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2017年
10月16日

多摩川を下る(5):川崎競馬場の練習馬場(続)・朝練を終えて多摩沿線道路を渡る競走馬

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉付近から多摩川サイクリングロードを下流に向かっていく、「多摩川を下る」シリーズの連載第5回です。

前回は、幸区の小向にある「川崎競馬場」の「練習馬場」と「小向トレーニングセンター」をご紹介いたしました。

今回はその追補編として、競走馬が多摩沿線道路を横断する風景をご紹介したいと思います。

■「川崎競馬場 練習馬場」
川崎競馬場 練習馬場

練習馬場の競走馬 

まずこちらは、前回ご紹介した練習馬場です。
練習馬場では、おおよそ深夜2時半から朝9時頃まで、騎手による練習が行われています。

多摩川の土手の上から、このような練習風景を眺めることができます。

■練習を終えた競走馬と騎手
練習を終えてトレーニングセンターに戻る競走馬と騎手

練習を終えると、騎手と競走馬はスロープを経由して多摩川の土手にのぼり、「小向トレーニングセンター」に帰っていくことになります。

この際に渡ることになるのが、多摩沿線道路です。

■「馬横断注意」の標識
「馬横断注意」の標識 

馬横断注意 

スロープをのぼると、多摩川土手の道や多摩沿線道路に「馬横断注意」の標識が出てきます。
土手の道はそれほど歩行者や自転車が通っているわけではありませんが、多摩沿線道路は車の交通量も多く、安全確認が大切です。

■多摩沿線道路を渡る騎手と競走馬
多摩沿線道路を渡る騎手と競走馬

多摩沿線道路を渡る騎手と競走馬

多摩沿線道路には、「小向仲野町」の信号と横断歩道が設置されています。

ここに交通整理員が配置され、安全確認をしながら騎手と競走馬が横断歩道を渡っていきます。

騎乗したままでトレーニングセンターに帰る騎手と、一旦競走馬を降りる騎手と、両方いらっしゃるようですね。

■トレーニングセンターに入る騎手と競走馬
トレーニングセンターに帰る騎手と競走馬

横断歩道を渡ると、すぐ目の前が「小向トレーニングセンター」です。

夜中や早朝からトレーニングをされていたのですから、一旦休息をとられるのではないでしょうか。

川崎競馬場でいいレースをするためには、毎日のたゆまぬ努力が必要なのだと思います。

なかなか珍しい風景だと思いますので、朝早く多摩川サイクリングを楽しむ機会がありましたら、一度眺めてみてください。

なお、前回エントリでも申しあげた通り、この周囲は動物特有のにおいが土手まで届いてきますので、苦手な方はあらかじめご承知くださいね。

■小向トレーニングセンターの競走馬像
小向トレーニングセンターの競走馬像 

■川崎競馬練習馬場のマップ


【関連リンク】
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