新丸子の古い長屋最後の店舗「白い部屋」が閉店、隣接の「大山組」旧本社ビルとともに空き家に
【Reporter:はつしも】
新丸子駅東側の一角に、たいへん古い建物がありました。
その中でも最後まで営業を続けてきたスナック「白い部屋」が、2019年8月31日をもって閉店しました。
建物が老朽化していることもあり、今後建て替え等が想定されます。
■「白い部屋」が営業していた建物
「白い部屋」が入居していたのは、新丸子駅西側の商店街「新丸子東栄会」の路地の一角にある建物です。
ここは2階建ての長屋のようになっていまして、「白い部屋」を含めてかつては5店舗が並んでいました。
■8月末に閉店した「白い部屋」
■「白い部屋」閉店のお知らせ
その中でも最後まで営業をしていたのが「白い部屋」です。
閉店のお知らせには、理由が「お店の老朽化」であること、また45年の長きにわたり営業を続けてきたことが記載されていました。
■和菓子店「天唐(あまとう)」
先に閉店していた店舗についても、この機会に記録しておきたいと思います。
「白い部屋」の隣、建物の一番南には和菓子店「天唐」がありました。
この和菓子店は、ちょうどすぐはす向かいの「SHIBACOFFEE」に、トースト用のあんこを提供していました。
「天唐」閉店後のトースト用あんこは「菓心 桔梗屋」に切り替えになりましたが、つまり「SHIBACOFFEE」開業後、比較的近年まで営業を続けてきたわけです。
■理容店
「白い部屋」の反対側の隣は、店名はわかりませんが理容店だったようです。
理容店の看板のそばには、何か宗教の教えのような言葉が掲示されていました。
■「ダービーⅢ」
さらに隣は、「ダービーⅢ」です。
こちらはバーだったようです。
■「おくしり」
そして建物の一番北側は、「おくしり」という店舗でした。
ここは上部のひさしが割れてしまい、破片が店先に寄せられているのですが、その中には焼き鳥の絵が見つかりました。
少なくとも飲食店で、焼き鳥を提供していたことがわかります。
このように、5店舗は和菓子、スナック、理容店、バー、焼き鳥という構成で、なかなか新丸子らしい多様性のある長屋だったことがわかりました。
いつ頃まで営業していたか、あるいは店舗の内容など、詳細は確認できなかった部分が多かったですので、もしご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。
■長屋の隣の「大山組」旧本社ビル
なお、この長屋の隣は、建設会社「大山組」の本社ビルがありましたが、移転後もそのまま残されています。
隣の長屋と合わせると、それなりの面積がありますので、ひょっとしたら土地をまとめて開発される可能性もあるのかもしれませんね。
■大山組の新本社ビル
■大山ビル7階のレンタルスペース「丸子テラス」
「大山組」の本社は、旧本社より北側に新築されています。
この最上階にはレンタルスペース「丸子テラス」がありまして、2018/1/12エントリでご紹介しておりました。
同社が旧本社を塩漬けにしている理由はわかりませんが、今後の動きが注目されるところです。
■今回ご紹介した長屋のマップ
【関連リンク】
・大山組 ウェブサイト
・武蔵小杉ライフ:タウンガイド:レンタルスペース 丸子テラス
・2018/1/12エントリ 地域密着建設会社・大山組本社のレンタルスペース「丸子テラス」で、プラスケアが「暮らしの保健室」と新春アコースティックライブを1月13日(土)開催
新丸子駅東側の一角に、たいへん古い建物がありました。
その中でも最後まで営業を続けてきたスナック「白い部屋」が、2019年8月31日をもって閉店しました。
建物が老朽化していることもあり、今後建て替え等が想定されます。
■「白い部屋」が営業していた建物
「白い部屋」が入居していたのは、新丸子駅西側の商店街「新丸子東栄会」の路地の一角にある建物です。
ここは2階建ての長屋のようになっていまして、「白い部屋」を含めてかつては5店舗が並んでいました。
■8月末に閉店した「白い部屋」
■「白い部屋」閉店のお知らせ
その中でも最後まで営業をしていたのが「白い部屋」です。
閉店のお知らせには、理由が「お店の老朽化」であること、また45年の長きにわたり営業を続けてきたことが記載されていました。
■和菓子店「天唐(あまとう)」
先に閉店していた店舗についても、この機会に記録しておきたいと思います。
「白い部屋」の隣、建物の一番南には和菓子店「天唐」がありました。
この和菓子店は、ちょうどすぐはす向かいの「SHIBACOFFEE」に、トースト用のあんこを提供していました。
「天唐」閉店後のトースト用あんこは「菓心 桔梗屋」に切り替えになりましたが、つまり「SHIBACOFFEE」開業後、比較的近年まで営業を続けてきたわけです。
■理容店
「白い部屋」の反対側の隣は、店名はわかりませんが理容店だったようです。
理容店の看板のそばには、何か宗教の教えのような言葉が掲示されていました。
■「ダービーⅢ」
さらに隣は、「ダービーⅢ」です。
こちらはバーだったようです。
■「おくしり」
そして建物の一番北側は、「おくしり」という店舗でした。
ここは上部のひさしが割れてしまい、破片が店先に寄せられているのですが、その中には焼き鳥の絵が見つかりました。
少なくとも飲食店で、焼き鳥を提供していたことがわかります。
このように、5店舗は和菓子、スナック、理容店、バー、焼き鳥という構成で、なかなか新丸子らしい多様性のある長屋だったことがわかりました。
いつ頃まで営業していたか、あるいは店舗の内容など、詳細は確認できなかった部分が多かったですので、もしご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。
■長屋の隣の「大山組」旧本社ビル
なお、この長屋の隣は、建設会社「大山組」の本社ビルがありましたが、移転後もそのまま残されています。
隣の長屋と合わせると、それなりの面積がありますので、ひょっとしたら土地をまとめて開発される可能性もあるのかもしれませんね。
■大山組の新本社ビル
■大山ビル7階のレンタルスペース「丸子テラス」
「大山組」の本社は、旧本社より北側に新築されています。
この最上階にはレンタルスペース「丸子テラス」がありまして、2018/1/12エントリでご紹介しておりました。
同社が旧本社を塩漬けにしている理由はわかりませんが、今後の動きが注目されるところです。
■今回ご紹介した長屋のマップ
【関連リンク】
・大山組 ウェブサイト
・武蔵小杉ライフ:タウンガイド:レンタルスペース 丸子テラス
・2018/1/12エントリ 地域密着建設会社・大山組本社のレンタルスペース「丸子テラス」で、プラスケアが「暮らしの保健室」と新春アコースティックライブを1月13日(土)開催