「(仮称)小杉駅周辺地区新設小学校」の名称公募結果が発表:「小杉小学校」が最多応募、「こすぎ小学校」「杉の子小学校」が続く/教室は壁を作らずオープンスペースと一体化
【Reporter:はつしも】
現在、日本医科大学新丸子キャンパスの跡地に「(仮称)小杉駅周辺地区新設小学校」を整備する計画が進められています。
同小学校は正式名称が昨年公募されまして、このたび下記の応募(合計22件)があったことが地域向けに報告されました。
■応募された学校名
なお、上記のうち赤文字の「杉の子小学校」「小杉小学校」「こすぎ小学校」については、複数応募がありました。
「小杉小学校」が4件、それをひらがなにした「こすぎ小学校」が2件あります。
新設小学校の所在地が「中原区小杉町」ですから、これは順当なところでしょう。
今後通学区域等検討会議でも意見のヒアリングを行い、2017年度中に教育委員会において学校名を決定し、最終的には川崎市議会での議決を行う予定です。
また今回、小学校名の案に加えて、新設小学校の整備コンセプトもあらためて案内されていますので、ご紹介しましょう。
■小杉駅周辺地区新設小学校のイメージパース
■オープンスペースと一体の教室
※川崎市資料より。以下同じ。
新設される小学校は、新しいコンセプトで設計が行われています。
特徴的なものは上記のような教室空間で、普通教室とオープンスペースが一体になって、開放的なつくりになっています。
これにより従来の「箱型」の教室に限定されない、さまざまな学習や活動が可能になります。
今までの教室のイメージとは、かなり違いますね。
■開放的な玄関
下駄箱が並ぶ校舎の玄関には天窓があり、こちらも開放的です。
■地域交流ができる多目的ホール
こちらは多目的ホールです。
子どもたちの発表や、地域交流などに活用されることが想定されています。
平面片方がガラス張りで、明るい雰囲気です。
このように「多様な学習活動を支えるオープンな空間づくり」「地域との連携や交流を生む空間づくり」以外にも、「災害時への配慮」「自然エネルギーの活用」などのコンセプトが定められています。
詳細については、また今後あきらかになってくるものと思います。
■新丸子キャンパス校舎の解体跡地
■新丸子キャンパス跡地と、武蔵小杉の高層ビル群
「(仮称)小杉駅周辺地区新設小学校」は2017年4月に着工し、2019年度に開校することを予定しています。
2017年度中の学校名・学区の決定を経て、今後さまざまな開校準備が進められていくことと思います。
【関連リンク】
・川崎市教育委員会 小杉駅周辺地区における小学校の新設について
・小杉駅周辺地区新設小学校 通学区域候補案の考え方(PDF)
・武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
・2011/10/29エントリ 川崎市と日本医科大学の、小学校新設に向けた協定内容
・2012/2/24エントリ 日本医大再開発:武蔵小杉病院・新丸子校舎を移転、跡地開発および3,000㎡の公園を整備へ
・2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
・2013/1/25エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院の移転跡地に都市型住宅・福祉・商業の高層ビル2棟を誘導へ
・2014/2/15エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院跡地に三菱地所レジデンスが180mツインタワー・商業施設を建設へ
・2014/9/7エントリ 川崎市が「日本医科大学武蔵小杉再開発計画」に関するアンケート結果を発表
・2015/3/30エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発の環境アセスメントが開始、三菱地所レジデンスによる180m・50階建てツインタワー計画が具体化
・2015/7/22エントリ 川崎市が日本医科大学武蔵小杉病院再開発への「地域包括ケアシステム」導入方針を発表、同病院が権利床を川崎市に寄附へ
・2015/12/3エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画のイメージパースが公表、武蔵小杉再開発の最終景観がフォトモンタージュに
・2016/3/23エントリ 川崎市が日本医科大学跡地の新設小学校の建築計画を発表、体育館屋上にグラウンドを整備し5階建て校舎とバルコニーで接続
・2016/11/21エントリ 日本医科大学跡地「武蔵小杉駅周辺地区新設小学校」の学校名募集が本日スタート:川崎市教育委員会が12月27日まで受付、2017年度中に正式決定へ
・2016/12/1エントリ 2019年度開校「武蔵小杉駅周辺地区新設小学校」の新学区4案が発表、西丸子小・中原小・上丸子小・今井小が学区変更対象候補に。2017年度中に学区決定へ
・2017/2/26エントリ 日本医科大学新丸子キャンパスの解体がほぼ完了、仮囲いが撤去され新設小学校・公園建設予定の約13,000平米の更地がお目見え
現在、日本医科大学新丸子キャンパスの跡地に「(仮称)小杉駅周辺地区新設小学校」を整備する計画が進められています。
同小学校は正式名称が昨年公募されまして、このたび下記の応募(合計22件)があったことが地域向けに報告されました。
■応募された学校名
応募数 | 学校名案 | よみがな |
4 | 小杉小学校 | こすぎ |
2 | こすぎ小学校 | こすぎ |
2 | 杉の子小学校 | すぎのこ |
1 | こすぎ花桃小学校 | こすぎはなもも |
1 | 小杉大夢小学校 | こすぎおおゆめ |
1 | ふれあい小学校 | ふれあい |
1 | 小杉町小学校 | こすぎちょう |
1 | 武蔵小杉小学校 | むさしこすぎ |
1 | 小杉の森小学校 | こすぎのもり |
1 | 小杉中央小学校 | こすぎちゅうおう |
1 | 南丸子小学校 | みなみまるこ |
1 | 新武蔵小学校 | しんむさし |
1 | 小杉北小学校 | こすぎきた |
1 | 武蔵小学校 | むさし |
1 | 丸子中央小学校 | まるこちゅうおう |
1 | 小杉瑞穂小学校 | こすぎみずほ |
1 | こすぎ未来小学校 | こすぎみらい |
なお、上記のうち赤文字の「杉の子小学校」「小杉小学校」「こすぎ小学校」については、複数応募がありました。
「小杉小学校」が4件、それをひらがなにした「こすぎ小学校」が2件あります。
新設小学校の所在地が「中原区小杉町」ですから、これは順当なところでしょう。
今後通学区域等検討会議でも意見のヒアリングを行い、2017年度中に教育委員会において学校名を決定し、最終的には川崎市議会での議決を行う予定です。
また今回、小学校名の案に加えて、新設小学校の整備コンセプトもあらためて案内されていますので、ご紹介しましょう。
■小杉駅周辺地区新設小学校のイメージパース
■オープンスペースと一体の教室
※川崎市資料より。以下同じ。
新設される小学校は、新しいコンセプトで設計が行われています。
特徴的なものは上記のような教室空間で、普通教室とオープンスペースが一体になって、開放的なつくりになっています。
これにより従来の「箱型」の教室に限定されない、さまざまな学習や活動が可能になります。
今までの教室のイメージとは、かなり違いますね。
■開放的な玄関
下駄箱が並ぶ校舎の玄関には天窓があり、こちらも開放的です。
■地域交流ができる多目的ホール
こちらは多目的ホールです。
子どもたちの発表や、地域交流などに活用されることが想定されています。
平面片方がガラス張りで、明るい雰囲気です。
このように「多様な学習活動を支えるオープンな空間づくり」「地域との連携や交流を生む空間づくり」以外にも、「災害時への配慮」「自然エネルギーの活用」などのコンセプトが定められています。
詳細については、また今後あきらかになってくるものと思います。
■新丸子キャンパス校舎の解体跡地
■新丸子キャンパス跡地と、武蔵小杉の高層ビル群
「(仮称)小杉駅周辺地区新設小学校」は2017年4月に着工し、2019年度に開校することを予定しています。
2017年度中の学校名・学区の決定を経て、今後さまざまな開校準備が進められていくことと思います。
【関連リンク】
・川崎市教育委員会 小杉駅周辺地区における小学校の新設について
・小杉駅周辺地区新設小学校 通学区域候補案の考え方(PDF)
・武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北部地区
・2011/10/29エントリ 川崎市と日本医科大学の、小学校新設に向けた協定内容
・2012/2/24エントリ 日本医大再開発:武蔵小杉病院・新丸子校舎を移転、跡地開発および3,000㎡の公園を整備へ
・2012/8/10エントリ 小杉町3丁目東地区に44階・160mタワー、エルシィ跡地に48階・170mタワー建設へ
・2013/1/25エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院の移転跡地に都市型住宅・福祉・商業の高層ビル2棟を誘導へ
・2014/2/15エントリ 日本医科大学武蔵小杉病院跡地に三菱地所レジデンスが180mツインタワー・商業施設を建設へ
・2014/9/7エントリ 川崎市が「日本医科大学武蔵小杉再開発計画」に関するアンケート結果を発表
・2015/3/30エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発の環境アセスメントが開始、三菱地所レジデンスによる180m・50階建てツインタワー計画が具体化
・2015/7/22エントリ 川崎市が日本医科大学武蔵小杉病院再開発への「地域包括ケアシステム」導入方針を発表、同病院が権利床を川崎市に寄附へ
・2015/12/3エントリ 日本医科大学武蔵小杉キャンパス再開発計画のイメージパースが公表、武蔵小杉再開発の最終景観がフォトモンタージュに
・2016/3/23エントリ 川崎市が日本医科大学跡地の新設小学校の建築計画を発表、体育館屋上にグラウンドを整備し5階建て校舎とバルコニーで接続
・2016/11/21エントリ 日本医科大学跡地「武蔵小杉駅周辺地区新設小学校」の学校名募集が本日スタート:川崎市教育委員会が12月27日まで受付、2017年度中に正式決定へ
・2016/12/1エントリ 2019年度開校「武蔵小杉駅周辺地区新設小学校」の新学区4案が発表、西丸子小・中原小・上丸子小・今井小が学区変更対象候補に。2017年度中に学区決定へ
・2017/2/26エントリ 日本医科大学新丸子キャンパスの解体がほぼ完了、仮囲いが撤去され新設小学校・公園建設予定の約13,000平米の更地がお目見え