東急電鉄がフィル・カンパニーとの駐車場複合ビルに「すこやか小杉保育園」2017年8月頃開園を発表/高架下の府中街道拡幅予定地に「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」がオープン
【Reporter:はつしも】
2017/3/31エントリでお伝えした、東急線高架隣接のコインパーキング跡地において、東急電鉄が「フィル・カンパニー」とともに開発するビルの内容が本日付で同社より発表されました。
パーキングの上部に4階建てのビルを建設し、保育所「すこやか小杉保育園」が2017年8月頃に開園します。
また、2017/3/30エントリでお伝えした通り、府中街道(国道409号線)の拡幅用地のうち、武蔵小杉駅南口の東急線高架下部分に、時間貸しの駐輪場「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」がオープンしました。 オープニング価格として、現在は10時間100円で供用開始されています。
まずは、東急電鉄によるパーキング複合ビルの方からご紹介していきましょう。
■東急電鉄 ニュースリリース コインパーキング上部を活用した空中保育園施設を武蔵小杉に新設
http://www.tokyu.co.jp/company/news/list/?id=2546
■「すこやか小杉保育園」のイメージパース
※東急電鉄ニュースリリースより
■「すこやか小杉保育園」のビル建設工事
今回のビル開発を支援するフィル・カンパニーは、2016年11月18日に東証マザーズに新規上場した成長企業です。
駐車場用地に対して、駐車場を配置したまま上部の空間にテナントビルを建設する土地活用「フィル・パーク」の提案を中核事業としています。
今回は東急グループが、武蔵小杉駅近くの高架線隣接地で運営していたコインパーキングの用地にフィル・カンパニーのノウハウを導入するかたちになります。
前回エントリでお伝えした時点では、ビルに入居するテナントは不明の状態でした。
それが本日付のニュースリリースにおいて、「すこやか小杉保育園」であることが発表されたものです。
これにより、4階建てのビルのうち、1階はパーキングと入口、2~4階が保育所となることがあきらかになりました。
駅からすぐの場所にありますので、利便性の高い保育所になりそうですね。
その他詳細は、前掲のニュースリリースもご参照ください。
一方、「すこやか小杉保育園」の建設地の向かい側にオープンしたのが、時間貸しの駐輪場「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」です。
■東急線高架下の「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」
府中街道は、中原区内においてはたいへん狭隘な区間が多く、かねてから拡幅事業が推進されていました。
しかしながら、道路拡幅事業は多くの場合長い時間がかかります。
府中街道においても、先行して取得された拡幅用地が長年にわたって活用されないままの状態になっていました。
その用地を一定年数、川崎市が駐車場・駐輪場用地として貸し出すことになりまして、この高架下については東武プロパティーズが募集に応じ、「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」が開設される運びとなったものです。
■一時的な駐輪場である旨のおことわり
この遊休地は以前からアスファルトで舗装されていましたので、駐輪場の設置工事はわずか1日で完了してしまいました。
4月5日(水)より、駐輪場として供用開始になっています。
敷地内には、あくまでも暫定的な土地利用である旨、掲示がしてありました。
■オープニング価格
現在はオープン記念料金ということで、10時間100円で利用ができます。
料金の掲示板は上からオープニング価格が貼り付けられていまして、キャンペーン終了後はこれが剥がされるのでしょう。
南側から武蔵小杉駅にアクセスする場合、ここから先は狭い道に人通りが多かったり、自転車で移動しにくいこともあります。
駐輪場から駅までの距離は少しありますが、ここで自転車を置いてしまってあとは歩いていくのも、思ったより快適ということもあるかもしれませんね。
少なくとも、拡幅用地としてずっと放置されているよりは、有効な土地活用かと思います。
【関連リンク】
・社会福祉法人 尚栄福祉会 ウェブサイト
※すこやか小杉保育園の運営法人
・東武プロパティーズ パーキング事業部 ウェブサイト
・2017/3/30エントリ 川崎市の府中街道拡幅遊休地活用募集に東武プロパティーズなどが入札、東急武蔵小杉駅南口高架下に時間貸し駐輪場が4月5日(水)頃オープン
・2017/3/31エントリ 東急電鉄が武蔵小杉駅南口高架隣接地に、駐車場一体型テナントビル開発で新規上場「フィル・カンパニー」によるビルを建設
2017/3/31エントリでお伝えした、東急線高架隣接のコインパーキング跡地において、東急電鉄が「フィル・カンパニー」とともに開発するビルの内容が本日付で同社より発表されました。
パーキングの上部に4階建てのビルを建設し、保育所「すこやか小杉保育園」が2017年8月頃に開園します。
また、2017/3/30エントリでお伝えした通り、府中街道(国道409号線)の拡幅用地のうち、武蔵小杉駅南口の東急線高架下部分に、時間貸しの駐輪場「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」がオープンしました。 オープニング価格として、現在は10時間100円で供用開始されています。
まずは、東急電鉄によるパーキング複合ビルの方からご紹介していきましょう。
■東急電鉄 ニュースリリース コインパーキング上部を活用した空中保育園施設を武蔵小杉に新設
http://www.tokyu.co.jp/company/news/list/?id=2546
■「すこやか小杉保育園」のイメージパース
※東急電鉄ニュースリリースより
■「すこやか小杉保育園」のビル建設工事
今回のビル開発を支援するフィル・カンパニーは、2016年11月18日に東証マザーズに新規上場した成長企業です。
駐車場用地に対して、駐車場を配置したまま上部の空間にテナントビルを建設する土地活用「フィル・パーク」の提案を中核事業としています。
今回は東急グループが、武蔵小杉駅近くの高架線隣接地で運営していたコインパーキングの用地にフィル・カンパニーのノウハウを導入するかたちになります。
前回エントリでお伝えした時点では、ビルに入居するテナントは不明の状態でした。
それが本日付のニュースリリースにおいて、「すこやか小杉保育園」であることが発表されたものです。
これにより、4階建てのビルのうち、1階はパーキングと入口、2~4階が保育所となることがあきらかになりました。
駅からすぐの場所にありますので、利便性の高い保育所になりそうですね。
その他詳細は、前掲のニュースリリースもご参照ください。
一方、「すこやか小杉保育園」の建設地の向かい側にオープンしたのが、時間貸しの駐輪場「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」です。
■東急線高架下の「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」
府中街道は、中原区内においてはたいへん狭隘な区間が多く、かねてから拡幅事業が推進されていました。
しかしながら、道路拡幅事業は多くの場合長い時間がかかります。
府中街道においても、先行して取得された拡幅用地が長年にわたって活用されないままの状態になっていました。
その用地を一定年数、川崎市が駐車場・駐輪場用地として貸し出すことになりまして、この高架下については東武プロパティーズが募集に応じ、「TOBU PARK武蔵小杉駅駐輪場」が開設される運びとなったものです。
■一時的な駐輪場である旨のおことわり
この遊休地は以前からアスファルトで舗装されていましたので、駐輪場の設置工事はわずか1日で完了してしまいました。
4月5日(水)より、駐輪場として供用開始になっています。
敷地内には、あくまでも暫定的な土地利用である旨、掲示がしてありました。
■オープニング価格
現在はオープン記念料金ということで、10時間100円で利用ができます。
料金の掲示板は上からオープニング価格が貼り付けられていまして、キャンペーン終了後はこれが剥がされるのでしょう。
南側から武蔵小杉駅にアクセスする場合、ここから先は狭い道に人通りが多かったり、自転車で移動しにくいこともあります。
駐輪場から駅までの距離は少しありますが、ここで自転車を置いてしまってあとは歩いていくのも、思ったより快適ということもあるかもしれませんね。
少なくとも、拡幅用地としてずっと放置されているよりは、有効な土地活用かと思います。
【関連リンク】
・社会福祉法人 尚栄福祉会 ウェブサイト
※すこやか小杉保育園の運営法人
・東武プロパティーズ パーキング事業部 ウェブサイト
・2017/3/30エントリ 川崎市の府中街道拡幅遊休地活用募集に東武プロパティーズなどが入札、東急武蔵小杉駅南口高架下に時間貸し駐輪場が4月5日(水)頃オープン
・2017/3/31エントリ 東急電鉄が武蔵小杉駅南口高架隣接地に、駐車場一体型テナントビル開発で新規上場「フィル・カンパニー」によるビルを建設