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2020年
01月09日

川崎フロンターレが川崎大師必勝祈願から2020シーズン始動、武蔵小杉では挨拶回りに大島僚太選手・バナナ隊長脇坂泰斗選手が登場

【Reporter:あさお&はつしも】

本日、川崎フロンターレの2020シーズンが始動しました。
川崎大師において恒例の「必勝祈願」が行われるとともに、選手たちが川崎市内各商店街を手分けして回る「新年ご挨拶回り」が実施されました。

またこれとあわせて、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店など市内商業施設において「かわさき応援バナナ」選手販促活動が行われました。

武蔵小杉の商店街では大島僚太選手がサイン会を開催したほか、イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店には脇坂泰斗選手が来店して「かわさき応援バナナ」の販促活動を行いました。

■川崎大師
川崎大師

川崎フロンターレでは、年明けまでに各選手の契約更新や新入団契約を終え、新シーズンを戦うチームで川崎大師を訪れ、必勝祈願を行うのが恒例になっています。

今年も1月8日に一通りの契約更新等が発表され、本日9日の必勝祈願を迎えました。

■川崎大師での護摩祈祷(前列左が鬼木監督、右が小林悠選手)
川崎大師での護摩祈祷

川崎大師での護摩祈祷

川崎大師での護摩祈祷

必勝祈願では、川崎大師の本殿内に選手・監督らが集まり、燃え盛る炎の前で護摩祈祷を行います。

最前列には鬼木監督と、キャプテン(※2020シーズンは未発表です)小林悠選手が並んで、祈祷が始まるまでは談笑をしていました。
これは後で伺うと、年末年始の旅行などの世間話であったということです。

祈祷ののちにお札を受け取って、退出となります。

■鬼木監督取材
鬼木監督インタビュー

必勝祈願に続いて、川崎大師の事務所内で囲み取材となりました。
最初は鬼木監督です。

「リーグ優勝をもう一度したい。まずはリーグを取ること。複数タイトルはまだとっていないので、そこを目指したい」

鬼木監督はそう目標設定したうえで、チームの戦術については、

「システムについては選手にもまだ話していませんが、そういう概念を取っ払って、面白いサッカーがやれれば」

と語りました。

■小林悠選手取材
小林悠キャプテンインタビュー

続いての取材は、小林悠選手です。
まずはチームとしての課題を語ります。

「毎年スタートダッシュで躓くというのがあるので。そうならないよう勝ち点を積み上げていくこと」

そして個人としての目標は、やはり得点王でした。

「個人としては、やはり得点王を取りたい。何点という具体的な数字はないが、20点取れれば、おのずと見えてくると思います」

なお、鬼木監督・小林悠選手ともに「初夢は見なかった、もしくは覚えていない」ということでした。

■本殿前の必勝だるまと、ふろん太・カブレラ
本殿前での記念撮影

本殿前での記念撮影

本殿前には最初に必勝だるまと、マスコットキャラクターのふろん太・カブレラが登場しました。

昨年の必勝だるまは「三連覇」でしたが、今年は「王者奪還」です。

■本殿前での記念撮影
本殿前での記念撮影

■拡大用写真
拡大用写真
※クリックで拡大します。

記念写真は全員を枠に入れると小さくなりますので、昨年同様拡大用写真を掲載しておきます。
クリックまたはタップでご覧ください。

2017・2018シーズンの川崎フロンターレはJ1リーグを連覇しましたので、2018年・2019年の必勝祈願には優勝銀皿「シャーレ」がありました。

2019シーズンは残念ながらリーグ4位に終わったものの、「ルヴァンカップ」で初のカップ戦タイトルを獲得しています。

来年はまた、シャーレをここに持ってこられるとよいと思います。

■前十字靭帯損傷によりリハビリ中の中村憲剛選手(前列右)


川崎フロンターレのバンディエラ(生え抜きの中心選手)・中村憲剛選手は今季18年目のシーズンを迎えます。
昨シーズン終盤に前十字靭帯損傷の大けがを負い、現在は復帰に向けてリハビリ中です。

もちろんまだまだ不自由な部分はあるでしょうが回復は順調ということで、日常的な歩行、階段の昇降などは不自由がなさそうでした。

中村選手は今年10月31日に40歳となりますが、もともとフィジカル押しではありません。
フィールドを俯瞰したような視野の広さとパスセンスが持ち味ですから、また等々力陸上競技場で高いパフォーマンスを発揮できるのではないかと思います。

■新戦力・神谷凱人選手
新戦力・神谷凱人選手

こちらは新戦力、東海学園大学から入団した神谷凱人選手です。
主戦場は左サイドバックで、全日本大学選抜の経験もある有力プレイヤーです。

東海学園大学自体が攻撃的なスタイルのサッカーですから、サイドバックが高い位置から攻撃参加する川崎フロンターレにはフィットしやすいのではないでしょうか。

■今季活躍を期する選手たち
登里享平選手・下田北斗選手ら 

そして新戦力だけでなく、昨年定位置を掴めなかったものの、実力の高い選手も多く在籍しています。

ボランチの下田北斗選手(前列右側)は、同ポジションに大島僚太選手・田中碧選手・守田英正選手と日本代表クラスの選手がひしめいており、大変高いレベルでの競争となります。

一度に出場できるのは11人ですが、その座を獲得すべく、各選手ともにこの川崎大師の必勝祈願から今シーズンのスタートとなります。



■法政通り商店街・大島僚太選手のサイン会
法政通り商店街・大島僚太選手のサイン会

法政通り商店街・大島僚太選手のサイン会
 
川崎大師での必勝祈願が終わると、各選手が川崎市の各商店街に散らばって「新年ご挨拶回り」を行います。

武蔵小杉は日本代表にも選出された大島僚太選手が担当しまして、法政通り商店街でサイン会を実施していました。

■商店街での挨拶回り「レディースファッションアラセ」
 法政通り商店街・大島僚太選手の挨拶回り

■法政通り商店街での挨拶回り「でんきのはくおう」
法政通り商店街・大島僚太選手の挨拶回り

サイン会のあとは、商店街のサポートショップ(後援組織に加入している店舗) をめぐる挨拶回りです。

各店舗で記念撮影や、飲食店では食事をしたりしながら武蔵小杉の街を回っていました。

 ■向河原での中村憲剛選手サイン会 
向河原・中村憲剛選手のサイン会

向河原・大島僚太選手のサイン会

中村憲剛選手は、向河原に登場です。
前述のとおりひざのリハビリ中のため、サイン会のみとなりました。

それでも関節が固くなりやすい寒い中に参加をしてくれたことで、地域の方も喜んでいたようです。

 ■イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店の脇坂泰斗選手
イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店のバナナ隊長・脇坂泰斗選手

そして「新年ご挨拶回り」と並行して、「かわさき応援バナナ」の選手販促活動が毎年実施されています。

売り上げの一部が等々力陸上競技場整備資金になる「かわさき応援バナナ」を購入すると、選手との記念撮影や握手ができるというものです。

イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店には、2018年の車屋紳太郎選手、2019年の家長昭博選手に続き、今年は脇坂泰斗選手が登場しました。

脇坂選手の主戦場はトップ下で、昨シーズンはサイドバックでの出場もありました。
テンポの良いパス供給、また精度の高いミドルシュートからの得点力が魅力です。

川崎フロンターレのトップ下といえば中村憲剛選手ですが、今シーズンはリハビリ中のため、復帰は夏ごろまでかかるとされています。
その分、脇坂選手にはフロンターレの攻撃のスイッチを入れる役割として、大きな期待が寄せられているところです。

■優しい笑顔の脇坂選手
優しい笑顔の脇坂選手

脇坂選手といえば、昨年「あさお青玄まつり」でのサッカー教室に参加されていた様子をお伝えしました。
子どもたちへの接し方もフレンドリーで、優しい笑顔が女性にも人気です。

■「あさお青玄まつり」サッカー教室での脇坂選手
「あさお青玄まつり」サッカー教室での脇坂選手
 
今回ご紹介した以外にも、川崎市の各商店街を選手たちが訪れ、サポートショップを中心にさまざまな交流活動を行いました。

このような地道な活動が地域の応援者を増やし、川崎フロンターレの選手を後押しする力になっているのだと思います。
 
J1リーグのタイトル奪還、ルヴァンカップの連覇や天皇杯の初制覇に向けて、また新たなスタートとなります。

【関連リンク】
川崎フロンターレ ウェブサイト
武蔵小杉ブログ 川崎フロンターレ関連エントリ
2019/1/15エントリ 川崎フロンターレが2019シーズン始動:川崎大師で必勝祈願、武蔵小杉にはバナナ隊長・MVP家長昭博選手や新年ご挨拶回りの田中碧選手らが登場
2019/11/10エントリ 「第10回あさお青玄まつり」が川崎フロンターレ麻生グラウンドで開催:脇坂・守田両選手がサッカー教室参加、田中碧選手が来年退寮を表明

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