「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」とエルシィ跡地をつなぐペデストリアンデッキが本日未明に設置完了、南武沿線道路を跨ぎ武蔵小杉駅北口の風景が一夜で変貌
【Reporter:はつしも】
本日未明、「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」と、ホテル・ザ・エルシィ跡地をつなぎ、南武沿線道路をまたぐペデストリアンデッキの設置工事が行われました。
夜間に南武沿線道路を通行止めとし、大型のクレーンによって巨大なデッキ部品を吊るして設置する形で作業が行われ、一夜にして歩道橋が登場しました。
■南武沿線道路をまたぐデッキ
本サイトでは、2017/10/10エントリにおいてこのデッキ設置工事が行われる予定をご紹介しておりました。
当初は10月23日(月)実施、悪天候時は10月30日(月)に順延の予定だったのですが、いずれも台風の接近により工事ができませんでした。
再々延期となった日程が本日11月6日(月)で、秋晴れの日差しが差し込む前に、無事デッキを設置することができました。
■デッキを吊るした大型クレーン
■大型クレーンの重り
設置工事は前回エントリでお伝えした通り、あらかじめデッキ部品をホテル・ザ・エルシィ跡地にスタンバイさせ、それを大型クレーンで吊るして橋脚にセットするという方式で行われました。
そのために用意された大型のクレーンが、同じくエルシィ跡地に鎮座していました。
デッキ部品は大変な重さですから、転倒してしまわないよう、大量の重りが取り付けられています。
■交差点を斜めにまたぐデッキ
このデッキは、「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の南東角と、ホテル・ザ・エルシィ跡地の北西角をつないでいます。
つまり、南武沿線道路の交差点を斜めにまたぐ形状です。
■デッキに設置された信号
このデッキ設置により、車道からは従来の信号機が見えなくなりました。
そのため、デッキの側面に4方向への信号機が新たに取り付けられて、供用開始されていました。
■ホテル・ザ・エルシィ跡地側の階段
■「パークシティ武蔵小杉」側の階段
「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」は2018年3月には完成の予定ですが、対岸のホテル・ザ・エルシィ跡地の再開発はまだ環境アセスメントも行っておらず、完成までには年月を要する見込みです。
つまりはこのデッキはそれまで完成しないわけですが、当面の利用が可能なように、すでに階段が取り付けられていました。
今後数年は、未完成のまま暫定利用ということになりそうです。
■「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」側のエレベーター
一方、「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」側には、デッキの接続部にエレベーターが設置されていました。
ホテル・ザ・エルシィ側の当面の対応についてはわかりませんが、バリアフリー化は再開発ビルの完成を待つ必要があるかもしれません。
■タワーズイースト・タワーズウエスト間のデッキ
「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」は、ツインタワーである「タワーズイースト」と「タワーズウエスト」の間についても、デッキでの接続が行われています。
こちらは2017年8月には橋渡しが行われていました。
当初はむき出しの鉄骨だったものが、その後工事が進められてそれらしい姿になりつつあります。
これらの一連の工事が完成すると、ホテル・ザ・エルシィ跡地から「タワーズウエスト」までがデッキで接続されてどなたでも歩行できるようになります。
なお、このデッキは最終的には、JR東日本が買収した「小杉ビルディング」の再開発により、JR武蔵小杉駅北口までのデッキ接続を目指しています。
まだ調整段階でありそこまでは長い年月がかかるでしょうが、駅から日本医科大学武蔵小杉病院方面へのバリアフリー化などの意義もありますし、期待されている方も多いのではないでしょうか。
■ホテル・ザ・エルシィ跡地「小杉駅北口地区計画」の施設配置図
【関連リンク】
(パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン関連)
・パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン ウェブサイト
・武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北口地区 JX日鉱日石エネルギー社宅地区
・2015/3/12エントリ 武蔵小杉駅北口の複合施設「COSUGI VILLAGE」の「COSUGI CAFE」3月13日(金)オープン直前先行レポート
・2015/4/3エントリ パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン建設地から、光のエール「COSUGI TOWER OF LIGHT」が毎日5分間点灯中
・2016/3/21エントリ 「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン」に川崎市が整備、1,000人規模コンベンションセンターのイメージパースと平面図
・2016/5/4エントリ 「パークシティ武蔵小杉ザ ガーデン タワーズウエスト」発表、ツインタワー・一般開放される屋上庭園の等イメージパースを公開
・2016/7/18エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」が20階超まで到達、PC工法で建設中
・2016/12/9エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の内部工事により、室内照明が点灯
・2017/1/2エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」の建物躯体立ち上がりと、ベデストリアンデッキの接続部
・2016/8/9エントリ 三井不動産レジデンシャルがエルシィ跡地「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」の概要を発表:170mタワー・3層程度の商業施設に文化交流施設等誘致、再開発ビル東西に広場を整備
・2017/4/19エントリ ホテル・ザ・エルシィ跡地「システムパーク武蔵小杉駅前」が再開発事業の進捗により2017年4月23日(日)23時閉鎖へ
・2017/8/4エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」「タワーズウエスト」を結ぶペデストリアンデッキの鉄骨が道路上に橋渡し、8月8日(火)まで夜間通行止めに
・2017/8/29エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデンに2018年4月開館「川崎市コンベンションホール」がウェブサイトを開設、市民に割引料金を適用し利用受付スタート
・2017/10/10エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」の低層部商業・業務施設がお目見え、10月23日(月)深夜に南武沿線道路を跨ぐデッキ接続工事を実施へ
(小杉ビルディング関連)
・2017/4/1エントリ 武蔵小杉駅北口の「小杉ビルディング」買収企業はJR東日本と判明、駅舎も含めた駅ビル開発を計画
本日未明、「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」と、ホテル・ザ・エルシィ跡地をつなぎ、南武沿線道路をまたぐペデストリアンデッキの設置工事が行われました。
夜間に南武沿線道路を通行止めとし、大型のクレーンによって巨大なデッキ部品を吊るして設置する形で作業が行われ、一夜にして歩道橋が登場しました。
■南武沿線道路をまたぐデッキ
本サイトでは、2017/10/10エントリにおいてこのデッキ設置工事が行われる予定をご紹介しておりました。
当初は10月23日(月)実施、悪天候時は10月30日(月)に順延の予定だったのですが、いずれも台風の接近により工事ができませんでした。
再々延期となった日程が本日11月6日(月)で、秋晴れの日差しが差し込む前に、無事デッキを設置することができました。
■デッキを吊るした大型クレーン
■大型クレーンの重り
設置工事は前回エントリでお伝えした通り、あらかじめデッキ部品をホテル・ザ・エルシィ跡地にスタンバイさせ、それを大型クレーンで吊るして橋脚にセットするという方式で行われました。
そのために用意された大型のクレーンが、同じくエルシィ跡地に鎮座していました。
デッキ部品は大変な重さですから、転倒してしまわないよう、大量の重りが取り付けられています。
■交差点を斜めにまたぐデッキ
このデッキは、「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」の南東角と、ホテル・ザ・エルシィ跡地の北西角をつないでいます。
つまり、南武沿線道路の交差点を斜めにまたぐ形状です。
■デッキに設置された信号
このデッキ設置により、車道からは従来の信号機が見えなくなりました。
そのため、デッキの側面に4方向への信号機が新たに取り付けられて、供用開始されていました。
■ホテル・ザ・エルシィ跡地側の階段
■「パークシティ武蔵小杉」側の階段
「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」は2018年3月には完成の予定ですが、対岸のホテル・ザ・エルシィ跡地の再開発はまだ環境アセスメントも行っておらず、完成までには年月を要する見込みです。
つまりはこのデッキはそれまで完成しないわけですが、当面の利用が可能なように、すでに階段が取り付けられていました。
今後数年は、未完成のまま暫定利用ということになりそうです。
■「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」側のエレベーター
一方、「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」側には、デッキの接続部にエレベーターが設置されていました。
ホテル・ザ・エルシィ側の当面の対応についてはわかりませんが、バリアフリー化は再開発ビルの完成を待つ必要があるかもしれません。
■タワーズイースト・タワーズウエスト間のデッキ
「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」は、ツインタワーである「タワーズイースト」と「タワーズウエスト」の間についても、デッキでの接続が行われています。
こちらは2017年8月には橋渡しが行われていました。
当初はむき出しの鉄骨だったものが、その後工事が進められてそれらしい姿になりつつあります。
これらの一連の工事が完成すると、ホテル・ザ・エルシィ跡地から「タワーズウエスト」までがデッキで接続されてどなたでも歩行できるようになります。
なお、このデッキは最終的には、JR東日本が買収した「小杉ビルディング」の再開発により、JR武蔵小杉駅北口までのデッキ接続を目指しています。
まだ調整段階でありそこまでは長い年月がかかるでしょうが、駅から日本医科大学武蔵小杉病院方面へのバリアフリー化などの意義もありますし、期待されている方も多いのではないでしょうか。
■ホテル・ザ・エルシィ跡地「小杉駅北口地区計画」の施設配置図
【関連リンク】
(パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン関連)
・パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン ウェブサイト
・武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅北口地区 JX日鉱日石エネルギー社宅地区
・2015/3/12エントリ 武蔵小杉駅北口の複合施設「COSUGI VILLAGE」の「COSUGI CAFE」3月13日(金)オープン直前先行レポート
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・2017/1/2エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」の建物躯体立ち上がりと、ベデストリアンデッキの接続部
・2016/8/9エントリ 三井不動産レジデンシャルがエルシィ跡地「(仮称)小杉駅北口地区開発計画」の概要を発表:170mタワー・3層程度の商業施設に文化交流施設等誘致、再開発ビル東西に広場を整備
・2017/4/19エントリ ホテル・ザ・エルシィ跡地「システムパーク武蔵小杉駅前」が再開発事業の進捗により2017年4月23日(日)23時閉鎖へ
・2017/8/4エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」「タワーズウエスト」を結ぶペデストリアンデッキの鉄骨が道路上に橋渡し、8月8日(火)まで夜間通行止めに
・2017/8/29エントリ パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデンに2018年4月開館「川崎市コンベンションホール」がウェブサイトを開設、市民に割引料金を適用し利用受付スタート
・2017/10/10エントリ 「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」の低層部商業・業務施設がお目見え、10月23日(月)深夜に南武沿線道路を跨ぐデッキ接続工事を実施へ
(小杉ビルディング関連)
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