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2018年
05月01日

焼肉交差点の「焼肉北京」跡地に認可保育園「みらいく保育園木月園」が開園、「樹樹」跡地はアスファルト舗装され当面塩漬けに

【Reporter:はつしも】

木月四丁目交差点、通称「焼肉交差点」から焼肉店が姿を消してから、すでに約2年が経過しました。
その後、「焼肉北京」跡地には保育所が開園となること、「樹樹」の土地は売地となっていたことなどを本サイトではこれまでにお伝えしてきたところです。

このたび「焼肉北京」跡地の建物が完成し、2018年4月より川崎市の認可保育園「みらいく保育園木月園」が開園となりました。

■木月四丁目「焼肉交差点」
木月四丁目「焼肉交差点」 

木月四丁目交差点は、綱島街道と尻手黒川道路の大きな交差点です。

かつてはそれぞれの角地付近に焼肉店が営業していたことから、地元では通称「焼肉交差点」と呼ばれてきました。

これまでにお伝えしてきたとおり、それらの焼肉店は現在はいずれも移転・閉店しており、現在では名残となるものはありません。

■「焼肉北京」跡地に建設されたビル
「焼肉北京」跡地に建設されたビル 

一番建物が大きく焼肉交差点のシンボル的な存在だった「焼肉北京」は、火災の発生を原因として閉店状態が続き、その後元住吉のブレーメン通り商店街に移転しました。

そのビルが解体されたのち、上記写真の3階建てのビルが建設されました。
もともと隣にあった、レンガ色の洋風の建物と似た雰囲気です。

■「みらいく保育園木月園」
みらいく木月園 

みらいく保育園木月園

このビルに入居したのが、「みらいく保育園木月園」です。

定員60名の川崎市の認可保育園ですが、敷地内に専用の園庭はありません。
近隣の公園を利用されているものと思います。

■アスファルトで固められた「樹樹」の跡地
アスファルトで固められた「樹樹」の跡地

一方、交差点向かい側の「樹樹」跡地です。

前回エントリ時点では、「売地」の札が掲示されていたのですが、現在はなくなりました。
地面もアスファルトで固められてまして、周囲の歩道と一体化したようになっています。

売買が成立したものかどうかわかりませんが、アスファルトで固めるということは、少なくとも当面は工事等が始まる見込みがない、ということなのでしょうね。


さて、このようなわけで、「焼肉北京」は保育所が入居するビルに建て替わり、「樹樹」の跡地もご覧のような状態になりましたので、「焼肉交差点」の名残は跡形もなくなりました。

ただそれでも今のところはまだ「焼肉交差点」の名前は地元に残っているようです。

中原区では猛烈な勢いで保育所が増えていますので、どこかで「保育所交差点」のような場所が生まれたり…することがあるかもしれませんね。

【関連リンク】
みらいくほいくえん ウェブサイト
2015/10/8エントリ 焼肉交差点の「焼肉北京」がブレーメン通り商店街に10月下旬~11月上旬移転決定、火災後半年を経て営業再開へ
2016/2/4エントリ 「焼肉交差点」の最後の砦「樹樹」が閉店、交差点から焼肉店が消滅
2017/4/22エントリ 焼肉店が消滅した木月4丁目「焼肉交差点」のシンボル、「焼肉北京」のビルが解体へ
2017/5/13エントリ 綱島街道拡幅に合わせ、川崎市バス「木月四丁目」バス停が屋根・広報スペース付きの新仕様にリニューアル
2017/8/25エントリ 木月4丁目「焼肉交差点」の「焼肉北京」「樹樹」のビルが更地に、「樹樹」は売地となり焼肉店の痕跡が完全消滅
2017/9/28エントリ 木月4丁目「焼肉交差点」の焼肉北京跡地に認可保育園「(仮称)みらいく木月園」が2018年4月開園へ

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