武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

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2015年
09月05日

武蔵小杉・二子玉川を結ぶ「玉11系統 FUTAKOSU BUS」本日運行開始、武蔵小杉目線で巡る乗車レポート

【Reporter:はつしも】

本日より、武蔵小杉駅と二子玉川駅を結ぶ東急バスがの新路線が運行開始されました。
本路線は二子玉川駅と多摩川駅を往復していた「玉11系統」を武蔵小杉駅まで延伸したもので、土日・休日限定で運行されます。

■「玉11系統」が発着する武蔵小杉駅東口駅前広場の3番乗り場
「玉11系統」が発着する武蔵小杉駅東口駅前広場の3番乗り場

3番乗り場のバス停

新設(延伸)された「玉11系統」は、武蔵小杉駅東口駅前広場の3番乗り場から発着します。
ここは当初は羽田空港行きリムジンバスが発着していましたが、その後東急バスによる「キヤノン玉川事業所」直行バスも運行開始されていました。

■3番乗り場の3系統の行列の仕方
3番乗り場の3系統の行列の仕方

今回の「玉11系統」が乗り入れることにより、3番乗り場からは3系統が発着します。
これに対応して、バス停には各系統の行列の仕方が掲示されていました。

まず点字ブロックのバス停側には羽田空港行きリムジンバスの行列を作り、反対側にはキヤノン玉川事業所直行バスと、「玉11系統」の行列を作る形になります。

キヤノン玉川事業所直行バスは平日のみの通勤バスであり、「玉11系統」は土日・休日限定のお出かけバスですので、バス停でバッティングすることはないわけです。

■「玉11系統」のラッピングバス
「玉11系統」のラッピングバス

そして今回、「玉11系統」を走る東急バスの車両は、同路線の武蔵小杉延伸をPRする特別仕様のラッピングバスになっていました。

■「土曜・休日は、流行の街まで乗り換えなし!」
「土曜・休日は、流行の街まで乗り換えなし!」

■「FUTAKOSU BUS」
「FUTAKOSU BUS」

バスの車体には、ご覧の通り二子玉川の街が描かれていました。
「土曜・休日は流行の街まで乗り換えなし!」とのコピーに加えて、「FUTAKO⇔KOSUGI」を合成して「FUTAKOSU BUS」という愛称が付けられていました。

■丸子橋を渡る「玉11系統」
丸子橋を渡る「玉11系統」 

それではさっそく「玉11系統」に乗車して、二子玉川まで行ってみましょう。
通常の路線バスで丸子橋を渡るのは、新鮮です。

前回情報提供いただきましたように、昭和40年代には丸子橋を渡る通常の路線バスがあったようなのですが、羽田空港行きリムジンバスなどを除いて、長いこと丸子橋を渡る路線が途絶えていました。

■多摩川駅バス乗り場
多摩川駅バス乗り場

多摩川駅バス乗り場

丸子橋を渡ると、すぐに多摩川駅のバス乗り場です。

今回、武蔵小杉駅から乗車したのは3名でしたが、多摩川駅では学生など長い行列ができていました。

■満員に近くなったバス
満席に近くなったバス

多摩川駅で、一気にバスは満席近くになりました。
武蔵小杉駅まで延伸される前の積み上げがありますので、本日時点ではほぼ多摩川駅~二子玉川駅間で確立されている路線という印象です。

■多摩川沿道から見える武蔵小杉
多摩川沿道から見える武蔵小杉

多摩川沿道から見える武蔵小杉

多摩川駅を発車すると、二子玉川まではずっと多摩川沿いの道路を走っていきます。

その間、しばらくの間武蔵小杉の高層ビル群を角度を変えながら見ることができます。
普段見ているアングルとは違う構図で見られますので、これもなかなか新鮮でした。

■等々力陸上競技場
等々力陸上競技場

■市民ミュージアムととどろきアリーナ
市民ミュージアムととどろきアリーナ

武蔵小杉の高層ビル群の次には、等々力緑地が見えてきました。

写真はメインスタンドが完成した等々力陸上競技場、市民ミュージアムとその奥のとどろきアリーナです。

■下野毛の「キヤノン玉川事業所」と「富士通川崎工場」
「キヤノン玉川事業所」と「富士通川崎工場」

等々力を過ぎると見えてくるのは、2015/5/31エントリ2015/6/1エントリでご紹介した高津区下野毛付近です。

写真は「キヤノン玉川事業所」と、その奥に見える「富士通川崎工場本館ビル」です。

「キヤノン玉川事業所」は、「玉11系統」と同じ武蔵小杉駅東口駅前広場3番バス乗り場から平日限定で発着する直行バスでアクセスが可能です。

■「玉川温室村」
「玉川温室村」

かねてから路線図を見て気になっていたのが、途中にある「玉川温室村」というバス停です。

このあたりは戦前、カーネーションの産地で温室がたくさんあったということです。
現在では衰退してしまい、バス停の名前として残っているのみのようです。

■「ライズ・プラザモール前」
「ライズ・プラザモール前」

「玉11系統」は、終点・二子玉川駅のひとつ手前の「ライズ・プラザモール前」で乗降できます。

2015/7/15エントリでご紹介した「二子玉川公園」に行くには、ここで降車した方がよいでしょう。

■終点・二子玉川駅
終点・二子玉川駅

こちらが、終点・二子玉川駅のバスロータリーです。
7番乗り場が「小杉駅東口」行きとなります。

■帰り道の丸子橋
帰り道の丸子橋 

帰り道も「玉11系統」に乗車して、丸子橋までやってきました。
武蔵小杉で下車したのは、6名でした。今回は二子玉川で何もせず、同じバスで単純にとんぼ帰りしたのですが、行きよりも帰りの方がやや乗客が多かったことになります。

「玉11系統」の運転間隔は11~15分程度、全線所要時間は28分程度です。
帰り道、多摩川の沿道から、丸子橋前で中原街道に合流するところがなかなか進まず、3回ほど信号待ちをしたところがややネックという気がいたしました。

全体として、本数も思ったより多いですし、所要時間としても十分使いやすいのではないかと思いました。
途中、多摩川沿いに武蔵小杉など中原区の風景が見えるのも(あくまで個人的には)プラスポイントです。

二子玉川や、途中の多摩川台公園などにお出かけの際、利用してみてはいかがでしょうか。

ご利用の際は、多摩川側の座席、特にシートの位置が高くなる後部座席がオススメです。

■二子玉川ライズの「蔦屋家電」
二子玉川ライズの「蔦屋家電」

■東急バス ダイヤ改正のお知らせ【2015年9月1日(火)実施】
http://www.tokyubus.co.jp/top/news/001021.html

 
※クリックで拡大します。

■「玉11系統」の時刻表
時刻 土曜 休日
9時 29 39 54 30 47
10時 07 23 39 54 03 16 30 45 59
11時 08 24 39 54 12 25 37 49
12時 09 24 39 54 02 13 26 37 49
13時 08 22 36 48 01 13 25 36 48
14時 00 12 24 36 48 01 13 25 37 48
15時 00 12 24 36 48 00 13 25 37 49
16時 00 12 24 36 48 00 12 25 37 49
17時 00 12 24 36 48 01 12 24 37 49
18時 02 13 24 37 50 02 13 24 36 50
19時 03 15 09
※2015年9月5日運行開始時点の時刻表です。


【関連リンク】
東急バス 「玉11系統」小杉駅東口時刻表

(二子玉川関連)
2011/4/27エントリ 東急線に乗って、二子玉川ライズへ
2015/7/15エントリ 二子玉川ライズ・第2期の目玉「蔦屋家電」と、「二子玉川公園」から見える武蔵小杉

(武蔵小杉駅東口駅前広場関連)
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅南部地区C地区
2014/3/21エントリ 川崎市バスが川67・杉02系統の2014年4月1日付武蔵小杉駅東口駅前広場乗り入れを発表
2014/3/21エントリ 臨港バスが杉51・52系統の2014年4月1日付武蔵小杉駅東口駅前広場乗り入れを発表
2014/3/24エントリ 横須賀線武蔵小杉駅発着の羽田空港行きリムジンバスが武蔵小杉駅東口乗り入れを発表
2014/3/29エントリ 「武蔵小杉駅東口駅前広場完成記念式典」「第3回ふるさと交流フェスティバル」開催レポート
2014/3/30エントリ 本日供用開始「武蔵小杉駅東口駅前広場」の防災など各種機能
2015/5/31エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(前編)
2015/6/1エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(後編) 
2015/8/25エントリ 武蔵小杉駅東口と二子玉川駅を結ぶ東急バスが2015年9月5日(土)より土日限定で運行開始

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