「不二家元住吉店」が2016年3月31日閉店、「あびすけ」が2月29日閉店し新業態の台湾まぜそば・ピザそば「俺の金太」に転換
【Reporter:はつしも】
モトスミ・ブレーメン通り商店街の「不二家元住吉店」が、2016年3月31日をもって閉店することになりました。
■ブレーメン通り商店街の「不二家元住吉店」
「不二家元住吉店」は、元住吉駅からブレーメン通り商店街を2,3分歩いた、比較的駅に近い場所にあります。
商店街の道路がちょうど少し折れ曲がる交差点にあたり、駅から歩いていくと真正面に見える非常に良いロケーションにありました。
いつから営業していたのかはわかりませんが、一定以上の歴史のあるお店かと思います。
■閉店のお知らせ
先般より、不二家元住吉店の店頭には閉店のお知らせが掲示されています。
近隣店舗は五反田、大森が掲載されていますが、同じ中原区内では武蔵新城に店舗があるほか、元住吉以南では港北区にも2店舗があります。
■店頭の入学式仕様のペコちゃん
店頭のペコちゃんは、時節柄入学式仕様になっていました。
しかしながら元住吉店に関しては、卒業式ということになりましょうか。
■不二家元住吉店のショーケース
不二家といえば昔からある企業で、知名度も高く世間一般に浸透しています。
ただ近年、中原区においては商店街にクオリティの高い個人営業の洋菓子店が群雄割拠してきましたし、武蔵小杉の商業施設にも洋菓子店が多数出店しました。
地域全体として、競合が激化してきているように思います。
■不二家 2015年12月期決算短信(連結)
http://www.fujiya-peko.co.jp/company/ir/
pdf/financial_20160209.pdf
なお、不二家全体の連結決算では、2014年12月期で1億1,000万円の当期純損失を計上していたものが、直近の2015年12月期には1億4,600万円の当期純利益に回復しています。
その要因まで見ていくと、洋菓子事業においてやはり専門店との競争激化による売り上げ低迷があったものの、物流費の低減などによる同事業の「減収増益」を実現したことがわかります。
洋菓子事業における売上伸長が難しい以上は、コスト削減や不採算店舗の整理を行うことが経営上必要となりますね。
「不二家元住吉店」閉店の直接的な要因はわかりませんが、少なくともそのような不二家の経営環境があったことは確かかと思います。
■2014年6月1日に閉店した「不二家武蔵小杉店」
中原区においては、2014年6月1日に「不二家武蔵小杉店」が閉店していました。
これは南武線高架の耐震補強工事によって立ち退きが必要となったもので、それを機に不二家は復帰をせずに閉店となりました。
ここは現在溝の口の人気店「たまい」が営業をしています。
これにより、中原区の店舗は「武蔵新城店」1店舗のみが残ることになります。
個人的に不二家でケーキを買っているかというと、他の専門店を利用しているというのが正直なところです。
ただ、馴染みのあるペコちゃんの姿をみなくなるのは、少しさびしいような気もいたします。
■絶好のロケーションの元住吉店
前述の通り、「不二家元住吉店」はブレーメン通り商店街の中でもかなり良いロケーションにあります。
一定以上の賃料になると思いますけれども、この場所を活かして次に入ってくる店舗はどのようなものになるか、気になりますね。
年度末付近になりますと、ブレーメン通り商店街の各所で移転や閉店などが発生しています。
2月29日には、つけめんの人気店「あびすけ」が閉店し、「俺の金太」という店舗に転換されていました。
■「あびすけ」から転換された「俺の金太」
「あびすけ」のウェブサイトを参照すると、経営が共通の新業態店舗のようです。
台湾まぜそば・ピザそばなど、かなり個性的なお店となっています。
「あびすけ」はつけめんで有名なお店でしたが、「俺の金太」ではつけめんは提供されていません。
今後「あびすけ」のつけめんを食べたい場合は、日吉・東山田・西新宿に行く必要があります。
愛好されていた方は、ご注意くださいね。
■かつての「あびすけ」の「味玉つけめん」
【関連リンク】
・不二家 ウェブサイト
・あびすけ ウェブサイト
・2011/5/28エントリ 元住吉のつけ麺店「つけめん あびすけ」
・2011/11/1エントリ 元住吉の「つけめん・油そば あびすけ」が移転
・2014/5/31エントリ 「不二家武蔵小杉店」が2014年6月1日(日)閉店、14年の歴史に幕
モトスミ・ブレーメン通り商店街の「不二家元住吉店」が、2016年3月31日をもって閉店することになりました。
■ブレーメン通り商店街の「不二家元住吉店」
「不二家元住吉店」は、元住吉駅からブレーメン通り商店街を2,3分歩いた、比較的駅に近い場所にあります。
商店街の道路がちょうど少し折れ曲がる交差点にあたり、駅から歩いていくと真正面に見える非常に良いロケーションにありました。
いつから営業していたのかはわかりませんが、一定以上の歴史のあるお店かと思います。
■閉店のお知らせ
先般より、不二家元住吉店の店頭には閉店のお知らせが掲示されています。
近隣店舗は五反田、大森が掲載されていますが、同じ中原区内では武蔵新城に店舗があるほか、元住吉以南では港北区にも2店舗があります。
■店頭の入学式仕様のペコちゃん
店頭のペコちゃんは、時節柄入学式仕様になっていました。
しかしながら元住吉店に関しては、卒業式ということになりましょうか。
■不二家元住吉店のショーケース
不二家といえば昔からある企業で、知名度も高く世間一般に浸透しています。
ただ近年、中原区においては商店街にクオリティの高い個人営業の洋菓子店が群雄割拠してきましたし、武蔵小杉の商業施設にも洋菓子店が多数出店しました。
地域全体として、競合が激化してきているように思います。
■不二家 2015年12月期決算短信(連結)
http://www.fujiya-peko.co.jp/company/ir/
pdf/financial_20160209.pdf
なお、不二家全体の連結決算では、2014年12月期で1億1,000万円の当期純損失を計上していたものが、直近の2015年12月期には1億4,600万円の当期純利益に回復しています。
その要因まで見ていくと、洋菓子事業においてやはり専門店との競争激化による売り上げ低迷があったものの、物流費の低減などによる同事業の「減収増益」を実現したことがわかります。
洋菓子事業における売上伸長が難しい以上は、コスト削減や不採算店舗の整理を行うことが経営上必要となりますね。
「不二家元住吉店」閉店の直接的な要因はわかりませんが、少なくともそのような不二家の経営環境があったことは確かかと思います。
■2014年6月1日に閉店した「不二家武蔵小杉店」
中原区においては、2014年6月1日に「不二家武蔵小杉店」が閉店していました。
これは南武線高架の耐震補強工事によって立ち退きが必要となったもので、それを機に不二家は復帰をせずに閉店となりました。
ここは現在溝の口の人気店「たまい」が営業をしています。
これにより、中原区の店舗は「武蔵新城店」1店舗のみが残ることになります。
個人的に不二家でケーキを買っているかというと、他の専門店を利用しているというのが正直なところです。
ただ、馴染みのあるペコちゃんの姿をみなくなるのは、少しさびしいような気もいたします。
■絶好のロケーションの元住吉店
前述の通り、「不二家元住吉店」はブレーメン通り商店街の中でもかなり良いロケーションにあります。
一定以上の賃料になると思いますけれども、この場所を活かして次に入ってくる店舗はどのようなものになるか、気になりますね。
年度末付近になりますと、ブレーメン通り商店街の各所で移転や閉店などが発生しています。
2月29日には、つけめんの人気店「あびすけ」が閉店し、「俺の金太」という店舗に転換されていました。
■「あびすけ」から転換された「俺の金太」
「あびすけ」のウェブサイトを参照すると、経営が共通の新業態店舗のようです。
台湾まぜそば・ピザそばなど、かなり個性的なお店となっています。
「あびすけ」はつけめんで有名なお店でしたが、「俺の金太」ではつけめんは提供されていません。
今後「あびすけ」のつけめんを食べたい場合は、日吉・東山田・西新宿に行く必要があります。
愛好されていた方は、ご注意くださいね。
■かつての「あびすけ」の「味玉つけめん」
【関連リンク】
・不二家 ウェブサイト
・あびすけ ウェブサイト
・2011/5/28エントリ 元住吉のつけ麺店「つけめん あびすけ」
・2011/11/1エントリ 元住吉の「つけめん・油そば あびすけ」が移転
・2014/5/31エントリ 「不二家武蔵小杉店」が2014年6月1日(日)閉店、14年の歴史に幕