武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

川崎市中原区の再開発で変貌する街・武蔵小杉のタウン情報サイト『武蔵小杉ライフ』の公式ニュースブログ。街の最新情報やさまざまな話題をご紹介します。

2016年
03月18日

川崎野菜「のらぼう菜」が登場。3月19日(土)「新丸子の路地裏マルシェ」と3月22日(火)スタート「本場さぬきうどん武蔵小杉店」の「のらぼう菜温玉醤油うどん」

【Reporter:はつしも】

川崎市産の野菜に「のらぼう菜」というものがあります。

これは多摩区菅地区に鎌倉時代に伝わったという伝説も残る野菜で、現在20件ほどの農家で取り扱われています。

茎の糖分が高くアクが少ないためにおひたしなどにもよく合い、雑草や虫などの被害に強くために無農薬で栽培するのが特徴です。

■菅のらぼう保存会の「のらぼう菜」
菅のらぼう保存会の「のらぼう菜」

このたび、この「のらぼう菜」が収穫のシーズンを迎えました。

地産地消の取り組みとして3月19日の第4回「新丸子の路地裏マルシェ」に「のらぼう菜」が登場するほか、3月22日(火)より、JR武蔵小杉駅構内の「本場さぬきうどん 親父の製麺所 武蔵小杉店」において期間限定メニュー「のらぼう菜温玉醤油うどん」が提供されます。

まずは、明日開催の「新丸子の路地裏マルシェ」からご紹介していきましょう。

■Common Life あさって土曜は路地裏マルシェですよ!
https://commonlife.jp/%e3%82%a4%e3%83%99
%e3%83%b3%e3%83%88/11011

■新丸子の路地裏マルシェ facebookページ
https://www.facebook.com/rojiuramarcheshinmaruko/

 ■新丸子の路地裏マルシェ
「新丸子の路地裏マルシェ」

■「新丸子の路地裏マルシェ」のマップ
「新丸子の路地裏マルシェ」のマップ

「新丸子の路地裏マルシェ」は、過去エントリでも何度かご紹介してきました。
雑貨店「Common Life」が中心となり、川崎市内の農園や新丸子周辺の複数店舗の協力を得て「川崎野菜」の販売やそれを使ったメニュー提供等を行っています。

■新丸子「Common Life」と「BJcafe」
新丸子「Common Life」と「BJcafe」

■「Common Life」で販売される川崎野菜
「Common Life」で販売される川崎野菜 

今回「新丸子の路地裏マルシェ」「親父の製麺所」に届く「のらぼう菜」は、いずれも多摩区の「菅のらぼう保存会」の手によるものです。

■「菅のらぼう保存会」会長の高橋さん(右)
「菅のらぼう菜保存会」の高橋さん(右) 

「菅のらぼう菜保存会」は会長の高橋 孝次さんが中心となり、歴史ある「のらぼう菜」を後世に残すために2001年に発足しました。品種系統の保存や品質向上のための栽培講習会、地域の学校教育への協力などを行っています。

また今回のマルシェでは、「のらぼう菜」以外にも宮前区の小泉農園・矢澤水耕農園・程塚きのこ園・杉田農園などから下記の川崎野菜が届く予定です。

菜花/高菜/わさびな/サラダ大根/パクチー/干し椎茸/アイスプラント/ミニトマト/大根/レンソウ

※おことわり
2016/3/2エントリで小泉農園の「わがままいちご」をご紹介した際、今回の「新丸子の路地裏マルシェ」でも販売予定とご紹介いたしましたが、その後の生育状況の事情により販売は難しくなりました。
その他の野菜も状況により変動する可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

■のらぼう菜と黒豆のマフィン
のらぼう菜と黒豆のマフィン

また「Common Life」では今回も、おかし工房「つくりて」による卵とバターを使わない焼き菓子が販売されます。

今回の目玉は、上記写真の「のらぼう菜と黒豆のマフィン」です。

■「のらぼう菜色えんぴつを作ろう!」ワークショップ
「のらぼう菜色えんぴつを作ろう!」ワークショップ

「のらぼう菜色えんぴつを作ろう!」ワークショップ

加えて今回は、「のらぼう菜色えんぴつを作ろう!」ワークショップも開催されます。

色えんぴつの中にのらぼう菜の種を入れて、使い終わったら鉢に植えて育てるという企画です。

のらぼう菜の種まきの時期は9月ということですから、今からちょうど色えんぴつを使い切れそうな時期です。

■お花見に好適「のらぼう菜弁当」
お花見に好適「のらぼう菜弁当」

「Common Life」ではさらに、のらぼう菜を使った、お花見用の「のらぼう菜弁当」も2種類受付しています。
「BJcafe」と、「宝や」の2バージョンがあります。

こちらの受け付けは、マルシェ開催の3月19日(土)までとなっていますので、希望される方は「Common Life」でお問い合わせください。

■「のらぼう菜」の顔ハメ
「のらぼう菜」の顔ハメ

そして「Common Life」手製の顔ハメも、今回はのらぼう菜です。
のらぼう菜づくしですね。

やはりお野菜は旬のものが一番です。

■「BJcafe」
「BJcafe」のデリ 

今回の「新丸子の路地裏マルシェ」も、定番メンバーとなった「BJcafe」「SHIBA COFFEE」「KOSUGI CURRY」が参加します。

それぞれに川崎野菜を使ったメニューなどの提供を行う予定です。

「BJcafe」では、川崎野菜を使ったマルシェ限定ランチメニューが提供されるほか、焼き菓子のイートインなどができます。

 ■「SHIBA COFFEE」
「SHIBA COFFEE」 

「SHIBA COFFEE」では、マルシェ限定の「路地裏マルシェブレンド」が提供されます。
同店ではフード類の持ち込み可ですので、「BJcafe」から持ち込んでマルシェブレンドと一緒にいただくことも可能です。

提供いただいた顔ハメ写真で知りましたが、「SHIBA COFFEE」も4周年なんですね。

■「KOSUGI CURRY」
「KOSUGI CURRY」 
 
そして「KOSUGI CURRY」では、「のらぼう菜とベーコンエッグのレッドカレー炒めごはん」が数量限定で販売されます。
 
なお、各店舗のオープン時間は「Common Life」が10時、「BJcafe」「SHIBA COFFEE」が11時、「KOSUGI CURRY」は11時半とそれぞれ異なります。
またこれまでの「新丸子の路地裏マルシェ」は土日開催でしたが、今回は19日(土)のみの開催となりますので、ご注意ください。



続いて、3月22日(火)からの、JR武蔵小杉駅構内「本場さぬきうどん 親父の製麺所 武蔵小杉店」における「のらぼう菜温玉醤油うどん」の提供についてご紹介しましょう。

■川崎市報道発表資料 「のらぼう菜」を使用した期間限定メニューが3月22日より登場!
 http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/
280/0000075534.html

 
■「のらぼう菜温玉醤油うどん」
「のらぼう菜温玉醤油うどん」
※川崎市報道発表資料より

本サイトでは2015/2/5エントリにおいて、川崎市とJR東日本が包括連携協定を締結したことをお伝えしました。

本協定は川崎市内における地域と鉄道の持続的な発展に向けて両者が連携・協力を推進することを目的としたもので、その一環として「南武線沿線での地域農業の活性化や地産地消」の取り組みが進められています。

昨年同時期も、「のらぼう菜」「生田の梅」「禅寺丸柿」を使った新メニューが南武線のエキナカ店舗等で販売されていまして、2014/4/9エントリでご紹介しておりました。

■「本場さぬきうどん 武蔵小杉店」
「本場さぬきうどん 武蔵小杉店」

■昨年の「からし和え のらぼう菜うどん」
「からし和え のらぼう菜うどん」(税込580円)

昨年は同じく「本場さぬきうどん 親父の製麺所 武蔵小杉店」において「からし和え のらぼう菜うどん」が販売されていました。

今年はメニューが変わりまして、「のらぼう菜温玉醤油うどん」が提供されます。

冒頭に申しあげたとおり「のらぼう菜」は糖分が多くアクが少ないことから、おひたしとして食するのに適しています。

うどんに載せる具としては、使いやすいのではないでしょうか。


「のらぼう菜」は生産量が少なく、一般のスーパー等に並ぶことはほとんどないそうです。
「親父の製麺所」における提供は4月11日(月)までとされていますが、収穫が終わり次第メニュー終了となりますので、食べてみたい方はお早めにどうぞ。



最後に、2016年1月からスタートしている「武蔵小杉駅マルシェ」も、第3回は3月30日開催を予定しています。

■川崎市報道発表資料 川崎市内産の農産物を販売する『武蔵小杉駅マルシェ』を開催します!
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/
280/0000074013.html

 
■「武蔵小杉駅マルシェ」
「武蔵小杉駅マルシェ」 

一昨年あたりから、大企業・NPO・個人商店などさまざまな立場の方による「川崎市の地産地消」の取り組みがたいへん盛んになってきましたね。

※本エントリの写真の一部は、Common Lifeより提供を受けております。
 
【関連リンク】
(新丸子の路地裏マルシェ関連)
Common Life あさって土曜は路地裏マルシェですよ!
2016/1/28エントリ 第1回「武蔵小杉駅マルシェ」開催レポート:川崎産野菜や「わがままいちごのいちごジャム」など販売し大盛況に
2015/11/7エントリ 第2回「新丸子の路地裏マルシェ」11月7日(土)8日(日)開催、「Common Life」「BJcafe」に加え「SHIBA COFFEE」「KOSUGI CURRY」が初参加
2016/1/24エントリ 第3回「新丸子の路地裏マルシェ」開催レポート:川崎野菜「キクイモ」料理と、1月27日「武蔵小杉駅マルシェ」にも登場予定「小泉農園のわがままいちご」

(川崎市の地産地消関連)
2015/7/5エントリ 「第5回かわさき地産地消フェア with In Unityコアパークライブ」開催レポート
2016/2/3エントリ ぐるなびが「かわさきそだち」の食材による「かわさきレストラン・ウィーク」を市内23店舗で2月21日まで開催:溝の口「フィオーレ」でのプレス向け試食会レポート

(JR東日本の地産地消関連)
2014/10/23エントリ 南武線エキナカで、地産地消。「多摩川梨ジャム」使用商品を販売中
2014/10/30エントリ JR武蔵小杉駅の連絡通路で新キャラクター「多摩川梨くん」が南武線新型車両「E233系」を紹介中
2015/4/9エントリ 南武線エキナカ店舗限定 地産地消メニューが4月13日(月)まで提供中、南武線オリジナル付箋をプレゼント
2016/1/28エントリ 第1回「武蔵小杉駅マルシェ」開催レポート:川崎産野菜や「わがままいちごのいちごジャム」など販売し大盛況に

(その他地産地消関連)
2013/12/3エントリ セントア武蔵小杉に地産地消イタリアン「Piccolo」が12月9日オープン、不動産3店舗目「ピタットハウス」オープンへ
2015/7/30エントリ COSUGI CAFEに「青空キッズマルシェ」が8月3日登場、子供たちが地元夏野菜を収穫・お店作り・販売体験
2015/12/10エントリ 武蔵小杉駅北口「COSUGI CAFE」の週末夜間営業開始と、高津区・森正養鶏場の「モリモリ卵」のプリン
2016/2/9エントリ 小杉町2丁目のレンタルキッチンスタジオ「odekake kitchen」と、地元野菜の「まるまるSUNマルシェ」
2016/3/2エントリ 採れたてが絶品!武蔵小杉のマルシェにも登場「小泉農園のわがままいちご」のいちご狩りレポート

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