日本医科大学新丸子キャンパスの解体がほぼ完了、仮囲いが撤去され新設小学校・公園建設予定の約13,000平米の更地がお目見え
【Reporter:はつしも】
現在、日本医科大学武蔵小杉病院および日本医科大学新丸子キャンパス・グラウンドの再開発計画が進められています。
そのうち最も早く工事が着手されているのは新丸子キャンパスで、「(仮称)小杉駅周辺新設小学校」が2019年度開校を目指して整備される予定です。
新丸子キャンパスはすでに移転が完了しており、校舎の解体作業が進められてきましたが、このたび建物の解体撤去がおおむね完了し、周囲の仮囲いが大部分取り外されました。
■日本医科大学武蔵小杉病院再開発計画の敷地
日本医科大学の敷地は、一番武蔵小杉駅寄りに「武蔵小杉病院」、その北側に「グラウンド」、その西隣に「新丸子キャンパス(新丸子校舎)」という配置になっています。
今回解体が行われた「新丸子キャンパス」は、写真左上にあたります。
■新丸子キャンパス校舎の解体跡地
新丸子キャンパスは、約13,000㎡の敷地を有していました。
そのうち南側の約10,000㎡を「(仮称)小杉駅周辺地区新設小学校」に、北側の約3,000㎡を公園にする計画です。
■仮囲いが大部分撤去された新丸子キャンパス跡地
■新丸子キャンパス跡地と、武蔵小杉の高層ビル群
冒頭に申し上げた通り、新丸子キャンパスの解体がほぼ完了したことに伴い、周囲を覆っていた仮囲いが大部分撤去されました。
それにより、地上からでも新丸子キャンパスの跡地が見えるようになりました。
また敷地から南側を見ると、新設小学校建設地の向こう、武蔵小杉駅前に立ち並ぶ高層ビル群を望むことができます。
■3,000㎡の公園が整備される敷地の北側
一方、敷地の北側は、低層の住宅街に面しています。
ここには3,000㎡の公園が整備されますので、小学校と住宅街の緩衝帯の役割を果たすことになりそうです。
■新設小学校の「事業計画のお知らせ」
現地には、新設小学校の「事業計画のお知らせ」が掲示されています。
着工予定は2017年4月1日とされており、おおむね予定通り着手される運びになるでしょう。
■小杉駅周辺地区新設小学校のイメージパース
これまでのエントリでお伝えしてきた通り、「(仮称)小杉駅周辺地区新設小学校」については、現在正式名称と新たな学区の検討が進められています。
(詳細は関連リンクをご参照ください。)
正式名称、学区はいずれも2017年度中に決定される見込みです。
今後進捗がありましたら、またお伝えしたいと思います。
なお、隣接する日本医科大学のグラウンドは、新丸子キャンパスが移転したのちも、体育部の活動に引き続き利用されているようです。
■日本医科大学のグラウンド
こちらのグラウンドも今後廃止され、現在の武蔵小杉病院が移転新築されるとともに、看護学部が併設される計画です。
武蔵小杉病院跡地の開発はそのあとの着手ですから、全体の完成は2023年ごろまでかかることに
なります。
新設小学校の建設からツインタワーの完成まで、まだまだ工事が続きますね。
【関連リンク】
・川崎市教育委員会 小杉駅周辺地区における小学校の新設について
・小杉駅周辺地区新設小学校 通学区域候補案の考え方(PDF)
・武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
・2011/10/29エントリ 川崎市と日本医科大学の、小学校新設に向けた協定内容
・2012/2/24エントリ 日本医大再開発:武蔵小杉病院・新丸子校舎を移転、跡地開発および3,000㎡の公園を整備へ
・2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
・2013/1/25エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院の移転跡地に都市型住宅・福祉・商業の高層ビル2棟を誘導へ
・2014/2/15エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院跡地に三菱地所レジデンスが180mツインタワー・商業施設を建設へ
・2014/9/7エントリ 川崎市が「日本医科大学武蔵小杉再開発計画」に関するアンケート結果を発表
・2015/3/30エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発の環境アセスメントが開始、三菱地所レジデンスによる180m・50階建てツインタワー計画が具体化
・2015/7/22エントリ 川崎市が日本医科大学武蔵小杉病院再開発への「地域包括ケアシステム」導入方針を発表、同病院が権利床を川崎市に寄附へ
・2015/12/3エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画のイメージパースが公表、武蔵小杉再開発の最終景観がフォトモンタージュに
・2016/3/23エントリ 川崎市が日本医科大学跡地の新設小学校の建築計画を発表、体育館屋上にグラウンドを整備し5階建て校舎とバルコニーで接続
・2016/11/21エントリ 日本医科大学跡地「武蔵小杉駅周辺地区新設小学校」の学校名募集が本日スタート:川崎市教育委員会が12月27日まで受付、2017年度中に正式決定へ
・2016/12/1エントリ 2019年度開校「武蔵小杉駅周辺地区新設小学校」の新学区4案が発表、西丸子小・中原小・上丸子小・今井小が学区変更対象候補に。2017年度中に学区決定へ
現在、日本医科大学武蔵小杉病院および日本医科大学新丸子キャンパス・グラウンドの再開発計画が進められています。
そのうち最も早く工事が着手されているのは新丸子キャンパスで、「(仮称)小杉駅周辺新設小学校」が2019年度開校を目指して整備される予定です。
新丸子キャンパスはすでに移転が完了しており、校舎の解体作業が進められてきましたが、このたび建物の解体撤去がおおむね完了し、周囲の仮囲いが大部分取り外されました。
■日本医科大学武蔵小杉病院再開発計画の敷地
日本医科大学の敷地は、一番武蔵小杉駅寄りに「武蔵小杉病院」、その北側に「グラウンド」、その西隣に「新丸子キャンパス(新丸子校舎)」という配置になっています。
今回解体が行われた「新丸子キャンパス」は、写真左上にあたります。
■新丸子キャンパス校舎の解体跡地
新丸子キャンパスは、約13,000㎡の敷地を有していました。
そのうち南側の約10,000㎡を「(仮称)小杉駅周辺地区新設小学校」に、北側の約3,000㎡を公園にする計画です。
■仮囲いが大部分撤去された新丸子キャンパス跡地
■新丸子キャンパス跡地と、武蔵小杉の高層ビル群
冒頭に申し上げた通り、新丸子キャンパスの解体がほぼ完了したことに伴い、周囲を覆っていた仮囲いが大部分撤去されました。
それにより、地上からでも新丸子キャンパスの跡地が見えるようになりました。
また敷地から南側を見ると、新設小学校建設地の向こう、武蔵小杉駅前に立ち並ぶ高層ビル群を望むことができます。
■3,000㎡の公園が整備される敷地の北側
一方、敷地の北側は、低層の住宅街に面しています。
ここには3,000㎡の公園が整備されますので、小学校と住宅街の緩衝帯の役割を果たすことになりそうです。
■新設小学校の「事業計画のお知らせ」
現地には、新設小学校の「事業計画のお知らせ」が掲示されています。
着工予定は2017年4月1日とされており、おおむね予定通り着手される運びになるでしょう。
■小杉駅周辺地区新設小学校のイメージパース
これまでのエントリでお伝えしてきた通り、「(仮称)小杉駅周辺地区新設小学校」については、現在正式名称と新たな学区の検討が進められています。
(詳細は関連リンクをご参照ください。)
正式名称、学区はいずれも2017年度中に決定される見込みです。
今後進捗がありましたら、またお伝えしたいと思います。
なお、隣接する日本医科大学のグラウンドは、新丸子キャンパスが移転したのちも、体育部の活動に引き続き利用されているようです。
■日本医科大学のグラウンド
こちらのグラウンドも今後廃止され、現在の武蔵小杉病院が移転新築されるとともに、看護学部が併設される計画です。
武蔵小杉病院跡地の開発はそのあとの着手ですから、全体の完成は2023年ごろまでかかることに
なります。
新設小学校の建設からツインタワーの完成まで、まだまだ工事が続きますね。
【関連リンク】
・川崎市教育委員会 小杉駅周辺地区における小学校の新設について
・小杉駅周辺地区新設小学校 通学区域候補案の考え方(PDF)
・武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
・2011/10/29エントリ 川崎市と日本医科大学の、小学校新設に向けた協定内容
・2012/2/24エントリ 日本医大再開発:武蔵小杉病院・新丸子校舎を移転、跡地開発および3,000㎡の公園を整備へ
・2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
・2013/1/25エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院の移転跡地に都市型住宅・福祉・商業の高層ビル2棟を誘導へ
・2014/2/15エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院跡地に三菱地所レジデンスが180mツインタワー・商業施設を建設へ
・2014/9/7エントリ 川崎市が「日本医科大学武蔵小杉再開発計画」に関するアンケート結果を発表
・2015/3/30エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発の環境アセスメントが開始、三菱地所レジデンスによる180m・50階建てツインタワー計画が具体化
・2015/7/22エントリ 川崎市が日本医科大学武蔵小杉病院再開発への「地域包括ケアシステム」導入方針を発表、同病院が権利床を川崎市に寄附へ
・2015/12/3エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画のイメージパースが公表、武蔵小杉再開発の最終景観がフォトモンタージュに
・2016/3/23エントリ 川崎市が日本医科大学跡地の新設小学校の建築計画を発表、体育館屋上にグラウンドを整備し5階建て校舎とバルコニーで接続
・2016/11/21エントリ 日本医科大学跡地「武蔵小杉駅周辺地区新設小学校」の学校名募集が本日スタート:川崎市教育委員会が12月27日まで受付、2017年度中に正式決定へ
・2016/12/1エントリ 2019年度開校「武蔵小杉駅周辺地区新設小学校」の新学区4案が発表、西丸子小・中原小・上丸子小・今井小が学区変更対象候補に。2017年度中に学区決定へ