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2020年
01月08日

武蔵小杉再開発地区初の大規模修繕工事:レジデンス・ザ・武蔵小杉で外壁修繕のエレベーターが稼働

【Reporter:はつしも】

武蔵小杉新駅前の分譲マンション「レジデンス・ザ・武蔵小杉」の大規模修繕工事が着工されたことを、2019/9/2エントリでお伝えしました。

その後工事が進みまして、外壁の修繕等を行うエレベーターが設置され、作業が行われています。

■エレベーターが設置されたレジデンス・ザ・武蔵小杉
エレベーターが設置されたレジデンス・ザ・武蔵小杉

「レジデンス・ザ・武蔵小杉」は、コスモスイニシアの分譲より2007年8月に竣工した武蔵小杉再開発地区の最初の大規模マンションです。

24階建て・高さ76.25m、389戸という規模を有しています。

■外壁を上下するエレベーター
外壁を上下するエレベーター

外壁を上下するエレベーター

外壁を上下するエレベーター 

マンションの大規模修繕工事では、建物躯体をすっぽり覆う足場が組まれて、外壁の修繕等を行うことが多いように思われます。

ただ、レジデンス・ザ・武蔵小杉ほどの規模になりますと、足場ですべて覆うにはかなりの高さが必要で、足場の下部にかかる荷重もたいへんなものになります。

そのようなこともあってか、レジデンス・ザ・武蔵小杉においては、外壁全体を上下するエレベーターが設置されました。

高層ビルの窓掃除では、よくワイヤーで吊るされた「ゴンドラ」が登場しますが、これは安定して上下動をするためのレールが設けられています。

ゴンドラというよりは、エレベーターといった方が良さそうです。

■低層マンションで使われる足場
低層マンションの大規模修繕工事

参考までにこちらは、南武沿線道路沿いで行われていた低層マンションの大規模修繕工事です。
6階建て程度かと思いますが、この規模ですとエレベーターではなく、全体を足場で覆っての工事となりますね。

■最上部に待機状態のエレベーター
最上部に待機状態のエレベーター

このエレベーターは、工事を行っていないときに窓を塞ぐとお住まいの方の邪魔になりますので、待機時は最上部に停止しています。

最上階のバルコニーからは少々圧迫感もあるかもしれませんが、工事中はやむを得ないところでしょう。

■低層部の足場
低層部の足場

なお、低層部では、一部足場が組まれているところもあります。

今後の工事進捗により歩道や歩道状空地が使用できなくなる可能性がありますので、あらかじめ沿道で告知されていました。

■大規模修繕工事のお知らせ
大規模修繕工事のお知らせ 

この工事は2020年6月30日まで予定されていますので、まだまだ序盤というところです。

外からは外壁工事くらいしか見えませんが、実際には内部的な工事も行われているでしょうし、マンションの規模に応じた大プロジェクトといえるかと思います。

【関連リンク】
武蔵小杉ライフ:再開発情報:小杉駅東部地区 レジデンス・ザ・武蔵小杉
2008/2/10エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉からの眺望(1)
2008/2/13エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉からの眺望(2)
2008/2/16エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉からの眺望(3)
2008/2/19エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉からの眺望(4)
2008/2/22エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉からの眺望(5)
2009/7/7エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉の七夕ライトダウン
2010/5/20エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉の窓掃除
2010/9/23エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉の屋上パノラマ
2010/12/17エントリ 武蔵小杉の「ひと」(6):レジデンス・ザ・武蔵
小杉(前編)

2010/12/18エントリ 武蔵小杉の「ひと」(6):レジデンス・ザ・武蔵 小杉(後編)
2012/9/3エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉から見た、東京機械製作所玉川製造所解体工事
2013/4/24エントリ レジデンス・ザ・武蔵小杉から見た、「(仮称)アリオ武蔵小杉」「シティタワー武蔵小杉」建設工事
2019/9/2エントリ 武蔵小杉再開発最初の大型マンション「レジデンス・ザ・武蔵小杉」の大規模修繕工事が本日着工、再開発は維持・管理のステージへ

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