JR東日本が「南武線開業90周年イベント」を展開:各駅で展示中の南武線ヒストリー写真を、現在の武蔵小杉と見比べる
【Reporter:はつしも】
南武線の川崎駅~登戸駅間が、2017年3月9日をもって開業90周年を迎えました。
これを祝して、JR東日本横浜支社が「南武線開業90周年記念イベント」を展開しています。
■JR東日本ニュースリリース 南武線(川崎~登戸間)開業90周年イベントのお知らせ(PDF)
http://www.jreast.co.jp/press/2016/yokohama/20170303_y01.pdf
本企画では、記念列車の運行、グッズの販売、ハイキングの開催など、さまざまなイベントが開催されています。
JR武蔵小杉駅連絡通路で3月1日から開催されている「90年後の武蔵小杉 ポスター絵画展」もこの一環であり、2017/3/1エントリで先行してご紹介しておりました。
■「90年後の武蔵小杉駅 ポスター絵画展」
これに続いて、JR武蔵小杉駅を含む南武線各駅(川崎駅~登戸駅間)では、3月9日より南武線にまつわる歴史の年表や写真などの展示がスタートいたしました。
本エントリでは、武蔵小杉駅の展示を一部ご紹介したいと思います。
■JR武蔵小杉駅の南武線口コンコース
■コンコースの南武線ヒストリー展示
JR武蔵小杉駅においては、南武線口のコンコース壁面に展示が行われています。
ここは従来は自動改札機が設置されていましたが、近年の交通系ICカードの普及により利用量が減少し、半分ほどの機械が廃止されました。
その跡地の壁面を活用して、展示が行われています。
■「昭和56年頃の武蔵小杉駅改札前」
展示の量は駅によって異なりますが、武蔵小杉駅は比較的大きい展示スペースになっています。
「昭和56年頃の武蔵小杉駅改札前」など、高架になる前の武蔵小杉駅など周辺地区の写真が展示されています。
■現在の武蔵小杉駅北口
本エントリでは、現在の姿と対比して展示をご紹介してみましょう。
昔の武蔵小杉駅は入口すぐの場所に階段があったのですが、現在はなくなっています。
2階コンコースには階段・エスカレータのほかエレベータも設置され、バリアフリー化がはかられています。
■武蔵小杉駅ホームから見た小杉ビルディング
こちらも先ほどと同時代、「昭和56年頃の武蔵小杉駅ホーム」です。
左側に見えるのは北口の小杉ビルディングで、当時は現在よりも南武線ホームが武蔵中原寄りにあったことがわかります。
この写真は、現在で言えば「炭火焼鳥たまい」の上あたりから撮影したものでしょう。
■現在の小杉ビルディング
そしてこちらは、先ほどの写真となるべくアングルを近くして撮影した小杉ビルディングの写真です。
ビルはリニューアルしていますが、「早苗歯科」の看板が同じ姿で残っていることがわかります。
武蔵小杉駅周辺の古いビルは再開発によってかなり建て替わりましたが、小杉ビルディングはまだまだ健在です。
■高架化工事中の南武線
続いてこちらは、「昭和63年頃の南武線」です。
写真は武蔵小杉~武蔵中原間で、このときは南武線の高架化工事が行われていました。
地上を走る南武線の隣に、現在の高架線が見えます。
■高架化された現在の南武線
こちらが高架化された、現在の南武線です。
この区間の高架化工事は、1990年(平成2年)に完成しました。
さきほどの写真で南武線が走っていた場所は歩道になり、前方の武蔵小杉方面にはタワーマンションが立ち並ぶようになりました。
ここは大きく街の景観が変わったところですね。
■高架化前の武蔵中原駅ホーム
最後にご紹介するのは、「昭和63年頃の武蔵中原駅ホーム」です。
先ほどと同年で、高架化工事の途上にあったところでした。
手前が当時使われていた地上ホーム、奥が工事中の高架ホームです。
この写真を見ると、高架化によって武蔵中原駅は写真奥(武蔵小杉駅寄り)に移動したことがわかります。
■現在の武蔵中原駅ホーム
■現在の武蔵中原駅ホームから見える富士山
駅全体が武蔵小杉駅寄りに移動したことで、武蔵中原駅はホームの先端が中原街道の上にかかるようになりました。
これにより、2017/1/19エントリでご紹介した通り、ホームから富士山が綺麗に見えるようになったわけです。
これも南武線高架化による、ひとつの変化ですね。
南武線開業90周年イベントは、冒頭にご紹介した通りまだまだ展開されます。
また別途、ご紹介する機会があればと思います。
【関連リンク】
・南武線 Facebookページ
・2017/1/19エントリ JR武蔵中原駅ホームから望む、中原街道行く先の富士山
・2017/3/1エントリ JR武蔵小杉駅のよんれつ連絡通路で「90年後の武蔵小杉駅 ポスター絵画展」が本日開幕、一般公募の60作品を3月末まで展示
南武線の川崎駅~登戸駅間が、2017年3月9日をもって開業90周年を迎えました。
これを祝して、JR東日本横浜支社が「南武線開業90周年記念イベント」を展開しています。
■JR東日本ニュースリリース 南武線(川崎~登戸間)開業90周年イベントのお知らせ(PDF)
http://www.jreast.co.jp/press/2016/yokohama/20170303_y01.pdf
本企画では、記念列車の運行、グッズの販売、ハイキングの開催など、さまざまなイベントが開催されています。
JR武蔵小杉駅連絡通路で3月1日から開催されている「90年後の武蔵小杉 ポスター絵画展」もこの一環であり、2017/3/1エントリで先行してご紹介しておりました。
■「90年後の武蔵小杉駅 ポスター絵画展」
これに続いて、JR武蔵小杉駅を含む南武線各駅(川崎駅~登戸駅間)では、3月9日より南武線にまつわる歴史の年表や写真などの展示がスタートいたしました。
本エントリでは、武蔵小杉駅の展示を一部ご紹介したいと思います。
■JR武蔵小杉駅の南武線口コンコース
■コンコースの南武線ヒストリー展示
JR武蔵小杉駅においては、南武線口のコンコース壁面に展示が行われています。
ここは従来は自動改札機が設置されていましたが、近年の交通系ICカードの普及により利用量が減少し、半分ほどの機械が廃止されました。
その跡地の壁面を活用して、展示が行われています。
■「昭和56年頃の武蔵小杉駅改札前」
展示の量は駅によって異なりますが、武蔵小杉駅は比較的大きい展示スペースになっています。
「昭和56年頃の武蔵小杉駅改札前」など、高架になる前の武蔵小杉駅など周辺地区の写真が展示されています。
■現在の武蔵小杉駅北口
本エントリでは、現在の姿と対比して展示をご紹介してみましょう。
昔の武蔵小杉駅は入口すぐの場所に階段があったのですが、現在はなくなっています。
2階コンコースには階段・エスカレータのほかエレベータも設置され、バリアフリー化がはかられています。
■武蔵小杉駅ホームから見た小杉ビルディング
こちらも先ほどと同時代、「昭和56年頃の武蔵小杉駅ホーム」です。
左側に見えるのは北口の小杉ビルディングで、当時は現在よりも南武線ホームが武蔵中原寄りにあったことがわかります。
この写真は、現在で言えば「炭火焼鳥たまい」の上あたりから撮影したものでしょう。
■現在の小杉ビルディング
そしてこちらは、先ほどの写真となるべくアングルを近くして撮影した小杉ビルディングの写真です。
ビルはリニューアルしていますが、「早苗歯科」の看板が同じ姿で残っていることがわかります。
武蔵小杉駅周辺の古いビルは再開発によってかなり建て替わりましたが、小杉ビルディングはまだまだ健在です。
■高架化工事中の南武線
続いてこちらは、「昭和63年頃の南武線」です。
写真は武蔵小杉~武蔵中原間で、このときは南武線の高架化工事が行われていました。
地上を走る南武線の隣に、現在の高架線が見えます。
■高架化された現在の南武線
こちらが高架化された、現在の南武線です。
この区間の高架化工事は、1990年(平成2年)に完成しました。
さきほどの写真で南武線が走っていた場所は歩道になり、前方の武蔵小杉方面にはタワーマンションが立ち並ぶようになりました。
ここは大きく街の景観が変わったところですね。
■高架化前の武蔵中原駅ホーム
最後にご紹介するのは、「昭和63年頃の武蔵中原駅ホーム」です。
先ほどと同年で、高架化工事の途上にあったところでした。
手前が当時使われていた地上ホーム、奥が工事中の高架ホームです。
この写真を見ると、高架化によって武蔵中原駅は写真奥(武蔵小杉駅寄り)に移動したことがわかります。
■現在の武蔵中原駅ホーム
■現在の武蔵中原駅ホームから見える富士山
駅全体が武蔵小杉駅寄りに移動したことで、武蔵中原駅はホームの先端が中原街道の上にかかるようになりました。
これにより、2017/1/19エントリでご紹介した通り、ホームから富士山が綺麗に見えるようになったわけです。
これも南武線高架化による、ひとつの変化ですね。
南武線開業90周年イベントは、冒頭にご紹介した通りまだまだ展開されます。
また別途、ご紹介する機会があればと思います。
【関連リンク】
・南武線 Facebookページ
・2017/1/19エントリ JR武蔵中原駅ホームから望む、中原街道行く先の富士山
・2017/3/1エントリ JR武蔵小杉駅のよんれつ連絡通路で「90年後の武蔵小杉駅 ポスター絵画展」が本日開幕、一般公募の60作品を3月末まで展示