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2016年
05月02日

川崎市・大田区の地サイダー登場。甘さ控えめ「黒湯サイダー」が各銭湯とスリーエフで発売中

【Reporter:はつしも】

川崎市および大田区の銭湯・スリーエフの一部において、「黒湯サイダー」が限定販売されています。

今回はこの「黒湯サイダー」を、ご紹介しましょう。

■「黒湯サイダー」のチラシ
「黒湯サイダー」のチラシ

■「黒湯サイダー」
「黒湯サイダー」 

川崎市から大田区にかけての一帯は、天然温泉である「黒湯」が出る地域です。
大田区は東京23区の中でも最も銭湯が多い区で、その4割近くが天然温泉を活用した銭湯になっています。

「黒湯」は、古代の植物が枯れて分解された無形成分の影響で茶褐色に色づいているのが特徴で、フミン酸が含まれて美肌効果があるとされています。

■「黒湯」に入れる「丸子温泉」


中原区においても、新丸子の「丸子温泉」は黒湯の温泉です。
昭和の風情を色濃く残した、昔ながらの雰囲気が味わえます。

■茶褐色の「黒湯サイダー」
茶褐色の「黒湯サイダー」

この「黒湯サイダー」は、この黒湯をイメージして2014年度に大田区の観光大使と川崎市の大学生が試作したもので、このたび川崎市の飲料メーカー・川崎飲料が商品化を行いました。

販売元は大田区・川崎市観光まちづくり連携事業実行委員会となっています。

温泉成分は含まれていませんが、ご覧の通り黒湯のような茶褐色をしていまして、ほんのりと塩味、甘さは控えめの仕上がりになっています。

■販売店のスリーエフ
販売店のスリーエフ川崎市ノ坪店

「黒湯サイダー」の販売は、前述の通り川崎市・大田区の銭湯とスリーエフの一部で行われています。

銭湯は行く機会のない方も多いと思いますので、綱島街道沿い・二ヶ領用水近くの「スリーエフ川崎市ノ坪店」が購入しやすいのではないでしょうか。

■陳列された「黒湯サイダー」
陳列された黒湯サイダー 

「スリーエフ川崎市ノ坪店」では、「黒湯サイダー」が発売開始当初にたくさん入荷していました。
一年に一度しか発売されない、「川崎市民は飲むべき一本」として紹介されています。

※5月2日21時時点においてまだ店頭在庫があることを確認しておりますが、今後完売する可能性があります。あらかじめご了承ください。

あくまで個人的な感想としては、「黒湯サイダー」は甘さ控えめでわたくしの好みからはやや外れるのですが、「ご当地限定」をこの機会に楽しんでみるのも悪くないものです。

■過去に開催された「もとすみ地サイダーフェスタ」
もとすみ地サイダーフェスタ

2012年~2013年には、元住吉で「地サイダーフェスタ」が開催されたのを本サイトでもご紹介しております。
ただ、このときは全国各地の地サイダーを集めるというもので、地元・川崎市を軸にした企画ではありませんでしたね。

今回は川崎市・大田区のまさしく「地サイダー」ということで、ご紹介いたしました。

【関連リンク】
スリーエフ 店舗検索
大田区ウェブサイト 地域自慢の新しいお土産 「黒湯サイダー」を発売しています!
2012/8/12エントリ 「もとすみ地サイダーフェスタ2012」開催中
2013/8/19エントリ 井田中ノ町商店街で「イダナカ地サイダーフェスタ」開催中、8月31日に紙芝居イベント実施
2016/2/24エントリ 2月28日(日)「いっしょにおフロんた~れ」を前に、武蔵小杉周辺銭湯めぐり。「今井湯」「丸子温泉」の煙突と、「祇園湯」営業終了

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