店舗付きマンション「(仮称)新丸子東3丁目計画」が建設されることになりました。
建物はすでに着工しており、2016年2月完成を予定しています。
■小杉駅南部地区の再開発未実施エリア(旧小杉駅南部地区F地区)
東急武蔵小杉駅の周辺は、武蔵小杉再開発においては「小杉駅南部地区」として区分されています。
駅前に大規模な用地が空いていたことを活かして、これまで大半の地区において再開発事業が進められてきました。
■小杉駅南部地区の構成
再開発当初はA~Fの6地区が検討されていまして、F地区については「まちづくり勉強会」が発足して再開発が検討されていたのですが、ここは合意に至りませんでした。
その後F地区のうち南武線沿いの区域が「新丸子東3丁目地区」として分離し、「KDX武蔵小杉ビル」「ブリリア武蔵小杉」「フローラルガーデン」が建設されています。
今回の「(仮称)新丸子東3丁目計画」は、旧「F地区」に残された区域の一部を開発するものです。
■旧F地区の「(仮称)新丸子東3丁目計画」建設地
今回「(仮称)新丸子東丁目計画」が建設されるのは、さきほどのマップでお示しした通り、旧F地区の綱島街道沿いの部分です。
ここにはかつては戸建て住宅と再開発の工事事務所がありましたが、すでに取り壊され、店舗付きマンションの建設が始まっています。
■「(仮称)新丸子東3丁目計画」の建築計画のお知らせ
■すでに着工した基礎工事
「(仮称)新丸子東3丁目計画」は、現地に建築計画のお知らせが掲示され、基礎工事が進められているところです。
これによると建物は6階建てで、37戸の店舗付き共同住宅です。
建物完成予定は2016年2月26日予定ですから、あと7か月余りで完成することになりますね。
■上丸子跨線橋から見た建設現場
建設地に隣接した上丸子跨線橋からは、「(仮称)新丸子東3丁目計画」の建設現場と、周辺の再開発地区を俯瞰することができます。
写真中央が建設現場で、右手が「新丸子東3丁目地区」として分離開発された「KDX武蔵小杉ビル」「ブリリア武蔵小杉」です。
左手には旧「F地区」として残された住宅街が見えます。
■隣接する上丸子跨線橋拡幅工事
隣接する上丸子跨線橋では、現在拡幅工事が行われています。
上丸子跨線橋の東側は新幹線が走り、これ以上そちら側に大きく拡幅することはできません。
そのため、「(仮称)新丸子東3丁目計画」側(西側)を中心に拡幅が行われることになります。
この工事を受けて跨線橋沿いには、拡幅工事用の土地が確保されていまして、跨線橋沿いの戸建て住宅が一部更地になっていました。
■旧「F地区」で建て替えが進んだマンション
また、旧「F地区」では、まとまった再開発ではありませんが個別にマンションの建て替えなどが行われています。
これらは再開発によって利便性が高まり、土地の価格や想定賃料が上昇したことにより、おのずと個別の開発が促進されたものと思います。
「(仮称)新丸子東3丁目計画」も、同様の動きといえるでしょう。
■武蔵小杉新駅前で建て替えられるリカザイの本社工場
2015/7/1エントリでは、武蔵小杉新駅近くに残された「株式会社リカザイ」の本社工場が店舗・住宅・工場併存のビルとして建て替えられることをお伝えしました。
武蔵小杉駅東側での再開発事業は「シティタワー武蔵小杉」の竣工をもってほぼ完了となりますが、このように再開発当初はそのまま残ることとなった建物の更新や用途転換は、今後も個別に進んでいくものと思います。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:新丸子東3丁目地区
2008/12/15エントリ 小杉駅南部地区F地区と新丸子東3丁目地区
2015/7/1エントリ 武蔵小杉新駅前のリカザイ本社工場が建替え、6階建ての工場・店舗・共同住宅複合ビルが2016年3月竣工へ
パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー裏手の旧「小杉駅南部地区F地区」の住宅地に、6階建ての店舗付きマンション「(仮称)新丸子東3丁目計画」が建設されることになりました。
建物はすでに着工しており、2016年2月完成を予定しています。
■小杉駅南部地区の再開発未実施エリア(旧小杉駅南部地区F地区)
東急武蔵小杉駅の周辺は、武蔵小杉再開発においては「小杉駅南部地区」として区分されています。
駅前に大規模な用地が空いていたことを活かして、これまで大半の地区において再開発事業が進められてきました。
■小杉駅南部地区の構成
▼A地区 (駅西側) |
・西街区再開発ビル(武蔵小杉東急スクエア、KOSUGI PLAZA、マルエツ) ・エクラスタワー武蔵小杉 ・こすぎコアパーク |
▼B地区 (駅上部) |
・西街区再開発ビル(武蔵小杉東急スクエア) |
▼C地区 (駅東側) |
・武蔵小杉駅東口駅前広場 ・ららテラス武蔵小杉 ・パークシティ武蔵小杉ザ グランドウイングタワー |
▼D地区 (グランド跡地) |
・パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワー ・中原市民館、かわさき市民活動センター |
▼E地区 (グランド跡地) |
・パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー ・パークシティ武蔵小杉プラザ(フーディアム、コナミスポーツ) |
▼F地区 (その他) |
※南武線沿いが「新丸子東3丁目地区」として分離し再開発 ・KDX武蔵小杉ビル ・ブリリア武蔵小杉 ・フローラルガーデン ※その他低層住宅街は再開発未実施 |
再開発当初はA~Fの6地区が検討されていまして、F地区については「まちづくり勉強会」が発足して再開発が検討されていたのですが、ここは合意に至りませんでした。
その後F地区のうち南武線沿いの区域が「新丸子東3丁目地区」として分離し、「KDX武蔵小杉ビル」「ブリリア武蔵小杉」「フローラルガーデン」が建設されています。
今回の「(仮称)新丸子東3丁目計画」は、旧「F地区」に残された区域の一部を開発するものです。
■旧F地区の「(仮称)新丸子東3丁目計画」建設地
今回「(仮称)新丸子東丁目計画」が建設されるのは、さきほどのマップでお示しした通り、旧F地区の綱島街道沿いの部分です。
ここにはかつては戸建て住宅と再開発の工事事務所がありましたが、すでに取り壊され、店舗付きマンションの建設が始まっています。
■「(仮称)新丸子東3丁目計画」の建築計画のお知らせ
■すでに着工した基礎工事
「(仮称)新丸子東3丁目計画」は、現地に建築計画のお知らせが掲示され、基礎工事が進められているところです。
これによると建物は6階建てで、37戸の店舗付き共同住宅です。
建物完成予定は2016年2月26日予定ですから、あと7か月余りで完成することになりますね。
■上丸子跨線橋から見た建設現場
建設地に隣接した上丸子跨線橋からは、「(仮称)新丸子東3丁目計画」の建設現場と、周辺の再開発地区を俯瞰することができます。
写真中央が建設現場で、右手が「新丸子東3丁目地区」として分離開発された「KDX武蔵小杉ビル」「ブリリア武蔵小杉」です。
左手には旧「F地区」として残された住宅街が見えます。
■隣接する上丸子跨線橋拡幅工事
隣接する上丸子跨線橋では、現在拡幅工事が行われています。
上丸子跨線橋の東側は新幹線が走り、これ以上そちら側に大きく拡幅することはできません。
そのため、「(仮称)新丸子東3丁目計画」側(西側)を中心に拡幅が行われることになります。
この工事を受けて跨線橋沿いには、拡幅工事用の土地が確保されていまして、跨線橋沿いの戸建て住宅が一部更地になっていました。
■旧「F地区」で建て替えが進んだマンション
また、旧「F地区」では、まとまった再開発ではありませんが個別にマンションの建て替えなどが行われています。
これらは再開発によって利便性が高まり、土地の価格や想定賃料が上昇したことにより、おのずと個別の開発が促進されたものと思います。
「(仮称)新丸子東3丁目計画」も、同様の動きといえるでしょう。
■武蔵小杉新駅前で建て替えられるリカザイの本社工場
2015/7/1エントリでは、武蔵小杉新駅近くに残された「株式会社リカザイ」の本社工場が店舗・住宅・工場併存のビルとして建て替えられることをお伝えしました。
武蔵小杉駅東側での再開発事業は「シティタワー武蔵小杉」の竣工をもってほぼ完了となりますが、このように再開発当初はそのまま残ることとなった建物の更新や用途転換は、今後も個別に進んでいくものと思います。
【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:新丸子東3丁目地区
2008/12/15エントリ 小杉駅南部地区F地区と新丸子東3丁目地区
2015/7/1エントリ 武蔵小杉新駅前のリカザイ本社工場が建替え、6階建ての工場・店舗・共同住宅複合ビルが2016年3月竣工へ