JR武蔵小杉の混雑緩和対策第1弾・南武線下りホーム拡幅とともに新南口ATMコーナーが供用開始、臨時改札口は4月26日(木)供用開始決定
【Reporter:はつしも】
JR東日本が武蔵小杉駅の混雑緩和対策として工事を進めてきた、南武線下りホームの拡幅が本日より供用開始になりました。
一方、「新南口」に新設される朝ラッシュ時の臨時改札口は、2018年4月26日(木)より供用開始されることがJR東日本より発表されました。
また臨時改札口の工事によって閉鎖されたATMの代替として、「新南口」改札の自動券売機そばに、「VIEW」「川崎信用金庫」のATMコーナーが3月30日オープンしました。
■南武線下りホームの拡幅図
※JR東日本プレスリリースより
拡幅された南武線下りホームは、南武線口から新駅方面への乗り換え通路を兼ねていることもあり、南武線の乗客と乗り換え客が錯綜して大変混みあう状態が続いています。
今回拡幅されたのは、そのうち新駅への連絡通路に接続される50mほどの区間です。
拡幅の幅は最大1mで、これによりホーム幅員は約5mから約6mとなりました。
■JR武蔵小杉駅南武線下りホームの拡幅部分
上記写真が拡幅後のホームです。
壁際のアスファルトの色の違う部分が、拡幅された領域ということで、当然ながら狭いよりは少しでも広い方が歩きやすくはなります。
ただし拡幅された区間は、下りホームに停車する最後尾1号車から、新駅寄りのエレベーターまでの50mほどに限られています。
■最後尾1号車付近
最も混雑するのは電車の待機列ができる車両停車位置の前ですが、2号車から6号車までは従来と変わらないため、拡張効果にも限界があるように見受けられました。
とりあえず拡幅されて悪いことはありませんので、一歩でも前に進んだということです。
■新たな改札とエスカレーターの設置図
※JR東日本プレスリリースより
一方、ホーム拡幅よりも直接的な改善効果が期待されているのが、新南口の臨時改札口新設です。
こちらは4月26日(木)の供用開始に向けて、工事が進められているところです。
■工事中の新南口
■ホーム部分の仮囲い
ここには入場専用の臨時改札2機と、上りエスカレーター1基が新設されます。
これにより、ラッシュのピーク時間帯に発生している、エスカレーターの待機列が緩和されることが想定されています。
現在はエスカレーターの基礎部分に加えて、ホームに穴をあける工事が行われていました。
◾朝ラッシュ時のエスカレーター行列
新南口改札の行列は、朝ラッシュ時のピークに限られており、なおかつ行列の原因はエスカレーター待ちがボトルネックになっていることです。
エスカレーターにこだわらなければ、行列に並ばずとも改札内に入ることが可能です。
しかしながら、この待機列がある種「メディア映え」して「絵的に使いやすい」ことから、武蔵小杉の人口増の象徴のようにテレビや新聞等で使われるようになっている現状があります。
新たな改札口は、このような行列要因も踏まえ、管理運営コストの兼ね合いから利用時間は朝7時~9時に限定されます。
■券売機脇に新設されたATMコーナー
なお、新改札機を設置するために従来の「ニューデイズ」と「川崎信用金庫ATM」が廃止になりましたが、3月30日より自動券売機の脇に「VIEW ATMコーナー」と「川崎信用金庫ATM」が新設されました。
ATMを利用していた方には地味に不便になっていましたから、これはよかったと思います。
以前は自動券売機だった場所ですが、Suicaなどの交通系ICカードが普及し、券売機の利用がかなり減少してきたことも背景にあるのでしょう。
今後もまた、武蔵小杉駅の利便性がより高まる取り組みに期待したいと思います。
【関連リンク】
・JR東日本プレスリリース 武蔵小杉駅の混雑緩和対策工事の着手について(PDF)
・JR東日本プレスリリース 武蔵小杉駅の混雑対策を実施します(PDF)
・2015/7/30エントリ JR武蔵小杉駅が「行列ができる」新南口の自動改札機を2015年8月26日新型交換・1機増設を決定
・2015/8/26エントリ JR武蔵小杉駅の「行列ができる」新南口の自動改札機が、本日新型更新および1機増設
・2015/8/30エントリ JR武蔵小杉駅「南武線口」が9月2日に新型自動改札機に更新、「新南口」の行列は1機増設後も改善されず
・2015/9/2エントリ JR武蔵小杉駅南武線口の自動改札機が本日新型に更新、「幅の広い」改札機を配置
・2017/10/20エントリ JR武蔵小杉新駅「ニューデイズ武蔵小杉新南店」が2017年10月25日(水)23時閉店決定
・2017/10/24エントリ 府中街道沿いのメガネスーパー跡地に「ローソン」出店、武蔵小杉新駅改札前「川崎信金ATM」が10月25日(水)にニューデイズと同時閉店へ
・2017/12/6エントリ JR東日本が武蔵小杉駅の混雑緩和策を発表、2018年春に新南口ニューデイズ跡地に朝ラッシュ時限定の改札・エスカレーターを新設、南武線下りホームの一部を拡幅
JR東日本が武蔵小杉駅の混雑緩和対策として工事を進めてきた、南武線下りホームの拡幅が本日より供用開始になりました。
一方、「新南口」に新設される朝ラッシュ時の臨時改札口は、2018年4月26日(木)より供用開始されることがJR東日本より発表されました。
また臨時改札口の工事によって閉鎖されたATMの代替として、「新南口」改札の自動券売機そばに、「VIEW」「川崎信用金庫」のATMコーナーが3月30日オープンしました。
■南武線下りホームの拡幅図
※JR東日本プレスリリースより
拡幅された南武線下りホームは、南武線口から新駅方面への乗り換え通路を兼ねていることもあり、南武線の乗客と乗り換え客が錯綜して大変混みあう状態が続いています。
今回拡幅されたのは、そのうち新駅への連絡通路に接続される50mほどの区間です。
拡幅の幅は最大1mで、これによりホーム幅員は約5mから約6mとなりました。
■JR武蔵小杉駅南武線下りホームの拡幅部分
上記写真が拡幅後のホームです。
壁際のアスファルトの色の違う部分が、拡幅された領域ということで、当然ながら狭いよりは少しでも広い方が歩きやすくはなります。
ただし拡幅された区間は、下りホームに停車する最後尾1号車から、新駅寄りのエレベーターまでの50mほどに限られています。
■最後尾1号車付近
最も混雑するのは電車の待機列ができる車両停車位置の前ですが、2号車から6号車までは従来と変わらないため、拡張効果にも限界があるように見受けられました。
とりあえず拡幅されて悪いことはありませんので、一歩でも前に進んだということです。
■新たな改札とエスカレーターの設置図
※JR東日本プレスリリースより
一方、ホーム拡幅よりも直接的な改善効果が期待されているのが、新南口の臨時改札口新設です。
こちらは4月26日(木)の供用開始に向けて、工事が進められているところです。
■工事中の新南口
■ホーム部分の仮囲い
ここには入場専用の臨時改札2機と、上りエスカレーター1基が新設されます。
これにより、ラッシュのピーク時間帯に発生している、エスカレーターの待機列が緩和されることが想定されています。
現在はエスカレーターの基礎部分に加えて、ホームに穴をあける工事が行われていました。
◾朝ラッシュ時のエスカレーター行列
新南口改札の行列は、朝ラッシュ時のピークに限られており、なおかつ行列の原因はエスカレーター待ちがボトルネックになっていることです。
エスカレーターにこだわらなければ、行列に並ばずとも改札内に入ることが可能です。
しかしながら、この待機列がある種「メディア映え」して「絵的に使いやすい」ことから、武蔵小杉の人口増の象徴のようにテレビや新聞等で使われるようになっている現状があります。
新たな改札口は、このような行列要因も踏まえ、管理運営コストの兼ね合いから利用時間は朝7時~9時に限定されます。
■券売機脇に新設されたATMコーナー
なお、新改札機を設置するために従来の「ニューデイズ」と「川崎信用金庫ATM」が廃止になりましたが、3月30日より自動券売機の脇に「VIEW ATMコーナー」と「川崎信用金庫ATM」が新設されました。
ATMを利用していた方には地味に不便になっていましたから、これはよかったと思います。
以前は自動券売機だった場所ですが、Suicaなどの交通系ICカードが普及し、券売機の利用がかなり減少してきたことも背景にあるのでしょう。
今後もまた、武蔵小杉駅の利便性がより高まる取り組みに期待したいと思います。
【関連リンク】
・JR東日本プレスリリース 武蔵小杉駅の混雑緩和対策工事の着手について(PDF)
・JR東日本プレスリリース 武蔵小杉駅の混雑対策を実施します(PDF)
・2015/7/30エントリ JR武蔵小杉駅が「行列ができる」新南口の自動改札機を2015年8月26日新型交換・1機増設を決定
・2015/8/26エントリ JR武蔵小杉駅の「行列ができる」新南口の自動改札機が、本日新型更新および1機増設
・2015/8/30エントリ JR武蔵小杉駅「南武線口」が9月2日に新型自動改札機に更新、「新南口」の行列は1機増設後も改善されず
・2015/9/2エントリ JR武蔵小杉駅南武線口の自動改札機が本日新型に更新、「幅の広い」改札機を配置
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・2017/10/24エントリ 府中街道沿いのメガネスーパー跡地に「ローソン」出店、武蔵小杉新駅改札前「川崎信金ATM」が10月25日(水)にニューデイズと同時閉店へ
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