武蔵小杉ブログ(武蔵小杉ライフ 公式ブログ)

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2017年
04月26日

等々力緑地の硬式野球場・じゃぶじゃぶ池建設地で、川崎市立小中学校児童・生徒による「公園とみどりのポスターコンクール」入賞作品を展示

【Reporter:はつしも】

等々力緑地の硬式野球場・じゃぶじゃぶ池建設工事の仮囲いに、「第44回 平成28年度 公園とみどりのポスターコンクール入賞作品」が展示されました。

川崎市全域を対象にした本コンクールの作品のうち、中原区内の小中学校の児童および生徒の入賞作品をご紹介したいと思います。

■等々力緑地の硬式野球場・じゃぶじゃぶ池建設工事の仮囲い
等々力緑地の硬式野球場・じゃぶじゃぶ池建設工事の仮囲い 

等々力緑地は現在、大規模な再編整備が進められています。

等々力陸上競技場メインスタンドや、府中街道に面した正面広場が先行して完成しまして、現在はそれに続いて硬式野球場・じゃぶじゃぶ池の建設工事が進められています。

この建設工事の仮囲いが川崎市の広報スペースとして有効活用されていまして、「セイコーゴールデングランプリ陸上」のPRが展開されていることを、先般のエントリでお伝えしておりました。

■「第44回 平成28年度 公園とみどりのポスターコンクール入賞作品」
「第44回 平成28年度 公園とみどりのポスターコンクール入賞作品」 

「第44回 平成28年度 公園とみどりのポスターコンクール入賞作品」が展示されているのは、仮囲いのうち正面広場に面したエリアです。

このコンクールは、川崎市公園緑地協会が川崎市の後援を受けて毎年開催していまして、「ポスターの部」「標語の部」の2種類があります。
川崎市立の小中学校の児童及び生徒を対象に、公園とみどりに対する認識と、緑地活動への普及啓発を行うことを目的としています。

平成28年度は、「ポスターの部」269点、「標語の部」898点、合計1,167点の作品が応募されました。

等々力緑地の仮囲いには、このうち「ポスターの部」の入賞作品36点が展示されています。

本エントリでは、中原区内の小学校の児童の作品をご紹介していきましょう。
まずは銀賞作品からです。

■銀賞 西丸子小学校1年
銀賞 中丸子小学校1年 

「みんなの森」と題した作品です。
木の周りに集まった動物や虫たちが、かわいいですね。

■銀賞 下沼部小学校4年
銀賞 下沼部小学校4年 

緑の木々の間に、パークシティ武蔵小杉などのタワーマンションの姿が描かれています。
再開発地区から通う生徒も多い、下沼部小学校ならではの作品です。

■銀賞 新城小学校6年
銀賞 新城小学校6年 

版画のような風合いが印象的な作品です。
緑だけでなく、生き物も守ろうというメッセージがこめられています。

■銀賞 今井中学校2年
銀賞 今井中学校2年 

ここからの銀賞作品は、中学生の手によるものです。
さすがに作画のレベルがぐっと向上しています。

これは滑り台の上から公園を俯瞰した構図で、風景に奥行きを感じます。

「緑があれば輪も広がる」と、みどりの保護と人々の交流に着目した作品です。

■銀賞 橘中学校3年
銀賞 橘中学校3年 

「緑は世界を創る」をテーマに、天地創造までを視野に入れた壮大な作品です。

確かに、みどりがなければ人間の文明も含めた、現在の世界はありません。

■銀賞 橘中学校2年
銀賞 橘中学校2年

これは「みどりを描いている絵」で、絵の中にもう一人描き手がいる入れ子構造になっています。

そのような構造にすることで、描かれた木が本物ではないこと、存在しないみどりへの飢餓感を表現しています。

■佳作 宮内小学校5年
佳作 宮内小学校5年 

ここからは佳作作品です。

こちらは公園らしき場所に、くずかごが描かれています。
最近はごみの持ち帰りが原則となり、公園からはごみばこ・くずかごが姿を消しました。

もし設置されている公園がありましたら、良識をもって利用しましょう。

■佳作 新城小学校5年
佳作 新城小学校6年

この作品の木は、とても立派に育っていますね。

元気に延びた枝の間に、鳥の巣が隠れています。

■佳作 橘中学校2年
佳作 橘中学校2年

最後は、中学生の佳作作品です。

「緑をうけつぐ」と題し、みどりが次世代へと受け継がれていくことを表現しています。
ハートの中の小さな地球に描かれた公園が、上手に描かれています。


以上、中原区内の小中学校の9作品をご紹介しました。

現地には川崎市全域の小中学校の作品が展示されていますので、等々力緑地を訪問した際にでも、ご覧になってみてください。

■「平成28年度川崎市小学生下水道作品コンクール」の作品展示
「平成28年度川崎市小学生下水道作品コンクール」の作品展示

なお、等々力緑地北側の「等々力水処理センター」の建設工事現場では、「平成28年度川崎市下水道作品コンクール」の全作品が掲示されていまして、2016/11/28エントリでご紹介していました。

長期間にわたる工事の間、仮囲いをこのように活用するのは良いことと思います。

【関連リンク】
公益財団法人 川崎市公園緑地協会 公園とみどりのポスター標語コンクール
武蔵小杉ライフ:生活情報:公園 等々力緑地
2016/11/28エントリ 等々力緑地北側で「等々力水処理センター」高度処理施設建設工事を実施中、仮囲いに「川崎市小学生下水道コンクール」全作品約900点を展示
2017/4/24エントリ 一秒あれば、世界は変わる。「セイコーゴールデングランプリ陸上2017川崎」が5月21日(日)に等々力陸上競技場で開催、競技場前でメモリアル写真展を展開中

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