(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(北)の計画図
リエトコート武蔵小杉とシティハウス武蔵小杉の間に建設される
オフィスビル、「(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(北)」ですが、現在
現地に「建築計画のお知らせ」と並んで計画図が掲示されてい
ます。
■(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(北) 建築計画のお知らせと計画図
計画図には、敷地計画のほか、東西南北の立体図と、断面図に
よるフロア構成が記載されています。
■(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(北) 敷地計画
こちらが敷地全体の図面になりますが、敷地の東西に歩道状空地
(4m)、北側に広場状空地(600㎡)が設置されます。北側の広場状
空地は多少広めになっており、建物の最北端は3階までとなって
います。
大きな建物を建設する場合、日照に配慮するため、北側に余裕を
持つのは一般的ですね。また、横須賀線新駅の駅前でもあること
から、駅前のオープンスペースを確保したものでしょう。
■(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(北) 西側立体図
都市計画道路 武蔵小杉駅南口線に面した、このビルの「表側」の
立体図です。4階以上はガラス張りになっているように見えます。
南側3階までは少し広場状空地に出っ張っているのがわかりますね。
■(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(北) 東側立体図
こちらはシティハウス武蔵小杉に面した、このビルの「裏側」の
立体図です。こちら側は主に階段・エレベーター・通路として利用
され、各階1箇所小窓のみが設置されているようです。
これは、シティハウス武蔵小杉との距離がかなり近いため、住居
とのお見合いを避けたものではないかと思います。
■(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(北) 南北立体図
続いて、南北の立体図ですが、南北はいずれもガラス張りに
なっているようですね。南北から見るとビルは結構細く、板状の
建物であることがわかります。
■(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(北) 東西断面図
最後は東西から見た断面図で、フロア構成がわかります。1階が
店舗、2階から14階がオフィスとなるものです。また、エントランス
ホールは1~2階吹き抜けになっています。
・・・ということで、大体オフィスビルの概要は判明したかたちになり
ます。エレベーターや階段、通路、トイレなどの共用スペースを
考えると、さほど大きくはないオフィスですね。
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ただしこれは、1フロア100坪(330㎡)程度を基準としているため、
建築面積が2,197.30㎡の(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(北)には
ちょっと当てはまらないようです。
(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(北)のオフィスとしてのグレードは
わかりませんが、どういった企業が入居するのでしょうね。場所柄、
NECグループの企業などが入居しそうな感じはしますが・・・。
■「(仮称)武蔵小杉新駅前ビル(北)」現地俯瞰(写真中央)
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2008/5/28エントリ 中丸子地区に14階建てオフィス・商業ビル公表