武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

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2016年
06月27日

東急電鉄が武蔵小杉駅でデジタルサイネージ一体型ホームドアの実証実験を本日より開始、武蔵小杉周辺の風景が多数登場

【Reporter:はつしも】

東京急行電鉄が、デジタルサイネージ一体型のマルチメディアホームドアを3社と共同開発し、本日より東横線武蔵小杉駅にて実証実験を開始しました。
各社は本実証実験によって屋外環境における耐久力・情報配信力を検証し、今後デジタルデバイスを組み合わせたホーム上での情報発信を推進していくこと発表しています。

■武蔵小杉駅東横線ホームのデジタルサイネージ一体型ホームドア
武蔵小杉駅東横線ホームのデジタルサイネージ一体型ホームドア

このホームドアは、AGC旭硝子が開発したガラス一体型デジタルサイネージ「infoverre(インフォベール)」(同社登録商標)を、三菱電機および日本信号が制作するホームドアの戸袋部分に設置したものです。
デジタルサイネージに表示されるコンテンツは、東急電鉄が配信と運用を行っていくことになります。

同社は本日開始の東横線武蔵小杉駅に加えて、7月以降に大井町線溝の口駅でも本実証実験をスタートさせ、2駅での検証を行う予定です。

2015/1/29エントリでお伝えした通り、東急電鉄では2020年を目標に東急東横線・田園都市線・大井町線の全64駅にホームドアを設置することを目標としています。

本実証実験を踏まえて、一部駅においてはデジタルサイネージ一体型のマルチメディアホームドアの設置が検討されることになりそうです。

■整列乗車案内
整列乗車案内

■マナー啓発
マナー啓発

ホームドアは、電車の到着待ちをする駅利用者の目にとまります。
通常時はマナー啓発、整列乗車案内、沿線プロモーション映像などが配信されるほか、ダイヤが乱れた際など異常時には運転再開見込みなどの運行情報を表示していく予定です。

上記はそのうち、整列乗車や駆け込み乗車禁止などのマナー啓発に関する映像です。

■バイク駐輪(定期利用)の募集案内
バイク駐車場(定期利用)のご案内

続いてこちらは、東急武蔵小杉駅南口高架下のバイク駐車場(定期利用)のご案内です。
昨年11月に高架下商業施設と共にオープンしましたが、まだ空きがあるようですね。

■沿線プロモーション映像から、武蔵小杉東急スクエア
武蔵小杉東急スクエア 

そして東急沿線や東急グループのプロモーション映像では、武蔵小杉周辺の映像が多数登場しました。

こちらは武蔵小杉東急スクエアです。
武蔵小杉が「明日のカワイイをチェック」するスポットとしてプロモーションされるようになるとは、かつては想像がつかなかった方も多いのではないでしょうか。

■東急元住吉駅
東急元住吉駅

こちらは、「変わりゆく東急電鉄の駅」をテーマにした映像に登場した、東急元住吉駅です。
改札口前の展望デッキですね。

■見守りサービス「エキッズ」のプロモーションから、東急元住吉駅
東急ベルのプロモーション映像から、東急元住吉駅

東急元住吉駅は、東急グループの子供見守りサービス「エキッズ」のプロモーション映像でも登場しました。

お子さんが電車に乗って登校していく風景です。

■「COSUGI CAFE」
「COSUGI CAFE」

そしてお子さんが学校に行っている間、お母さんが武蔵小杉駅前の「COSUGI CAFE」でお友達と過ごしています。

「COSUGI CAFE」は武蔵小杉駅北口で三井不動産レジデンシャルが分譲するタワーマンション「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」の販促施策の一環として展開されているコミュニティカフェです。

現在、東急武蔵小杉駅では同マンションの販売広告が全面展開されています。
この映像はマンションの広告ではなく映像の場面の一つとして「COSUGI CAFE」が使われていただけですが、そういった広告の関係も背景としてはあったものと思います。

■武蔵小杉駅でお迎え
武蔵小杉駅でお迎え

そしてお子さんの学校が終わって、駅でお迎えです。

お迎えは元住吉駅ではなく、ママが一休みしていた「COSUGI CAFE」がある東急武蔵小杉駅です。

■武蔵小杉の夜景
武蔵小杉の夜景

そして「エキッズ」のプロモーション映像の締めは、多摩川から見た武蔵小杉のタワーマンションの夜景でした。

この風景は、本サイトでもこれまでにご紹介しておりましたね。


なお、今回の導入はあくまでも実証実験ですので、配信されるコンテンツは順次変わっていくようです。

■東急武蔵小杉駅で実証実験中の「駅視-vision」
東急武蔵小杉駅で実証実験中の「駅視-vision」

■東急武蔵小杉駅の「駅視-vision」カメラ
東急武蔵小杉駅の「「駅視-vision」カメラ

東急電鉄は、駅構内の様子をスマートフォンに配信する「駅視-vision(エキシビジョン)」の実証実験を、同社の「東急線アプリ」上において実施しています。
これは東急線6駅が実験場所として指定され、東急武蔵小杉駅でも実験が行われているところです。

■「タッチパネル式デジタル時刻表」
「タッチパネル式デジタル時刻表」

さらに東急武蔵小杉駅では、2015年11月20日には国内初の「先着列車案内」を提供する「タッチパネル式デジタル時刻表」サービスが提供開始されていました。

東急武蔵小杉駅は乗降客数が多く、商業施設直結やJR線との乗り換えもあるためか、さまざまなサービスの先行導入や実証実験が行われることが近年非常に多くなってきましたね。

【関連リンク】
東急電鉄 ニュースリリース 2020年を目標に東横線・田園都市線・大井町線の全64駅にホームドアを設置します
東急電鉄 ニュースリリース 「先着列車案内」機能を搭載したタッチパネル式デジタル時刻表導入
東急電鉄ニュースリリース 駅構内カメラ画像配信“駅視-vision(エキシビジョン)”の実証実験を開始します
東急電鉄 ニュースリリース デジタルサイネージ一体型のマルチメディアホームドアを共同開発
2015/1/9エントリ 東急電鉄が2020年目標に東横線・田園都市線・大井町線全64駅にホームドア設置を発表、武蔵小杉駅は2015年3月までに先行設置へ
2015/5/5エントリ 東急東横線武蔵小杉駅に設置された、シースルーのホームドア
2015/11/20エントリ 東急電鉄が武蔵小杉駅に「タッチパネル式デジタル時刻表」を本日導入、国内初の先着列車案内を提供
2016/4/19エントリ 東急電鉄が駅構内映像をスマホ配信する「駅視-vision」の実証実験を武蔵小杉駅でスタート

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