「(仮称)等々力大橋」建設の護岸設置工事が着工、目黒通りと宮内新横浜線を接続する橋梁イメージ写真が現地に掲示
【Reporter:はつしも】
川崎市と東京都では、多摩川に架ける「等々力大橋(仮称)」の整備を進めています。
これは中原区宮内と目黒通りをつなぐもので、川崎市ではこの橋梁につなぐための都市計画道路「宮内新横浜線」の整備を先行して進めてきました。
等々力大橋の整備事業は長期間にわたっており、当初計画からは数年単位で遅れていますが、2018年12月に橋梁建設のための護岸設置工事が着工となりました。
■等々力大橋建設のための護岸設置工事
この工事は、「多摩川大橋」橋梁本体の建設ではなく、そのための準備工事にあたるものです。
2018年12月から2019年5月にかけて、多摩川の川崎市側に護岸を設置していきます。
このときにはショベルカーで土をすくいあげ、護岸となる容器の中に入れていくところでした。
この容器を積み上げて、護岸を作っていくというわけです。
■護岸設置工事のお知らせ
■橋梁部の完成イメージ写真
工事の着工を受けて、2018年12月15日に「護岸設置工事のお知らせ」が設置されました。
ここには完成後のイメージ図も掲載されていました。
東京都側から等々力大橋を見たとき、奥に武蔵小杉の高層ビル群が写っています。
イメージ図は河川敷からの構図ですが、等々力大橋の上から武蔵小杉方面を見ると、いい写真が撮れるような気がいたします。
■都市計画道路 宮内新横浜線の接続図
一方、土手から川崎市側を見ると、都市計画道路「宮内新横浜線」の接続部の用地取得が以前よりも進んでいました。
■宮内新横浜線整備事業の説明
宮内新横浜線の接続部には、事業に関する説明が掲示されていました。
これは、2017/7/5エントリでご紹介した、府中街道の西下橋交差点に設置されている掲示と同じものです。
イメージパースは、ちょうど前掲の写真の場所にあたる、宮内新横浜線と多摩沿線道路、等々力大橋が接続する部分です。
ここには宮内新横浜線と多摩沿線道路の立体交差も整備される計画となっていました。
この事業説明では、事業期間が2021年までとなっていますがそれは無理筋というもので、すでに大幅に遅れています。
2015年12月の川崎市議会では「2024年頃」という時期が示され、2016年3月の東京都の説明会では「2025年頃」という説明がありました。
そこからもう少しかかるような気もいたしますが、橋梁の建設工事が着工する時期になれば、もう少し精度の高いスケジュールも出てくるのではないでしょうか。
■宮内新横浜線の接続部から見た武蔵小杉のタワーマンション
■宮内新横浜線と等々力大橋の整備マップ
【関連リンク】
・川崎市 川崎都市計画道路の変更(3・3・10号 宮内新横浜線の変更)の告示内容
・2008/12/8エントリ 宮内新横浜線と多摩川新橋
・2010/8/31エントリ 二ヶ領用水・西下橋交差点から等々力緑地付近
・2015/5/31エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(前編)
・2015/6/1エントリ 武蔵小杉駅東口に新設「キヤノン玉川事業所直行バス」で行く、下野毛の工場街(後編)
・2015/9/11エントリ 「デスノート」「ドS刑事」などロケの定番、宮内の「廃工場スタジオ」
川崎市と東京都では、多摩川に架ける「等々力大橋(仮称)」の整備を進めています。
これは中原区宮内と目黒通りをつなぐもので、川崎市ではこの橋梁につなぐための都市計画道路「宮内新横浜線」の整備を先行して進めてきました。
等々力大橋の整備事業は長期間にわたっており、当初計画からは数年単位で遅れていますが、2018年12月に橋梁建設のための護岸設置工事が着工となりました。
■等々力大橋建設のための護岸設置工事
この工事は、「多摩川大橋」橋梁本体の建設ではなく、そのための準備工事にあたるものです。
2018年12月から2019年5月にかけて、多摩川の川崎市側に護岸を設置していきます。
このときにはショベルカーで土をすくいあげ、護岸となる容器の中に入れていくところでした。
この容器を積み上げて、護岸を作っていくというわけです。
■護岸設置工事のお知らせ
■橋梁部の完成イメージ写真
工事の着工を受けて、2018年12月15日に「護岸設置工事のお知らせ」が設置されました。
ここには完成後のイメージ図も掲載されていました。
東京都側から等々力大橋を見たとき、奥に武蔵小杉の高層ビル群が写っています。
イメージ図は河川敷からの構図ですが、等々力大橋の上から武蔵小杉方面を見ると、いい写真が撮れるような気がいたします。
■都市計画道路 宮内新横浜線の接続図
一方、土手から川崎市側を見ると、都市計画道路「宮内新横浜線」の接続部の用地取得が以前よりも進んでいました。
■宮内新横浜線整備事業の説明
宮内新横浜線の接続部には、事業に関する説明が掲示されていました。
これは、2017/7/5エントリでご紹介した、府中街道の西下橋交差点に設置されている掲示と同じものです。
イメージパースは、ちょうど前掲の写真の場所にあたる、宮内新横浜線と多摩沿線道路、等々力大橋が接続する部分です。
ここには宮内新横浜線と多摩沿線道路の立体交差も整備される計画となっていました。
この事業説明では、事業期間が2021年までとなっていますがそれは無理筋というもので、すでに大幅に遅れています。
2015年12月の川崎市議会では「2024年頃」という時期が示され、2016年3月の東京都の説明会では「2025年頃」という説明がありました。
そこからもう少しかかるような気もいたしますが、橋梁の建設工事が着工する時期になれば、もう少し精度の高いスケジュールも出てくるのではないでしょうか。
■宮内新横浜線の接続部から見た武蔵小杉のタワーマンション
■宮内新横浜線と等々力大橋の整備マップ
【関連リンク】
・川崎市 川崎都市計画道路の変更(3・3・10号 宮内新横浜線の変更)の告示内容
・2008/12/8エントリ 宮内新横浜線と多摩川新橋
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