時代の波に消えた、市ノ坪の強豪「三菱ふそう硬式野球部」と、グラウンド跡地にオープンした「新・川崎住宅公園」
【Reporter:はつしも】
中原区市ノ坪の「三菱ふそうトラック・バス」の「三菱平間グラウンド」跡地に、ABCハウジングによる住宅展示場「新・川崎住宅公園」がオープンしています。
今回はかつての「三菱平間グラウンド」と「三菱ふそう硬式野球部」を振り返りつつ、「新・川崎住宅公園」から武蔵小杉の高層ビル群を眺めてみたいと思います。
■三菱ふそうの「三菱平間グラウンド」(解体前)
1953年に、三菱重工業川崎製作所において設立されたのが「三菱重工川崎硬式野球部」です。
1970年には三菱重工業から自動車部門が三菱自動車工業として分社化されたため、野球部も「三菱自動車川崎硬式野球部」に改称さされました。
さらに2003年に三菱自動車工業から大型車部門が三菱ふそうトラック・バスが設立されるのに先立って、野球部は2001年に「三菱ふそう硬式野球部」に再度改称されています。
同野球部はこのような変遷をたどりつつ、各年代において都市対抗野球優勝などの好成績を収め、社会人野球の強豪として知られるようになりました。
■三菱平間グラウンドの高いフェンス(解体前)
「三菱ふそう硬式野球部」が練習を行っていたのが、市ノ坪にあった「三菱平間グラウンド」です。
周辺は住宅街でもあり、周囲には高いフェンスが張られていました。
■「三菱ふそうトラック・バス」の施設(解体前)
ところが、三菱ふそうトラック・バスの経営合理化の一環として、同野球部は2009年に休部となり、2013年に正式に廃部となってしまいました。
「三菱平間グラウンド」とその周辺の施設はその後も完全には解体されずに残されていましたが、2016年には解体が始まりました。
■「三菱平間グラウンド」跡地にオープンした「新・川崎住宅公園」
その「三菱平間グラウンド」跡地に建設されたのが、ABCハウジングによる住宅展示場「新・川崎住宅公園」です。
「武蔵小杉住宅展示場」(旧・SUUMO住宅展示場武蔵小杉)にもモデルハウスを出している新昭和、一条工務店など、多数の住宅メーカーが出展しています。
■住宅展示場内のマップ
■センターハウス
住宅展示場の構造は基本的に「武蔵小杉住宅展示場」と同じで、中央のセンターハウスで総合的な案内を行っています。
各種イベントなども行っていまして、週末には住宅を検討の方が周辺地域から集まっています。
■「新・川崎住宅公園」から見た武蔵小杉の高層ビル群
「新・川崎住宅公園」は、駐車場が広く視界が開けているため、武蔵小杉の高層ビル群が良く見えます。
お立ち寄りの際には、注目してみてください。
■「ENEOSとどろきグラウンド」
2017/6/27エントリでは、等々力緑地近くの「JX-ENEOS野球部」の「ENEOSとどろきグラウンド」をご紹介しておりました。
同野球部も名門の社会人チームで、こちらはいまだ健在です。
武蔵小杉周辺の野球部も栄枯盛衰あり、時代とともに変わっていきますね。
■「新・川崎住宅公園」(旧三菱平間グラウンド)のマップ
【関連リンク】
・ABCハウジング 新・川崎住宅公園
・2016/8/10エントリ 府中街道・市ノ坪跨線橋から見る、武蔵小杉の高層ビル群と富士山
・2012/12/16エントリ 法政大学野球部優勝パレード、相撲部・野球部もちつき大会開催
・2015/6/11エントリ 法政二高軟式野球部関東大会優勝を祝う、法政通り商店街のニカッパ君
・2017/6/27エントリ 名門社会人野球チーム「JX-ENEOS野球部」の「ENEOSとどろきグラウンド」と、大西学園多摩川グラウンド
・2017/7/31エントリ 甲子園の夏に、武蔵小杉の地元チームを振り返る。中原平和公園で見た、神奈川県立住吉高等学校野球部の公式戦
・2017/8/1エントリ さよなら、スーモ星人。「SUUMO住宅展示場武蔵小杉」がサービス終了、本日8月1日より「武蔵小杉住宅展示場」としてリニューアルオープン
(三菱ふそう関連)
・2016/11/27エントリ 武蔵小杉視点で巡る、三菱ふそう川崎工場の「2016ダイムラー・グループ ファミリーデー」開催レポート
・2017/2/25エントリ 三菱ふそうが中原区西加瀬の「川崎工場第二敷地」約10万平米を大和ハウス工業に売却、2019年3月以降に大規模開発を実施へ
・2017/8/15エントリ 三菱ふそうトラック・バス川崎工場が「福島ひまわり里親プロジェクト」でヒマワリを栽培中、育てた種はふたたび福島へ
中原区市ノ坪の「三菱ふそうトラック・バス」の「三菱平間グラウンド」跡地に、ABCハウジングによる住宅展示場「新・川崎住宅公園」がオープンしています。
今回はかつての「三菱平間グラウンド」と「三菱ふそう硬式野球部」を振り返りつつ、「新・川崎住宅公園」から武蔵小杉の高層ビル群を眺めてみたいと思います。
■三菱ふそうの「三菱平間グラウンド」(解体前)
1953年に、三菱重工業川崎製作所において設立されたのが「三菱重工川崎硬式野球部」です。
1970年には三菱重工業から自動車部門が三菱自動車工業として分社化されたため、野球部も「三菱自動車川崎硬式野球部」に改称さされました。
さらに2003年に三菱自動車工業から大型車部門が三菱ふそうトラック・バスが設立されるのに先立って、野球部は2001年に「三菱ふそう硬式野球部」に再度改称されています。
同野球部はこのような変遷をたどりつつ、各年代において都市対抗野球優勝などの好成績を収め、社会人野球の強豪として知られるようになりました。
■三菱平間グラウンドの高いフェンス(解体前)
「三菱ふそう硬式野球部」が練習を行っていたのが、市ノ坪にあった「三菱平間グラウンド」です。
周辺は住宅街でもあり、周囲には高いフェンスが張られていました。
■「三菱ふそうトラック・バス」の施設(解体前)
ところが、三菱ふそうトラック・バスの経営合理化の一環として、同野球部は2009年に休部となり、2013年に正式に廃部となってしまいました。
「三菱平間グラウンド」とその周辺の施設はその後も完全には解体されずに残されていましたが、2016年には解体が始まりました。
■「三菱平間グラウンド」跡地にオープンした「新・川崎住宅公園」
その「三菱平間グラウンド」跡地に建設されたのが、ABCハウジングによる住宅展示場「新・川崎住宅公園」です。
「武蔵小杉住宅展示場」(旧・SUUMO住宅展示場武蔵小杉)にもモデルハウスを出している新昭和、一条工務店など、多数の住宅メーカーが出展しています。
■住宅展示場内のマップ
■センターハウス
住宅展示場の構造は基本的に「武蔵小杉住宅展示場」と同じで、中央のセンターハウスで総合的な案内を行っています。
各種イベントなども行っていまして、週末には住宅を検討の方が周辺地域から集まっています。
■「新・川崎住宅公園」から見た武蔵小杉の高層ビル群
「新・川崎住宅公園」は、駐車場が広く視界が開けているため、武蔵小杉の高層ビル群が良く見えます。
お立ち寄りの際には、注目してみてください。
■「ENEOSとどろきグラウンド」
2017/6/27エントリでは、等々力緑地近くの「JX-ENEOS野球部」の「ENEOSとどろきグラウンド」をご紹介しておりました。
同野球部も名門の社会人チームで、こちらはいまだ健在です。
武蔵小杉周辺の野球部も栄枯盛衰あり、時代とともに変わっていきますね。
■「新・川崎住宅公園」(旧三菱平間グラウンド)のマップ
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・ABCハウジング 新・川崎住宅公園
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(三菱ふそう関連)
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