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2016年
03月12日

東京から武蔵小杉への、隠れた帰宅ルート。東急池上線・雪が谷大塚駅から丸子橋まで徒歩16分

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉は、鉄道の交通利便性がきわめて高い場所と言われます。
東急東横線・目黒線、JR横須賀線・湘南新宿ライン・南武線とその直通列車を利用することができ、ひとつの路線に運航トラブルがあったとしても、他の路線を使うことで通勤・通学が可能できるからです。

ただ東京・横浜間の乗客数はたいへん多く、運行トラブル時には乗客を引き受ける他の路線もかなり混雑します。混雑が急病人等さらなるトラブルを呼ぶこともあり、苦労することも多いでしょう。

今回は、東京都心から武蔵小杉への隠れた帰宅ルートとして以前情報をお寄せいただいた、東急池上線の「雪が谷大塚駅」をご紹介したいと思います。

■東急池上線 雪が谷大塚駅
東急池上線 雪が谷大塚駅 

■隣接の雪が谷検車区

隣接の雪が谷検車区 

雪が谷大塚駅は、五反田~蒲田間を結ぶ東急池上線の駅で、1923年に池上電気鉄道の「雪ヶ谷駅」として開業しました。
その後「調布大塚駅」との統合を経て1943年に現駅名に改称され、現在に至ります。ここ30年ほどの乗降客数は1万人強で、横ばい傾向です。

同駅には隣接して東急電鉄の「雪が谷検車区」が設置されています。
ここは池上線・多摩川線の車庫で、雪が谷大塚駅は池上線の始発・終着電車が設定されています。

■踏切の「のるるん」
踏切の「のるるん」

雪が谷大塚駅の駅舎の外に出ると、踏切の先にすぐ中原街道が通っています。
踏切には東急電鉄のキャラクター「のるるん」がいました。

中原区内にも東急線の踏切がありますが、「のるるん」はいなかったように思います。
そのうち中原区にも登場するかもしれませんね。

■中原街道・雪が谷大塚駅前から見える武蔵小杉のタワーマンション
中原街道・雪が谷大塚駅前から見える武蔵小杉のタワーマンション

さて、踏切を渡って中原街道に出ると、ここからすぐに武蔵小杉のタワーマンションが見えました。
左からTHE KOSUGI TOWER、リエトコート武蔵小杉2棟です。

なるほど、これは確かに歩いて行けそうです。

タワーマンションの手前で中原街道を横切っているのが、環状八号線の立体交差です。

■丸子橋に到着
丸子橋に到着 

雪が谷大塚駅から丸子橋までが約1.25kmで、不動産広告の基準である分速80mの場合、徒歩換算約16分です。
さらに武蔵小杉駅北口までは合計約2.8kmで、同じく徒歩換算約35分となります。

特に新丸子寄りにお住まいの方など、東横線・目黒線・JR線の複数路線が混迷を極めた場合には十分迂回ルートとして使えるのではないでしょうか。

■雪が谷大塚から武蔵小杉までのマップ
雪が谷大塚から武蔵小杉までのマップ

こちらが雪が谷大塚駅から、武蔵小杉周辺までのマップです。
赤い矢印が、先ほど雪が谷大塚駅前から、中原街道ごしにTHE KOSUGI TOWER・リエトコート武蔵小杉を見た視線の角度です。

ちょうど中原街道と環状八号線の交差点の先に、タワーマンションが見える位置関係になっています。

■武蔵小杉のタワーマンションから見た雪が谷大塚方面
武蔵小杉のタワーマンションから見た雪が谷大塚方面

普段、この迂回ルートを使うことはあまりないと思いますが、帰り道に困ったときやちょっとウォーキングをしてみたいときにでも、思い出してみてください。

■ダイヤが乱れた際の東急武蔵小杉駅の混雑
運転再開後、入場規制中の東急武蔵小杉駅

■ダイヤが大幅に乱れた際の運行案内
ダイヤが大幅に乱れた際の運行案内 

【関連リンク】
東京急行電鉄 各駅情報 雪が谷大塚駅
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