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2019年
03月18日

小杉町3丁目東地区再開発ビル「Kosugi 3rd Avenue」の建物躯体立ち上がり

【Reporter:はつしも】

現在、武蔵小杉駅の西側では小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業が進められています。
同事業は既存の商業ビルや旧中原図書館などを取り壊して用地を集約し、商業・業務・公共公益施設・タワーマンションの複合ビル「Kosugi 3rd Avenue(コスギサードアベニュー)」の建設を行うものです。

その地下部分の鉄骨組上がりについては2018/6/15エントリでお伝えしておりましたが、さらに工事が進捗し、現在ではいよいよ地上部分の建物躯体が立ち上がりはじめました。

■「Kosugi 3rd Avenue」の地上部組上がり
Kosugi 3rd Avenueの地上部組上がり

鉄骨組みあがり

鉄骨の組みあがり

「Kosugi 3rd Avenue」は、1~3階に商業・業務施設・小杉こども文化センター、4階に川崎市総合自治会館を配置し、4~38階をタワーマンションとする複合ビルです。
低層部の商業・業務・公共公益施設は「Kosugi 3rd Avenue」、高層部のタワーマンションは「Kosugi 3rd Avenue the Residence(コスギサードアベニュー ザ・レジデンス)」という名称で使い分けられているようです。

最初に地上部の鉄骨が組上がり始めたのは、「TSUTAYA小杉店」の仮店舗に面したビルの南東角地で、ここは店舗が配置されるエリアです。

■PC工法で着々と進む建設工事
着々と進む建設工事

着々と進む建設工事

基礎工事は外から変化がつかみにくいために時間がかかるように感じられますが、地上部の鉄骨は重機で次々と組み上げていくプロセスになります。

建物躯体の構築は、壁面などの完成した部品を運んできて現地で組み立てる「PC工法」が使われていました。

ここからはビルの変化が日ごとに体感できるようになるでしょう。

■低層部商業・業務・公共公益施設のイメージパース
Kosugi 3rd Avenueのイメージパース

Kosugi 3rd Avenueのイメージパース 

工事の仮囲いには、再開発ビルのイメージパースが掲示されていました。

単純な箱型ではなく、敷地内に小規模ながら広場を配置しつつ、広場から4階まで階段状になった商業施設を上がっていけるようになっています。

今後、このイメージパースが徐々に再現されていくことと思います。

■現在も残る既存ビル
既存ビル 

この再開発事業では、まだ既存の商業ビルが一部残されており、営業している店舗があります。

既存ビルで営業していた「メガネのオーサカ」は、1月31日をもって旧店舗の営業を終了し、2月7日よりイトーヨーカドー西側の仮店舗に移転しました。

同じく既存ビル内の「中華一番」については、まだこのまま営業を続ける予定です。

【関連リンク】
小杉町3丁目東地区再開発組合 Kosugi 3rd Avenue ウェブサイト
Kosugi 3rd Avenue the residence ウェブサイト
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉町3丁目地区 東地区
2018/4/24エントリ 小杉町3丁目東地区再開発の三井不動産タワーマンション「Kosugi 3rd Avenue The Residence(コスギ サード アヴェニュー ザ・レジデンス)」が発表、2020年8月下旬入居を予定
2018/6/15エントリ 小杉町3丁目東地区再開発ビル「Kosugi 3rd Avenue(コスギサードアベニュー)」建設工事が本格化、地下部分の鉄骨が組みあがり
2018/9/10エントリ 小杉町3丁目東地区再開発のワークショップスペース「Kosugi 3rd Avenue Labo」が平日カフェ営業をスタート、元住吉の「Cafe OrangeBule」などが出店
2018/12/4エントリ 「メガネのオーサカ」が2019年1月31日に現店舗の営業終了・2月7日仮店舗に移転決定、再開発ビル「Kosugi 3rd Avenue」に2020年6月オープンへ
2019/2/11エントリ 武蔵小杉の老舗「メガネのオーサカ」が再開発により仮店舗に移転、「Kosugi 3rd Avenue」での再オープンは2020年7月予定に変更

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