スポーツ・防災・安全安心イベント「110カップ」が等々力陸上競技場で本日開催、非常食アレンジメニューや機動隊車両、富士通レッドウェーブシュートチャレンジが人気に
【Reporter:はつしも】
本日、等々力陸上競技場とその周辺において「平成29年度第67回 110カップ」が開催されました。
等々力陸上競技場で開催された「第67回神奈川県中学校サッカー大会」を中心としつつ、それに並行して「中原警察署広報大使 川崎純情小町☆110番啓発イベント」「スポーツふれあいコーナー」「安全安心 大ふれあいコーナー」「災害フードフェス」が同時に競技場前で展開されました。
■「平成29年度第67回 110カップ」
「神奈川県全国中学校サッカー大会」は、これまで67回にわたって開催されてきた毎年恒例のスポーツ大会です。
その準決勝・決勝が本日の等々力陸上競技場(準決勝1試合は等々力第1サッカー場)で行われました。
ただ、今回は等々力陸上競技場前で防災・安全安心・スポーツをテーマにした企画が展開され、合同イベントの形式となりました。
「110カップ」とは、それらを包括する全体イベント名称です。
■「災害フードフェス」
まずは「災害フードフェス」からご紹介していきましょう。
「災害フードフェス」は昨年こすぎコアパークで初開催されたイベントで、防災に関連する食品や備品、生活ノウハウなどに触れることができます。
■アルファ米「レスキューライス」
こちらは、アルファ米「レスキューライス」です。
アルファ米とはお米を炊き上げたあとに急速乾燥させたもので、お湯をかけるとまた食べられるようになります。
ただ、非常食ですので、当然ながら味や食感の面では今どきの炊飯器の「炊き立てごはん」と比べることはできません。
■備蓄食品アレンジメニュー「アルファ米のトマトリゾット」
「災害フードフェス」は、そのような備蓄食品をおいしくいただく「アレンジメニュー」の販売が行われていました。
こちらはアルファ米を使った「トマトリゾット」です。
リゾットとして調理することで、アルファ米が魔法のように美味しく、食感も心地よく仕上がっていました。
■非常食クラッカーのアレンジフード(チーズ)
続いてこちらは、非常食のクラッカーでチーズを挟んだアレンジフードです。
食べ方としてはポピュラーなものですね。
備蓄する非常食にも賞味期限がありますから、必要に応じてうまくアレンジして消費していくとよいと思います。
■通常のスペアリブ
「災害フードフェス」では、非常食やアレンジフードだけでなく、通常のフード・ドリンクも販売されていました。
こちらでランチを済まされていた方も、いらっしゃったかと思います。
■「TAMAGAWA CAMP」の炊飯手法紹介
続いて、多摩川河川敷などでのキャンプ体験を推進するグループ「TAMAGAWA CAMP」による出展です。
上記写真はアウトドアでのお米の炊飯手法を紹介したもので、お米と水を普通のジップロックに入れて、それをお鍋で加熱しています。
これの何が良いかと申しますと、きれいな水はジップロックの中だけの最小限だけでよく、お鍋の水は飲食に適していなくても炊飯ができるということです。
こうしたノウハウは、アウトドアだけでなく、水が貴重品となる災害時にも同様に役立つというわけです。
■水・火・電気が確保できるサバイバルパッケージ
「TAMAGAWA CAMP」では、水・火・電気が確保できるサバイバルパッケージを推奨していました。
水を持ち歩くのは限界がありますので、パッケージに入っているのはコンパクトな浄水器。
火はマグネシウムを活用した発火器がありました。
電気は、太陽光で発光や携帯電話の充電ができます。
■湯沸かし器
こちらはそのパッケージ内に入っていたもので、湯沸かし器です。
下から燃料で加熱すると、その熱は湯沸かし器中央の空洞を通って上に抜けていきます。
それにより、少ない燃料を最大限活用して湯沸かしができるというものです。
■「TAMAGAWA CAMP」の火おこし体験
「TAMAGAWA CAMP」では、火おこし体験も行っていました。
小さいお子さんでも頑張って、苦戦しながらも最後には見事に火をおこすことができました。
■「安全安心 大ふれあいコーナー」での働く車の展示「GTRパトカー」
それでは続いて、「安全安心 大ふれあいコーナー」も見ていきましょう。
ここでは神奈川県警・川崎市消防局・川崎市清掃局による「働く車」の展示が行われていました。
上記写真は日本で1台しかいない、現役の「GTRパトカー」です。
■「DJポリス」車両
こちらは、下は通常の車両ですが、その上に警察官が登れるお立ち台が設置されています。
渋谷の交差点で有名になった「DJポリス」が混雑整理のために使っていたものと同タイプの車両で、大きなスピーカーがついていました。
神奈川県では、花火大会などで使われているということです。
■神奈川県警のブルトーザー
フロンターレブルーのような青がまぶしかったのは、ブルトーザーです。
これも神奈川県警の車両でした。
普段はなかなか見る機会がないタイプの警察車両ですね。
■機動隊車両
さらにこちらも神奈川県警の、機動隊車両です。
扉が開いていまして、この中には何があるかと申しますと…、
■トイレ車両
■シャワー車両
複数の機動隊車両の中には、トイレやシャワーなどがありました。
非常時など、さまざまな利用シーンを想定したものかと思います。
用途に応じて、出動する機動隊車両が決定されるのでしょう。
■神奈川県警第二機動隊のマーク
これらの車両には、いずれも上記の「2」のマークがついていました。
これは、神奈川県警第二機動隊のマークです。
神奈川県警第二機動隊は、中原区木月の矢上川沿いに大きな施設がありまして、「地元部隊」ということになります。
■川崎市消防局の車両
■ミニ制服を着ての記念撮影
■スケルトンごみ収集車
■スケルトンごみ収集車の内部
「働く車」は、神奈川県警以外にも、川崎消防局の車両や、清掃局の「スケルトンごみ収集車」が来ていました。
「スケルトンごみ収集車」はコスギフェスタにも毎年登場するなど、本サイトでこれまでにもご紹介をしておりました。
■「ピーガルくん」と「リリポちゃん」
会場には、神奈川県警のマスコットキャラクター「ピーガルくん」と「リリポちゃん」が来ていました。
「リリポちゃん」の着ぐるみは、初めて見たかもしれません。
二人はちゃんと身長差が設定されていたのですね。
■富士通レッドウェーブの「スポーツふれあいコーナー」
そして今回の中心はスポーツということで、「スポーツふれあいコーナー」です。
ここでは「富士通レッドウェーブ」のバスケットゴールチャレンジが行われていました。
1球で見事ゴールできると、富士通レッドウェーブの観戦チケットがプレゼントされました。
■「川崎純情小町☆」もチャレンジ
今回の「110カップ」には、中原警察署広報大使として川崎市のご当地アイドル「川崎純情小町☆」も参加しています。
「川崎純情小町☆」の皆さんも、啓発活動の合間にシュートチャレンジをしていました。
■神奈川県中学校サッカー大会決勝 希望ヶ丘vs千代戦
「川崎純情小町☆」が110番啓発イベントを行っていたのが、「平成29年度第67回 神奈川県中学校サッカー大会」です。
その準決勝・決勝が等々力陸上競技場で本日実施されました。
決勝戦は希望ヶ丘中学校と千代中学校の対戦となり、希望ヶ丘が優勝しました。
残念ながら武蔵小杉周辺の地元チームは上位進出なりませんでしたが、中学校のトップレベルの試合はやはり上手で、普通に観戦しても楽しめました。
等々力陸上競技場では今年、お正月に全国高校サッカーも開催されていました。
川崎フロンターレのトップチームだけでなく、ユース、高校サッカー、中学校と、さまざまな試合が行われています。
今回の「110カップ」を通じて、また新しい発見がいくつもありました。
今後継続的に開催されるかどうかはわかりませんが、初開催の合同イベントとしてご紹介させていただきました。
■「110カップ」の開催概要
【関連リンク】
・川崎純情小町☆ ウェブサイト
・2017/11/26エントリ 中原警察署×コスギスイッチON!「交番の日制定記念日イベント」が11月27日(月)開催、「災害フードフェス」も同時開催
・2018/1/18エントリ 等々力陸上競技場でスポーツ・防災・安全安心の合同イベント「110カップ」が1月20日(土)開催、「川崎純情小町☆」啓発ミニライブや「災害フードフェス」など同時開催
本日、等々力陸上競技場とその周辺において「平成29年度第67回 110カップ」が開催されました。
等々力陸上競技場で開催された「第67回神奈川県中学校サッカー大会」を中心としつつ、それに並行して「中原警察署広報大使 川崎純情小町☆110番啓発イベント」「スポーツふれあいコーナー」「安全安心 大ふれあいコーナー」「災害フードフェス」が同時に競技場前で展開されました。
■「平成29年度第67回 110カップ」
「神奈川県全国中学校サッカー大会」は、これまで67回にわたって開催されてきた毎年恒例のスポーツ大会です。
その準決勝・決勝が本日の等々力陸上競技場(準決勝1試合は等々力第1サッカー場)で行われました。
ただ、今回は等々力陸上競技場前で防災・安全安心・スポーツをテーマにした企画が展開され、合同イベントの形式となりました。
「110カップ」とは、それらを包括する全体イベント名称です。
■「災害フードフェス」
まずは「災害フードフェス」からご紹介していきましょう。
「災害フードフェス」は昨年こすぎコアパークで初開催されたイベントで、防災に関連する食品や備品、生活ノウハウなどに触れることができます。
■アルファ米「レスキューライス」
こちらは、アルファ米「レスキューライス」です。
アルファ米とはお米を炊き上げたあとに急速乾燥させたもので、お湯をかけるとまた食べられるようになります。
ただ、非常食ですので、当然ながら味や食感の面では今どきの炊飯器の「炊き立てごはん」と比べることはできません。
■備蓄食品アレンジメニュー「アルファ米のトマトリゾット」
「災害フードフェス」は、そのような備蓄食品をおいしくいただく「アレンジメニュー」の販売が行われていました。
こちらはアルファ米を使った「トマトリゾット」です。
リゾットとして調理することで、アルファ米が魔法のように美味しく、食感も心地よく仕上がっていました。
■非常食クラッカーのアレンジフード(チーズ)
続いてこちらは、非常食のクラッカーでチーズを挟んだアレンジフードです。
食べ方としてはポピュラーなものですね。
備蓄する非常食にも賞味期限がありますから、必要に応じてうまくアレンジして消費していくとよいと思います。
■通常のスペアリブ
「災害フードフェス」では、非常食やアレンジフードだけでなく、通常のフード・ドリンクも販売されていました。
こちらでランチを済まされていた方も、いらっしゃったかと思います。
■「TAMAGAWA CAMP」の炊飯手法紹介
続いて、多摩川河川敷などでのキャンプ体験を推進するグループ「TAMAGAWA CAMP」による出展です。
上記写真はアウトドアでのお米の炊飯手法を紹介したもので、お米と水を普通のジップロックに入れて、それをお鍋で加熱しています。
これの何が良いかと申しますと、きれいな水はジップロックの中だけの最小限だけでよく、お鍋の水は飲食に適していなくても炊飯ができるということです。
こうしたノウハウは、アウトドアだけでなく、水が貴重品となる災害時にも同様に役立つというわけです。
■水・火・電気が確保できるサバイバルパッケージ
「TAMAGAWA CAMP」では、水・火・電気が確保できるサバイバルパッケージを推奨していました。
水を持ち歩くのは限界がありますので、パッケージに入っているのはコンパクトな浄水器。
火はマグネシウムを活用した発火器がありました。
電気は、太陽光で発光や携帯電話の充電ができます。
■湯沸かし器
こちらはそのパッケージ内に入っていたもので、湯沸かし器です。
下から燃料で加熱すると、その熱は湯沸かし器中央の空洞を通って上に抜けていきます。
それにより、少ない燃料を最大限活用して湯沸かしができるというものです。
■「TAMAGAWA CAMP」の火おこし体験
「TAMAGAWA CAMP」では、火おこし体験も行っていました。
小さいお子さんでも頑張って、苦戦しながらも最後には見事に火をおこすことができました。
■「安全安心 大ふれあいコーナー」での働く車の展示「GTRパトカー」
それでは続いて、「安全安心 大ふれあいコーナー」も見ていきましょう。
ここでは神奈川県警・川崎市消防局・川崎市清掃局による「働く車」の展示が行われていました。
上記写真は日本で1台しかいない、現役の「GTRパトカー」です。
■「DJポリス」車両
こちらは、下は通常の車両ですが、その上に警察官が登れるお立ち台が設置されています。
渋谷の交差点で有名になった「DJポリス」が混雑整理のために使っていたものと同タイプの車両で、大きなスピーカーがついていました。
神奈川県では、花火大会などで使われているということです。
■神奈川県警のブルトーザー
フロンターレブルーのような青がまぶしかったのは、ブルトーザーです。
これも神奈川県警の車両でした。
普段はなかなか見る機会がないタイプの警察車両ですね。
■機動隊車両
さらにこちらも神奈川県警の、機動隊車両です。
扉が開いていまして、この中には何があるかと申しますと…、
■トイレ車両
■シャワー車両
複数の機動隊車両の中には、トイレやシャワーなどがありました。
非常時など、さまざまな利用シーンを想定したものかと思います。
用途に応じて、出動する機動隊車両が決定されるのでしょう。
■神奈川県警第二機動隊のマーク
これらの車両には、いずれも上記の「2」のマークがついていました。
これは、神奈川県警第二機動隊のマークです。
神奈川県警第二機動隊は、中原区木月の矢上川沿いに大きな施設がありまして、「地元部隊」ということになります。
■川崎市消防局の車両
■ミニ制服を着ての記念撮影
■スケルトンごみ収集車
■スケルトンごみ収集車の内部
「働く車」は、神奈川県警以外にも、川崎消防局の車両や、清掃局の「スケルトンごみ収集車」が来ていました。
「スケルトンごみ収集車」はコスギフェスタにも毎年登場するなど、本サイトでこれまでにもご紹介をしておりました。
■「ピーガルくん」と「リリポちゃん」
会場には、神奈川県警のマスコットキャラクター「ピーガルくん」と「リリポちゃん」が来ていました。
「リリポちゃん」の着ぐるみは、初めて見たかもしれません。
二人はちゃんと身長差が設定されていたのですね。
■富士通レッドウェーブの「スポーツふれあいコーナー」
そして今回の中心はスポーツということで、「スポーツふれあいコーナー」です。
ここでは「富士通レッドウェーブ」のバスケットゴールチャレンジが行われていました。
1球で見事ゴールできると、富士通レッドウェーブの観戦チケットがプレゼントされました。
■「川崎純情小町☆」もチャレンジ
今回の「110カップ」には、中原警察署広報大使として川崎市のご当地アイドル「川崎純情小町☆」も参加しています。
「川崎純情小町☆」の皆さんも、啓発活動の合間にシュートチャレンジをしていました。
■神奈川県中学校サッカー大会決勝 希望ヶ丘vs千代戦
「川崎純情小町☆」が110番啓発イベントを行っていたのが、「平成29年度第67回 神奈川県中学校サッカー大会」です。
その準決勝・決勝が等々力陸上競技場で本日実施されました。
決勝戦は希望ヶ丘中学校と千代中学校の対戦となり、希望ヶ丘が優勝しました。
残念ながら武蔵小杉周辺の地元チームは上位進出なりませんでしたが、中学校のトップレベルの試合はやはり上手で、普通に観戦しても楽しめました。
等々力陸上競技場では今年、お正月に全国高校サッカーも開催されていました。
川崎フロンターレのトップチームだけでなく、ユース、高校サッカー、中学校と、さまざまな試合が行われています。
今回の「110カップ」を通じて、また新しい発見がいくつもありました。
今後継続的に開催されるかどうかはわかりませんが、初開催の合同イベントとしてご紹介させていただきました。
■「110カップ」の開催概要
日時 | 2018年1月20日(土)9:00~16:00 |
会場 | 等々力陸上競技場およびその周辺(B階段側 旧日本庭園付近) |
入場料 | 無料 |
内容 ※詳細後記 |
<等々力陸上競技場内> ●第67回神奈川県中学校サッカー大会 ●中原警察署広報大使 川崎純情小町☆ 110番啓発イベント <等々力陸上競技場外> ●スポーツふれあいコーナー ●安全安心 大ふれあいコーナー ●災害フードフェス |
主催 | 神奈川県中原警察署 |
協力 | 神奈川県中学校体育連盟 サッカー専門部、一般社団法人神奈川県サッカー協会3種中学校部会、株式会社川崎フロンターレ、株式会社ホワイトウルフ、川崎市役所、中原区役所、中原消防署、かわさきスポーツパートナー、トビラ株式会社、溝の口減災ガールズ、TAMAGAWA CAMP、株式会社ホクシン |
協賛 | 南荘石井事務所 セシーズイシイ、ジェクト株式会社、株式会社エヌアセット |
Web | ●中原警察署 平成29年度 第67回 110カップ ●第67回神奈川県中学校サッカー大会 |
【関連リンク】
・川崎純情小町☆ ウェブサイト
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