三菱ふそう川崎工場跡地に大和ハウス工業が大規模物流施設を計画、商業・生活サービス施設、屋上スポーツ施設を併設
【Reporter:はつしも】
2017/2/25エントリにおいて、三菱ふそうが中原区西加瀬の「川崎工場第二敷地」約10万平米を大和ハウス工業に売却したことをお伝えしました。
その後大和ハウス工業が再開発計画を進めてきましたが、このたび同社が設立した「武蔵小杉特定目的会社」が「(仮称)西加瀬プロジェクト」と称し、「大規模物流施設」の建設を行うことが明らかになりました。
この物流施設には「地域共存施設」として低層の一部に店舗、屋上にはスポーツ施設、隣接して公園が併設される計画となっています。
本計画はたいへん大規模なものであることから、環境アセスメントの手続きが2019年11月27日に公告され、環境影響評価方法書の縦覧が始まりました。
■「(仮称)西加瀬プロジェクト」
※川崎市報道発表資料より
三菱ふそうトラック・バスは、中原区大倉町に「川崎工場第一敷地」を、中原区西加瀬に「第二敷地」を保有していました。
「第一敷地」においては地域貢献イベントとして毎年「ダイムラー・グループファミリーデー」を開催しており、2016/11/27エントリでご紹介させていたいております。
「第二敷地」はすでにお伝えした通り大和ハウス工業に売却され、開発部門の移転などが行われています。
■「(仮称)西加瀬プロジェクト」の建築計画概要
「(仮称)西加瀬プロジェクト」では、約93,685平米の土地に、約47,880平米の大規模物流施設が建設されます。
この施設は7階建てで、前掲の図の通り一部が商業・生活サービス等の地域共存施設となっています。
この地域共存施設はそれほど大規模とはいえないようですが、屋上のスポーツ施設はそれなりの面積がありそうです。
現段階では内容はわかりませんが、テニスやフットサル場などを期待される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
公園広場は、約6,040平米の広さがあります。
■「川崎製作所第二敷地」の施設
■三菱ふそうトラック・バス等の事業場マップ
大規模物流施設となると、環境アセスメントとしては交通量の増加がポイントになるものと思われます。
環境アセスメントの詳細につきましては、関連リンクをご参照ください。
【関連リンク】
・川崎市ウェブサイト 西加瀬地区のまちづくり
・川崎市報道発表資料 武蔵小杉特定目的会社が(仮称)西加瀬プロジェクトに関する環境アセスメント手続に着手しました
・2016/11/27エントリ 武蔵小杉視点で巡る、三菱ふそう川崎工場の「2016ダイムラー・グループ ファミリーデー」開催レポート
・2017/2/25エントリ 三菱ふそうが中原区西加瀬の「川崎工場第二敷地」約10万平米を大和ハウス工業に売却、2019年3月以降に大規模開発を実施へ
・2017/8/15エントリ 三菱ふそうトラック・バス川崎工場が「福島ひまわり里親プロジェクト」でヒマワリを栽培中、育てた種はふたたび福島へ
・2017/8/18エントリ 時代の波に消えた、市ノ坪の強豪「三菱ふそう硬式野球部」と、グラウンド跡地にオープンした「新・川崎住宅公園」
2017/2/25エントリにおいて、三菱ふそうが中原区西加瀬の「川崎工場第二敷地」約10万平米を大和ハウス工業に売却したことをお伝えしました。
その後大和ハウス工業が再開発計画を進めてきましたが、このたび同社が設立した「武蔵小杉特定目的会社」が「(仮称)西加瀬プロジェクト」と称し、「大規模物流施設」の建設を行うことが明らかになりました。
この物流施設には「地域共存施設」として低層の一部に店舗、屋上にはスポーツ施設、隣接して公園が併設される計画となっています。
本計画はたいへん大規模なものであることから、環境アセスメントの手続きが2019年11月27日に公告され、環境影響評価方法書の縦覧が始まりました。
■「(仮称)西加瀬プロジェクト」
※川崎市報道発表資料より
三菱ふそうトラック・バスは、中原区大倉町に「川崎工場第一敷地」を、中原区西加瀬に「第二敷地」を保有していました。
「第一敷地」においては地域貢献イベントとして毎年「ダイムラー・グループファミリーデー」を開催しており、2016/11/27エントリでご紹介させていたいております。
「第二敷地」はすでにお伝えした通り大和ハウス工業に売却され、開発部門の移転などが行われています。
■「(仮称)西加瀬プロジェクト」の建築計画概要
主要用途 | 物流倉庫及び店舗等 |
建築敷地面積 | 約93,685平米 |
建築面積 | 約47,880平米 |
延べ面積 | 約213,200平米 |
建物階数 | 7階 |
建物高さ | 約52m |
駐車場・駐輪場 | 駐車場約870台、駐輪場約550台 |
「(仮称)西加瀬プロジェクト」では、約93,685平米の土地に、約47,880平米の大規模物流施設が建設されます。
この施設は7階建てで、前掲の図の通り一部が商業・生活サービス等の地域共存施設となっています。
この地域共存施設はそれほど大規模とはいえないようですが、屋上のスポーツ施設はそれなりの面積がありそうです。
現段階では内容はわかりませんが、テニスやフットサル場などを期待される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
公園広場は、約6,040平米の広さがあります。
■「川崎製作所第二敷地」の施設
■三菱ふそうトラック・バス等の事業場マップ
大規模物流施設となると、環境アセスメントとしては交通量の増加がポイントになるものと思われます。
環境アセスメントの詳細につきましては、関連リンクをご参照ください。
【関連リンク】
・川崎市ウェブサイト 西加瀬地区のまちづくり
・川崎市報道発表資料 武蔵小杉特定目的会社が(仮称)西加瀬プロジェクトに関する環境アセスメント手続に着手しました
・2016/11/27エントリ 武蔵小杉視点で巡る、三菱ふそう川崎工場の「2016ダイムラー・グループ ファミリーデー」開催レポート
・2017/2/25エントリ 三菱ふそうが中原区西加瀬の「川崎工場第二敷地」約10万平米を大和ハウス工業に売却、2019年3月以降に大規模開発を実施へ
・2017/8/15エントリ 三菱ふそうトラック・バス川崎工場が「福島ひまわり里親プロジェクト」でヒマワリを栽培中、育てた種はふたたび福島へ
・2017/8/18エントリ 時代の波に消えた、市ノ坪の強豪「三菱ふそう硬式野球部」と、グラウンド跡地にオープンした「新・川崎住宅公園」