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2015年
08月20日

JR武蔵小杉駅天井耐震化工事が2016年1月まで実施中

【Reporter:はつしも】

JR武蔵小杉において、天井耐震化工事が2015年7月13日からスタートしました。
この工事は長期間を要するもので、2016年1月下旬までかかる見込みです。

■武蔵小杉駅天井耐震化工事のお知らせ
武蔵小杉駅天井耐震化工事のお知らせ

■武蔵小杉新駅コンコース
武蔵小杉新駅コンコース

こちらは、武蔵小杉新駅コンコースです。
普段利用されていた方であれば、一見して「何かが違う」と違和感を覚えるのではないでしょうか?

■天井の装飾取り外し
天井の装飾取り外し

よく見ると、天井の装飾が取り外されていたのでした。
上記写真奥が取り外し前、手前が取り外し後です。

装飾を一旦取り外したのちに、天井耐震化工事を行うようです。

■装飾が作る綺麗な影
装飾が作る綺麗な影

武蔵小杉新駅コンコースの装飾は、設置コストはそれほどでもないと思うのですが、波型で綺麗な影ができますので個人的に良いデザインと思っていました。
駅利用上は何も変わりりませんが、なくなってみると結構雰囲気が変わるものだということがわかりました。

■エスカレーターの天井
エスカレーターの天井

■階段の天井
階段の天井

■連絡通路寄りコンコースの天井
コンコースの天井

またエスカレーターや階段部分などでも、天井が一旦取り外されて工事が行われていました。


公共交通機関は、何より安全第一ですね。

武蔵小杉新駅は2010年3月開業とまだ新しい駅ではありますが、耐震上十分でない部分があるのであれば、早めに対処しておくことが必要と思います。

駅を稼働させながらの工事は制約も大きく、これからまた5か月ほどの間、武蔵小杉駅で工事が続くことになります。



■武蔵小杉新駅開業時点の暫定連絡通路
武蔵小杉新駅開業時点の暫定連絡通路

■開業から1年3か月後に完成した正規連絡通路
開業から1年3か月後に完成した正規連絡通路

そういえば武蔵小杉新駅の建設工事は当初計画よりもスケジュールが遅れ、2010年3月の開業当初は暫定連絡通路による開業でした。

そこからさらに工事が続き、正規連絡通路が開業したのは1年3か月後、2011年6月でした。
ただこの時点では、当初から構想にあった連絡通路の跨線橋のバリアフリー化は、駅隣接ビルの立ち退きが完了しておらず未完成の状態でした。

■開業から3年5か月後に完成した跨線橋バリアフリー化
開業から3年5か月後に完成した跨線橋バリアフリー化

そして連絡通路の跨線橋がバリアフリー化されたのは、2013年8月でした。
武蔵小杉新駅が開業してから当初想定していた「完成形」に至るまでには3年5か月を要し、長期間にわたって工事が続いていたことになります。

今回の天井耐震工事も約半年と工期が長いですけれども、武蔵小杉新駅が「未完成」な感じの風景は、なんとなく馴染みがありますね。

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