川崎市市民ミュージアムで「かこさとしのひみつ展」が本日スタート、「からすのパンやさん」「だるまちゃん」関連イベントも順次開催
【Reporter:はつしも】
本日7月7日より、川崎市市民ミュージアムにおいて注目の企画展が3つ、スタートしました。
「かこさとしのひみつ展ーだるまちゃんとさがしにいこうー」と、「SHISHAMO展」、そして「昔のくらしと家庭の道具」です。
■川崎市市民ミュージアムの企画展
本サイトでは、この3つの企画展を順次ご紹介したいと思います。
今回はその第1回目で、「かこさとしのひみつ展ーだるまちゃんとさがしにいこうー」をレポートさせていただきます。
なお、本展は一般来場者は一部を除いて撮影禁止ですので、あらかじめご承知ください。
撮影可能なポイントについては、記事中でも説明を付記しておきます。
※本サイトは報道メディアとして撮影許可を得てご紹介をするものです。
■「かこさとしのひみつ展ーだるまちゃんとさがしにいこうー」
※一般撮影可
「からすのパンやさん」「だるまちゃんとてんぐちゃん」などで知られる絵本作家、かこさとしさんは、川崎市で「セツルメント」と呼ばれる紙芝居の読み聞かせ活動などをされていました。
1960年代から絵本作家としての活動を本格化させ、長年にわたって子どもたちに愛されてきました。
最近では2013年には「からすのパンやさん」の続編を、2018年1月には「だるまちゃん」シリーズの続編を刊行するなど、現役であり続けた方でした。
かこさとしさんが亡くなられたのは2018年5月2日で、今回の企画展の準備が進んでいた時期にあたります。
享年92歳でした。
■展示室内
かこさとしさんの本は、大きく分けて「からすのパンやさん」などの「おはなしの本」、宇宙などを取り上げる「科学の本」、社会の仕組みをわかりやすく説明する「社会の本」、こどもたちの遊びの文化を研究した「研究の本」(大人向け)の4種に大別されます。
今回の企画展では、テーマごとにさまざまな切り口でかこさとしさんの作品のひみつに迫っていました。
スケッチや下絵、複製原画を中心に200点以上が一堂に会しています。
かこさとしさんの絵本には、「とんぼ」「サッカーボール」「丸メガネの男性(ご本人?)」が隠れキャラクターのようによく登場するそうです。
本展に展示されている絵にも出てきますので、会場で探してみるのも楽しいと思います。
■映像コーナー
映像コーナーでは、川崎市で活動されるかこさとしさんの映像も放送されていました。
かこさとしさんが参加していた古市場のセツルメント活動については、2階のアートギャラリーで資料が展示されていまして、こちらは観覧無料です。
今回紹介する3つの企画展のうち、「かこさとしのひみつ展」だけが有料ですが、同氏の絵本の良さがあらためてよくわかりますので、展示の詳細は是非来場して見てみてください。
■逍遥展示空間のメッセージコーナー
※一般撮影可
なお、企画展示室外の「逍遥展示空間」では、かこさとしさんへのメッセージコーナーが設置されていました。
このディスプレイは一般撮影可で、メッセージを投函することができます。
ご本人は亡くなられていますが、集まったメッセージは加古総合研究所に届けていただけるそうです。
■川崎市市民ミュージアム
「かこさとしのひみつ展」は、は、2018年9月9日(日)まで開催されます。
期間中には様々なワークショップも行われますので、下記の川崎市市民ミュージアムのウェブページもご参照ください。
■「かこさとしのひみつ展ーだるまちゃんとさがしにいこうー」の開催概要
【関連リンク】
・川崎市市民ミュージアム ウェブサイト
・かこさとし 公式ウェブサイト
(川崎市市民ミュージアム関連エントリ)
・2016/4/23エントリ 武蔵小杉に、実は存在する名画座。「川崎市市民ミュージアム」映像ホールがリニューアルしデジタルシネマを上映中
・2016/4/28エントリ 川崎市市民ミュージアムの「トーマス転炉」が語る、川崎の鉄鋼産業史
・2016/6/23エントリ 川崎市市民ミュージアムの「ミュージアムライブラリー」に収蔵、充実の「マンガライブラリー」
・2016/9/12エントリ 川崎市市民ミュージアムで「描く!マンガ展」が開催中、地元企画「ねこのしっぽ展示」「デリーター画材体験」や漫画ワークショップも展開
・2016/12/18エントリ 川崎市市民ミュージアム「アートツール・キャラバンin川崎」開催レポート:「毛糸のお城」が逍遥展示空間に出現
・2017/1/7エントリ 「2016川崎フロンターレ展」に天皇杯準優勝トロフィーが登場/同展を最後に市民ミュージアムが長期改修、4月より指定管理者制度によるリニューアルオープンへ
・2017/4/4エントリ 「川崎市市民ミュージアム」が指定管理者制度によりリニューアルオープン、4月16日(日)まで「スプリングイベント」を開催中
・2017/5/13エントリ 川崎市市民ミュージアムで5月中の休日に「古代の火おこし体験」を開催中、5月7日(日)にアイルランドの名作アニメーション「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」を小中学生無料で上映
・2017/6/28エントリ タバ作戦最寄りの「武蔵小杉の映画館」、川崎市市民ミュージアム映像ホールに「シン・ゴジラ」再上陸!7月の毎週末に川崎市ゆかりのゴジラ作品を連続上映
・2017/7/28エントリ 川崎市市民ミュージアムで開催中「からくりトリックの世界」でトリック3Dアート写真を撮ろう!/7月29日(土)「シン・ゴジラ」が最終2回上映
・2017/68/5エントリ 川崎市市民ミュージアムで、バケツ稲を栽培中。「ミュージアムで田んぼ」で元気に育つ稲とメダカたち
・2017/12/16エントリ 「2017川崎フロンターレ展」が本日スタート、後援会会員限定エリアにJ1優勝のシャーレ・小林悠選手MVP・得点王トロフィーなどが集結
・2018/1/11エントリ 1月14日(日)終了「2017川崎フロンターレ展」での退団選手への寄せ書きと、スマホアプリによる選手とのバーチャル記念撮影
・2018/1/14エントリ 東急バス×川崎フロンターレ「Paint it Blue Bus!!」が完成、溝の口~武蔵小杉~川崎駅間運行に先立ち市民ミュージアムで本日お披露目
・2018/4/13エントリ 川崎市市民ミュージアムで「中井精也鉄道写真展 笑顔あふれる『ゆる鉄』ワールド」が開催、川崎市や武蔵小杉駅の鉄道ジオラマ展示・休日には子ども向けワークショップも
本日7月7日より、川崎市市民ミュージアムにおいて注目の企画展が3つ、スタートしました。
「かこさとしのひみつ展ーだるまちゃんとさがしにいこうー」と、「SHISHAMO展」、そして「昔のくらしと家庭の道具」です。
■川崎市市民ミュージアムの企画展
本サイトでは、この3つの企画展を順次ご紹介したいと思います。
今回はその第1回目で、「かこさとしのひみつ展ーだるまちゃんとさがしにいこうー」をレポートさせていただきます。
なお、本展は一般来場者は一部を除いて撮影禁止ですので、あらかじめご承知ください。
撮影可能なポイントについては、記事中でも説明を付記しておきます。
※本サイトは報道メディアとして撮影許可を得てご紹介をするものです。
■「かこさとしのひみつ展ーだるまちゃんとさがしにいこうー」
※一般撮影可
「からすのパンやさん」「だるまちゃんとてんぐちゃん」などで知られる絵本作家、かこさとしさんは、川崎市で「セツルメント」と呼ばれる紙芝居の読み聞かせ活動などをされていました。
1960年代から絵本作家としての活動を本格化させ、長年にわたって子どもたちに愛されてきました。
最近では2013年には「からすのパンやさん」の続編を、2018年1月には「だるまちゃん」シリーズの続編を刊行するなど、現役であり続けた方でした。
かこさとしさんが亡くなられたのは2018年5月2日で、今回の企画展の準備が進んでいた時期にあたります。
享年92歳でした。
■展示室内
かこさとしさんの本は、大きく分けて「からすのパンやさん」などの「おはなしの本」、宇宙などを取り上げる「科学の本」、社会の仕組みをわかりやすく説明する「社会の本」、こどもたちの遊びの文化を研究した「研究の本」(大人向け)の4種に大別されます。
今回の企画展では、テーマごとにさまざまな切り口でかこさとしさんの作品のひみつに迫っていました。
スケッチや下絵、複製原画を中心に200点以上が一堂に会しています。
かこさとしさんの絵本には、「とんぼ」「サッカーボール」「丸メガネの男性(ご本人?)」が隠れキャラクターのようによく登場するそうです。
本展に展示されている絵にも出てきますので、会場で探してみるのも楽しいと思います。
■映像コーナー
映像コーナーでは、川崎市で活動されるかこさとしさんの映像も放送されていました。
かこさとしさんが参加していた古市場のセツルメント活動については、2階のアートギャラリーで資料が展示されていまして、こちらは観覧無料です。
今回紹介する3つの企画展のうち、「かこさとしのひみつ展」だけが有料ですが、同氏の絵本の良さがあらためてよくわかりますので、展示の詳細は是非来場して見てみてください。
■逍遥展示空間のメッセージコーナー
※一般撮影可
なお、企画展示室外の「逍遥展示空間」では、かこさとしさんへのメッセージコーナーが設置されていました。
このディスプレイは一般撮影可で、メッセージを投函することができます。
ご本人は亡くなられていますが、集まったメッセージは加古総合研究所に届けていただけるそうです。
■川崎市市民ミュージアム
「かこさとしのひみつ展」は、は、2018年9月9日(日)まで開催されます。
期間中には様々なワークショップも行われますので、下記の川崎市市民ミュージアムのウェブページもご参照ください。
■「かこさとしのひみつ展ーだるまちゃんとさがしにいこうー」の開催概要
開催期間 | 2018年7月7日(土)~9月9日(日) |
会場 | 川崎市市民ミュージアム 企画展示室1 |
休館日 | 毎週月曜日(ただし7月16日は開館)、7月17日(火) |
観覧料 | ●一般 600円(480円) ●学生・65歳以上 450円(360円) ●中学生以下 無料 ※( )内は20名以上の団体料金。 ※障害者手帳をお持ちの方およびその介護者は無料。 |
主催 | 川崎市市民ミュージアム |
後援 | 川崎市教育委員会 |
備考 | 開館時間=9:30~17:00(最終入館16:30まで) ※夏休み期間の土曜日[7月21・28日、8月4・11・18日]は19:00まで開館(最終入館18:30まで) |
Web | 川崎市市民ミュージアム かこさとしのひみつ展ーだるまちゃんとさがしにいこうー |
【関連リンク】
・川崎市市民ミュージアム ウェブサイト
・かこさとし 公式ウェブサイト
(川崎市市民ミュージアム関連エントリ)
・2016/4/23エントリ 武蔵小杉に、実は存在する名画座。「川崎市市民ミュージアム」映像ホールがリニューアルしデジタルシネマを上映中
・2016/4/28エントリ 川崎市市民ミュージアムの「トーマス転炉」が語る、川崎の鉄鋼産業史
・2016/6/23エントリ 川崎市市民ミュージアムの「ミュージアムライブラリー」に収蔵、充実の「マンガライブラリー」
・2016/9/12エントリ 川崎市市民ミュージアムで「描く!マンガ展」が開催中、地元企画「ねこのしっぽ展示」「デリーター画材体験」や漫画ワークショップも展開
・2016/12/18エントリ 川崎市市民ミュージアム「アートツール・キャラバンin川崎」開催レポート:「毛糸のお城」が逍遥展示空間に出現
・2017/1/7エントリ 「2016川崎フロンターレ展」に天皇杯準優勝トロフィーが登場/同展を最後に市民ミュージアムが長期改修、4月より指定管理者制度によるリニューアルオープンへ
・2017/4/4エントリ 「川崎市市民ミュージアム」が指定管理者制度によりリニューアルオープン、4月16日(日)まで「スプリングイベント」を開催中
・2017/5/13エントリ 川崎市市民ミュージアムで5月中の休日に「古代の火おこし体験」を開催中、5月7日(日)にアイルランドの名作アニメーション「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」を小中学生無料で上映
・2017/6/28エントリ タバ作戦最寄りの「武蔵小杉の映画館」、川崎市市民ミュージアム映像ホールに「シン・ゴジラ」再上陸!7月の毎週末に川崎市ゆかりのゴジラ作品を連続上映
・2017/7/28エントリ 川崎市市民ミュージアムで開催中「からくりトリックの世界」でトリック3Dアート写真を撮ろう!/7月29日(土)「シン・ゴジラ」が最終2回上映
・2017/68/5エントリ 川崎市市民ミュージアムで、バケツ稲を栽培中。「ミュージアムで田んぼ」で元気に育つ稲とメダカたち
・2017/12/16エントリ 「2017川崎フロンターレ展」が本日スタート、後援会会員限定エリアにJ1優勝のシャーレ・小林悠選手MVP・得点王トロフィーなどが集結
・2018/1/11エントリ 1月14日(日)終了「2017川崎フロンターレ展」での退団選手への寄せ書きと、スマホアプリによる選手とのバーチャル記念撮影
・2018/1/14エントリ 東急バス×川崎フロンターレ「Paint it Blue Bus!!」が完成、溝の口~武蔵小杉~川崎駅間運行に先立ち市民ミュージアムで本日お披露目
・2018/4/13エントリ 川崎市市民ミュージアムで「中井精也鉄道写真展 笑顔あふれる『ゆる鉄』ワールド」が開催、川崎市や武蔵小杉駅の鉄道ジオラマ展示・休日には子ども向けワークショップも