「シティタワー武蔵小杉」竣工・公開空地オープン、店舗13区画のうち2階にクリニック3院を計画
【Reporter:はつしも】
53階建てのタワーマンション「シティタワー武蔵小杉」がこのたび完成し、周辺の公開空地もあわせてオープンしました。
同タワーの1~2階には13区画のテナントスペースが整備されており、そのうち2階には認可保育園「ポポラー川崎武蔵小杉園」に加えて3院程度のクリニックモールが整備される計画であることがわかりました。
■竣工したシティタワー武蔵小杉
シティタワー武蔵小杉は、住友不動産分譲による最高部190m・53階建てのタワーマンションです。
グランツリー武蔵小杉駅の南側に位置し、武蔵小杉駅からは約4分です。
■シティタワー武蔵小杉のマンション銘板
このエリアにはかつて東京機械製作所玉川製造所第一工場・第二工場がありました。
第一工場跡地はセブン&アイホールディングスが買収して「グランツリー武蔵小杉」を建設し、第二工場跡地は住友不動産が160億円で買収してシティタワー武蔵小杉を建設しました。
シティタワー武蔵小杉の竣工により、いわゆる「東京機械製作所玉川製造所再開発」事業が完成したことになります。
■グランツリー武蔵小杉側の歩道状空地
シティタワー武蔵小杉のグランツリー武蔵小杉側では、歩道状空地が開放されたことで、さらに歩道が広くなりました。
東京機械製作所玉川製造所があったころ、ここはドブ板の上の狭隘な歩道であったことから考えるとたいへんな変化です。
■居住者用エントランス
■シティタワー周辺を回る公開空地の小道
■公開空地の広場
公開空地がオープンしたことにより、シティタワー武蔵小杉の周辺をぐるりと回ることができるようになりました。
これにより、拡幅前の狭隘な府中街道を歩行者が一部迂回することも可能です。
■1階~2階のテナントスペース
■1~2階のテナントスペース
2016/1/22エントリでご紹介したとおり、シティタワー武蔵小杉の1~2階には13区画のテナントスペースがあります。
このうち2階の最大区画(上記2枚目の写真の2階手前)には、認可保育園「ポポラー川崎武蔵小杉園」が2016年4月にオープンすることがすでに告知されています。
■シティタワー武蔵小杉1階のテナント図
■シティタワー武蔵小杉2階のテナント図
そして「ポポラー川崎武蔵小杉園」(上記テナント図「M区画」)に加えて、2階では3区画「H区画」「I区画」「L区画」において、クリニックを入居させる計画が進められています。
これまでのマンション付属商業施設を見てもわかる通り、駅直結でもない限りは2階は「ふらっと人が集まる」業態の店舗は難しいですから、クリニックモールにするのは妥当なところではないでしょうか。
その他の区画については、現段階ではまだわかりません。
■テナントスペース内
テナントスペースはまだスケルトンの状態で、オープン準備等はまだ始まっていません。
上述のクリニックについてもまだ入居するクリニックがすべて確定はしていないようですので、商業施設として稼働するのはもう少し先の話になりそうです。
■テナント用駐輪場
複数の区画をまとめて使ったりする可能性もないとはいえませんが、シティタワー武蔵小杉のテナントスペースは13区画があり、全体ではそれなりに来客数があるでしょう。
そのため建物1階には、テナント専用の駐輪場が用意されていました。
公開空地などへの放置を防ぐためにも、必要な設備ですね。
とりあえずは「ポポラー川崎武蔵小杉園」は4月にオープンしますので、テナントが揃わなくても施設としてはまもなくオープンすることになります。
今後順次、他のテナント情報もお伝えしてまいりたいと思います。
■引き続き販売が続くシティタワー武蔵小杉
なお、「シティタワー武蔵小杉」の成約は約6割程度の進捗率で、今後1年半ほどは販売活動が継続される予定です。
これは「即日完売」を価格設定ミスと捉え、「一定以上の価格設定で、建物完成後も値引きをせず売れるまで売る」と言われる住友不動産独特の営業スタイルによるもので、同社としては通常通りの販売スケジュールといえるでしょう。
【関連リンク】
・武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区(大規模工場跡地地区)
・2010/7/22エントリ 東京機械製作所跡地に11万㎡商業施設と57階タワーマンションを建設、2015年度完成へ
・2010/7/23エントリ 追補:東京機械製作所跡地商業施設は2014年度完成、2015年度に全体完成
・2010/8/2エントリ 東京機械製作所跡地再開発・大型複合商業施設と高層マンションの詳細情報
・2010/10/24エントリ 東京機械製作所が玉川製造所第二工場用地を住友不動産に売却を決議、2011年3月23日引渡しへ
・2013/1/7エントリ 住友不動産が東京機械製作所跡地「シティタワー武蔵小杉」を発表
・2013/4/3エントリ 東京機械製作所玉川製造所跡地の再開発工事と、工事車両向けの注意書き
・2013/4/24エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉から見た、「(仮称)アリオ武蔵小杉」「シティタワー武蔵小杉」建設工事
・2015/2/20エントリ シティタワー武蔵小杉のタワークレーンとPC工法
・2016/1/22エントリ 完成近づく「シティタワー武蔵小杉」に2フロア13区画のテナント案内板が登場、2階に認可保育園「ポポラー川崎武蔵小杉園」が4月に開園へ
53階建てのタワーマンション「シティタワー武蔵小杉」がこのたび完成し、周辺の公開空地もあわせてオープンしました。
同タワーの1~2階には13区画のテナントスペースが整備されており、そのうち2階には認可保育園「ポポラー川崎武蔵小杉園」に加えて3院程度のクリニックモールが整備される計画であることがわかりました。
■竣工したシティタワー武蔵小杉
シティタワー武蔵小杉は、住友不動産分譲による最高部190m・53階建てのタワーマンションです。
グランツリー武蔵小杉駅の南側に位置し、武蔵小杉駅からは約4分です。
■シティタワー武蔵小杉のマンション銘板
このエリアにはかつて東京機械製作所玉川製造所第一工場・第二工場がありました。
第一工場跡地はセブン&アイホールディングスが買収して「グランツリー武蔵小杉」を建設し、第二工場跡地は住友不動産が160億円で買収してシティタワー武蔵小杉を建設しました。
シティタワー武蔵小杉の竣工により、いわゆる「東京機械製作所玉川製造所再開発」事業が完成したことになります。
■グランツリー武蔵小杉側の歩道状空地
シティタワー武蔵小杉のグランツリー武蔵小杉側では、歩道状空地が開放されたことで、さらに歩道が広くなりました。
東京機械製作所玉川製造所があったころ、ここはドブ板の上の狭隘な歩道であったことから考えるとたいへんな変化です。
■居住者用エントランス
■シティタワー周辺を回る公開空地の小道
■公開空地の広場
公開空地がオープンしたことにより、シティタワー武蔵小杉の周辺をぐるりと回ることができるようになりました。
これにより、拡幅前の狭隘な府中街道を歩行者が一部迂回することも可能です。
■1階~2階のテナントスペース
■1~2階のテナントスペース
2016/1/22エントリでご紹介したとおり、シティタワー武蔵小杉の1~2階には13区画のテナントスペースがあります。
このうち2階の最大区画(上記2枚目の写真の2階手前)には、認可保育園「ポポラー川崎武蔵小杉園」が2016年4月にオープンすることがすでに告知されています。
■シティタワー武蔵小杉1階のテナント図
■シティタワー武蔵小杉2階のテナント図
そして「ポポラー川崎武蔵小杉園」(上記テナント図「M区画」)に加えて、2階では3区画「H区画」「I区画」「L区画」において、クリニックを入居させる計画が進められています。
これまでのマンション付属商業施設を見てもわかる通り、駅直結でもない限りは2階は「ふらっと人が集まる」業態の店舗は難しいですから、クリニックモールにするのは妥当なところではないでしょうか。
その他の区画については、現段階ではまだわかりません。
■テナントスペース内
テナントスペースはまだスケルトンの状態で、オープン準備等はまだ始まっていません。
上述のクリニックについてもまだ入居するクリニックがすべて確定はしていないようですので、商業施設として稼働するのはもう少し先の話になりそうです。
■テナント用駐輪場
複数の区画をまとめて使ったりする可能性もないとはいえませんが、シティタワー武蔵小杉のテナントスペースは13区画があり、全体ではそれなりに来客数があるでしょう。
そのため建物1階には、テナント専用の駐輪場が用意されていました。
公開空地などへの放置を防ぐためにも、必要な設備ですね。
とりあえずは「ポポラー川崎武蔵小杉園」は4月にオープンしますので、テナントが揃わなくても施設としてはまもなくオープンすることになります。
今後順次、他のテナント情報もお伝えしてまいりたいと思います。
■引き続き販売が続くシティタワー武蔵小杉
なお、「シティタワー武蔵小杉」の成約は約6割程度の進捗率で、今後1年半ほどは販売活動が継続される予定です。
これは「即日完売」を価格設定ミスと捉え、「一定以上の価格設定で、建物完成後も値引きをせず売れるまで売る」と言われる住友不動産独特の営業スタイルによるもので、同社としては通常通りの販売スケジュールといえるでしょう。
【関連リンク】
・武蔵小杉ライフ:再開発情報:東京機械製作所地区(大規模工場跡地地区)
・2010/7/22エントリ 東京機械製作所跡地に11万㎡商業施設と57階タワーマンションを建設、2015年度完成へ
・2010/7/23エントリ 追補:東京機械製作所跡地商業施設は2014年度完成、2015年度に全体完成
・2010/8/2エントリ 東京機械製作所跡地再開発・大型複合商業施設と高層マンションの詳細情報
・2010/10/24エントリ 東京機械製作所が玉川製造所第二工場用地を住友不動産に売却を決議、2011年3月23日引渡しへ
・2013/1/7エントリ 住友不動産が東京機械製作所跡地「シティタワー武蔵小杉」を発表
・2013/4/3エントリ 東京機械製作所玉川製造所跡地の再開発工事と、工事車両向けの注意書き
・2013/4/24エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉から見た、「(仮称)アリオ武蔵小杉」「シティタワー武蔵小杉」建設工事
・2015/2/20エントリ シティタワー武蔵小杉のタワークレーンとPC工法
・2016/1/22エントリ 完成近づく「シティタワー武蔵小杉」に2フロア13区画のテナント案内板が登場、2階に認可保育園「ポポラー川崎武蔵小杉園」が4月に開園へ