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2019年
07月19日

川崎フロンターレがプレミアリーグの強豪チェルシーを1-0で撃破、中村憲剛選手が決定機演出しMVPに

【Reporter:はつしも】

本日、「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2019 川崎フロンターレvsチェルシー戦」が横浜市の日産スタジアムにおいて開催されました。

61,012人の大観衆が見守る中、川崎フロンターレは激しい攻防で対等に戦いつつ、後半83分に投入された中村憲剛選手が立て続けに好機を演出。
4分後の87分、レアンドロ ダミアン選手がついに決勝点を挙げて1-0でワールドクラスの強豪・チェルシーを撃破しました。

この試合、出場時間は短いながらも試合を決定づけた中村憲剛選手が「マンオブザマッチ(MVP)」に選出されました。

■Jリーグtwitter 川崎Fvsチェルシー ハイライト動画

■ワールドチャレンジが開催された日産スタジアム
ワールドチャレンジが開催された日産スタジアム

■川崎フロンターレが1-0で勝利
川崎フロンターレが1-0で勝利

■優勝トロフィーの授与
優勝トロフィーの授与

「明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2019」は、2017年から開催されている日本プロサッカーリーグの国際親善試合です。

今回は2017・2018シーズンJ1王者の川崎フロンターレと、イングランド・プレミアリーグ2018-2019シーズン3位、UEFAヨーロッパリーグ 2018-19優勝のチェルシーという注目のカードとなりました。

■決勝点を挙げたレアンドロ ダミアン選手
決勝点を挙げたレアンドロ ダミアン選手 

決勝点を挙げたレアンドロ ダミアン選手は、元ブラジル代表でロンドン五輪得点王です。
川崎フロンターレでは前線での連携に適応途上ですが、非常にに高い「個の力」を持っています。

今回は2回の決定機を決めきれなかったところ、3度目で値千金のゴールを獲得しました。

この試合は交代枠が9名あり、両チームともそれを使い切ってほぼ選手が入れ替わりました。
そんな中、チェルシーのダビド・ルイス選手は「川崎はレベルの高い選手が多く、だれが出てきても同じ哲学手プレイしている」と川崎フロンターレを高く評価しました。
 
■72,327人収容のスタジアム
72,327人収容のスタジアム

■61,012人が来場
61,012人が来場

基本的に川崎フロンターレが迎える側、チェルシーが招待される側ですので、通常は等々力陸上競技場での開催が考えられますが、26,232人収容の同競技場ではキャパシティに限界があります。

そこで今回は横浜F・マリノスのホームグラウンドである日産スタジアムでの開催となりました。

日産スタジアムは、実に72,327人もの収容人員を誇ります。
それが今回、チェルシーという世界でも屈指のクラブを迎えてチケットが完売に至りました。

結果として61,012人が来場という、日本国内ではかなりの集客となりました。

■川崎フロンターレ側ゴール裏
川崎フロンターレ側ゴール裏

こちらが、川崎フロンターレ側のゴール裏です。
チケット完売というだけあって、日産スタジアムのスタンド上部まで観客が埋まっていました。

■チェルシー側ゴール裏
チェルシー側ゴール裏

そしてこちらが、今回観戦したチェルシー側ゴール裏です。

チェルシーサポーターだけでなくサッカーファン、川崎フロンターレサポーターも多く含まれていると思いますが、こちらでは川崎フロンターレのユニフォームや応援グッズ等は使用できません。

■小机駅でのチェルシーグッズの販売
小机駅でのチェルシーグッズ配布

■無料での応援フラッグ配布
無料での応援フラッグ配布

チェルシーの応援グッズを持っていない方も多かったと思いますが、小机駅やスタジアムではグッズ販売も行っていました。

またスタジアムの途上、チェルシーの応援フラッグが無料配布されていました。
これを使って応援していた方も多かったと思います。

■チェルシーのマスコットキャラクター
チェルシーのマスコットキャラクター

チェルシーのマスコットキャラクターは、エンブレムにも入っているライオンです。
「スタンフォード・ザ・ライオン」という名前のようです。

■チェルシーとの対戦
チェルシーとの対戦

チェルシーとの対戦

試合のタイトルに「ワールドチャレンジ」とあるように、基本的にJ1リーグのクラブが挑戦者です。
J1リーグの王者・川崎フロンターレといえどもチェルシーが格上であることは明白です。

チェルシーには「世界最高のボランチ」とも呼ばれる、フランス代表のカンテ選手(※今回は不出場)など、トップクラスの選手たちがそろっています。

また今回はチェルシーには監督交代があり、プレミアリーグの開幕1か月前ということもあって、各選手ともスターティングメンバーに名を連ねるためのアピールを必要としていました。
そのような点からも試合に臨むモチベーションは決して低くない、強度の高い試合となりました。

川崎フロンターレも一歩も引かず序盤から高い位置(相手ゴール近く)でのプレッシャーをかけ、プレシーズンながら激戦を制することとなりました。

■ワールドチャレンジ限定ユニフォーム
ワールドチャレンジ限定ユニフォーム

今回の川崎フロンターレは、「ワールドチャレンジ限定ユニフォーム」を着用していました。

Jリーグを代表して世界に挑戦するにあたり、「和」をコンセプトにネームナンバーを表現し、さらにクラブで初めてネームに漢字を採用していたのが特徴です。

■試合後の両チームの選手たち
両チームの選手たち 

世界トップクラスのチームを相手に、普段のようにボールを握って支配することは容易ではありません。

個の技術で上回られるシーンも当然ながら多々ありましたが、ハイレベルな試合を体感したこと、そして勝利を得たことは、後半戦に向けて大きな刺激になったのではないでしょうか。



■20日開催「ファン感謝デー」(写真は昨年)
川崎フロンターレ選手の登場 

一方、明日20日の等々力陸上競技場では、川崎フロンターレの後援会会員向けイベント「ファン感謝デー」が開催されます。

今週末はJ1リーグは一旦お休みで、ファンサービスの1日となる予定です。

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