南武沿線道路沿いの「西濃運輸川崎支店」が川崎区湾岸部に移転、跡地が地域最大規模のコインパーキング「タイムズポート上小田中」に転換
【Reporter:はつしも】
中原区上小田中の南武沿線道路沿いにあった「西濃運輸川崎支店」が川崎区の湾岸に移転し、跡地がコインパーキング「タイムズポート上小田中」として運用開始されました。
物流拠点であった広い敷地を活用した、武蔵小杉周辺ではかなり大規模なパーキングとなっています。
■「西濃運輸川崎支店」(南武沿線道路沿いに残された一部建物)
■川崎支店の移転案内
「西濃運輸」は、岐阜県大垣市に本社を置く大手物流会社です。
企業間物流に強みを持ち、一般には「カンガルー便」の愛称で知られています。
その「川崎支店」が武蔵小杉駅~武蔵中原駅の間の南武沿線道路沿いで営業をしていたのですが、これは2017年6月19日に川崎市臨海部(川崎区夜光)に移転をしていました。
現在も南武沿線道路に面した事務所の建物が残され、配送機能もまだ一部機能しているようですが、背面の物流ヤードの敷地部分が、このたびコインパーキングに転換された形です。
この場所は幹線道路に面してはいるものの車線は少なく、高速道路ICからも遠く、周辺の宅地開発も進んで物流拠点としては適した場所とはいえませんでした。
川崎市臨海部のほうが物流拠点に適した環境であり、おそらくは移転によって施設の高機能化なども図られたのではないでしょうか。
■事務所建物の裏側
■物流ヤード跡地にオープンした「タイムズポート上小田中」
従来、事務所建物の裏側から物流ヤードにつながっていたのですが、現在は上記写真の通り撤去され、接続部の断面は新しい白壁で覆われています。
数多くのトラックが荷物の積み下ろしをしていた物流ヤードはたいへん広く、この周辺では最大規模のコインパーキングとして生まれ変わりました。
■「タイムズポート上小田中」の案内
「タイムズポート上小田中」は、24時間の最大料金が600円です。
駅からの距離がありますので、武蔵小杉駅前の駐車場などに比べると安価な設定でした。
■カーシェアリング「タイムズカープラス」の専用スペース
ここでは、カーシェアリングサービス「タイムズカープラス」も提供されます。
東側の道路沿いに、専用の駐車スペースが用意されていました。
またこのほか、敷地内には車椅子利用者用の駐車スペースもあります。
■オープンを告知するのぼり
「タイムズポート上小田中」の弱点は、前述の通り南武沿線道路沿いには西濃運輸の事務所建物が残されているため、大規模な割には存在に気づきにくいということです。
南武沿線道路からも視界がひらけて見えるサントリー側には黄色いのぼりが並んでいましたので、これで目に留まる方もいらっしゃるでしょうか。
まだ知名度と利用率は低い状況にありますけれども、今後徐々に認知されていくことと思います。
ただ、これだけの敷地は、いずれ何らかの用途転換が行われるような気もいたします。
南武沿線道路沿いに残された西濃運輸の残存施設とあわせると一層価値も上がるでしょうし、仮に将来的にそのようなことがあれば、活用の幅も広がってきますね。
【関連リンク】
・タイムズ駐車場検索 タイムズポート上小田中
・2016/11/30エントリ 中原区近郊・高津区北見方の多摩川沿いに「Amazon」の大規模配送センターが誕生、武蔵小杉から通勤者用シャトルバスを運行
中原区上小田中の南武沿線道路沿いにあった「西濃運輸川崎支店」が川崎区の湾岸に移転し、跡地がコインパーキング「タイムズポート上小田中」として運用開始されました。
物流拠点であった広い敷地を活用した、武蔵小杉周辺ではかなり大規模なパーキングとなっています。
■「西濃運輸川崎支店」(南武沿線道路沿いに残された一部建物)
■川崎支店の移転案内
「西濃運輸」は、岐阜県大垣市に本社を置く大手物流会社です。
企業間物流に強みを持ち、一般には「カンガルー便」の愛称で知られています。
その「川崎支店」が武蔵小杉駅~武蔵中原駅の間の南武沿線道路沿いで営業をしていたのですが、これは2017年6月19日に川崎市臨海部(川崎区夜光)に移転をしていました。
現在も南武沿線道路に面した事務所の建物が残され、配送機能もまだ一部機能しているようですが、背面の物流ヤードの敷地部分が、このたびコインパーキングに転換された形です。
この場所は幹線道路に面してはいるものの車線は少なく、高速道路ICからも遠く、周辺の宅地開発も進んで物流拠点としては適した場所とはいえませんでした。
川崎市臨海部のほうが物流拠点に適した環境であり、おそらくは移転によって施設の高機能化なども図られたのではないでしょうか。
■事務所建物の裏側
■物流ヤード跡地にオープンした「タイムズポート上小田中」
従来、事務所建物の裏側から物流ヤードにつながっていたのですが、現在は上記写真の通り撤去され、接続部の断面は新しい白壁で覆われています。
数多くのトラックが荷物の積み下ろしをしていた物流ヤードはたいへん広く、この周辺では最大規模のコインパーキングとして生まれ変わりました。
■「タイムズポート上小田中」の案内
「タイムズポート上小田中」は、24時間の最大料金が600円です。
駅からの距離がありますので、武蔵小杉駅前の駐車場などに比べると安価な設定でした。
■カーシェアリング「タイムズカープラス」の専用スペース
ここでは、カーシェアリングサービス「タイムズカープラス」も提供されます。
東側の道路沿いに、専用の駐車スペースが用意されていました。
またこのほか、敷地内には車椅子利用者用の駐車スペースもあります。
■オープンを告知するのぼり
「タイムズポート上小田中」の弱点は、前述の通り南武沿線道路沿いには西濃運輸の事務所建物が残されているため、大規模な割には存在に気づきにくいということです。
南武沿線道路からも視界がひらけて見えるサントリー側には黄色いのぼりが並んでいましたので、これで目に留まる方もいらっしゃるでしょうか。
まだ知名度と利用率は低い状況にありますけれども、今後徐々に認知されていくことと思います。
ただ、これだけの敷地は、いずれ何らかの用途転換が行われるような気もいたします。
南武沿線道路沿いに残された西濃運輸の残存施設とあわせると一層価値も上がるでしょうし、仮に将来的にそのようなことがあれば、活用の幅も広がってきますね。
【関連リンク】
・タイムズ駐車場検索 タイムズポート上小田中
・2016/11/30エントリ 中原区近郊・高津区北見方の多摩川沿いに「Amazon」の大規模配送センターが誕生、武蔵小杉から通勤者用シャトルバスを運行