パラリンピック代表決定、武蔵小杉ライフのベースにあるもの
北京パラリンピックの代表選手が5月21日に決定され、川崎市からも
多摩区の成田真由美さんが4回連続で選出されています。
■読売新聞 3度の手術、4度目パラリンピックへ…競泳・成田真由美
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2008/news/swim/swimming/news/
20080521-OYT1T00113.htm?from=nwlb
成田真由美さんは地元の川崎市だけでなく、全国的にも知名度のある
選手ですね。
障碍者スポーツに関してはいまだに「リハビリテーションの一環」という
意識が世間的に根強い部分があるのが現状ですが、しかし、そうではなく、
健常者と変わるところのない「競技」であり、アスリートがお互いの
限界値でしのぎを削る戦いです。
「健常者でも障碍者でも特別なことはなく、ただ普通に行動できること」が
バリアフリーということだと思いますが、武蔵小杉ライフでは、タウン
ガイドなどにおいてバリアフリーに配慮のある店舗を掲載基準上優遇したり、
アイコンを付加するなど、運営上重視しております。
・・・タウンガイドのバリアフリーアイコン
武蔵小杉ブログをよく読んでいただいている方には、ブログエントリでも
バリアフリーには特段のこだわりを持っていることをお気づきではないで
しょうか。武蔵小杉ライフのこのような運営方針は、私の友人である
河合純一君の影響があります。
河合純一君は、全盲の競泳選手であり、バルセロナ・アトランタ・シドニー・
アテネとパラリンピック4大会に出場、金5個、銀8個、銅6個のメダルを獲得
している日本の有力選手です。今回、河合純一君も成田真由美さんと同日、
北京パラリンピック代表選出が決定しています。
■静岡新聞 河合さん、パラリンピック5大会連続出場
http://www.shizushin.com/sports_news/shizuoka/200805210000000
00009.htm
彼は大学卒業後は地元の中学校教師をつとめ、「全盲の先生」としても
有名で、いくつか本を出版していますが、そんな彼の半生を描いた映画も
あります。
■映画「夢追いかけて」フライヤー
■Amazon「夢追いかけて」DVD(アフィリエイトではありません)
両親役を三浦友和さん、田中好子さんが演じ、河合純一本人が主演して
いるものです。
私のバリアフリーに関しての考え方は、彼が語っていた内容がかなりの
部分ベースになっており、それが武蔵小杉ライフの運営上の基本理念と
なっています。今後も障碍をお持ちの方、高齢の方や小さいお子さんを
お連れの方などが必要とするバリアフリー情報には注力していきたいと
考えております。
武蔵小杉では再開発の進行に伴って、道路整備や駅周辺施設の更新に
よりバリアフリー化が前進するものと思われます。武蔵小杉が誰にとっても
住みよい街になることを願っています。
■都市計画道路 武蔵小杉駅南口線の点字ブロック
【関連リンク】
Keeping alive the dreams 河合純一公式サイト